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モーターサイクル・ダイアリーズ
を見てから、その後のゲバラの映画がぜひ見たいと思ってました。

アルゼンチンからオンボロバイクにまたがって南米の旅をしたエルネスト・ゲバラ。
あの旅で、ゲバラは南米の圧政に苦しむ貧しい人々を救いたいと決心したよう?でした。

若き24歳の 医者を目指していたエルネストが、髭面で精悍な顔つきになって、みんなにチェ!と呼ばれるほど親しみを持たれるようになっていた28歳。

バチスタ政権を相手にゲリラ戦を展開していく様子は
まるで、私自身もジャングルと湿地帯を ゲバラの行軍と一緒に歩いているような気分になるほど、
映画的というより、ドキュメンタリー風な、そっけない?風景が続いていきます。

ジャングルの藪蚊に悩ませられる姿もなく、喘息に苦しむ姿もあまりこちらには伝わってきません。(本当はもっと辛かったに違いありません)

フィデロ・カストロとのご対面も盛り上げることなく、ただフィデル演じる役者さんのしゃべり方がそっくりで情熱とエネルギーを感じ取ることができました。
フィデルより弟のラウルとの交流が多かったというところも映画でよく伝わってきました。
いろんなエピソードでも優しい面も感じられます。

途中途中差し込まれる国連でのインタビュー。
これが、この映画をドキュメンタリータッチに思わせられる一番の要因かもしれません。

監督の“冷静さ”が伝わってくるようでした。

“冷静さ”は、チェ・ゲバラというカリスマ的な人物を英雄視せず、客観的に映画化したいという思いがあったのでしょうか。

規律を破った仲間たちに厳しい処罰を下した面も持っていたフィデルとゲバラ。
どうしても血なまぐささが漂ってきます。
でもその厳しさは、一般人にとって信頼を集めていくものでもありました。

ドキュメンタリータッチという部分が、見ている方も客観的に考え、
ゲバラはどういう人物かと想像もできる余地も与えてくれて、そこは良かったかと思います。

国連の部分は、ゲバラの演説のすばらしさも感じられて興味津々でした。
演説を終えた後、会場では惜しみない拍手が沸き起こってました。


キューバ革命の成否を分けた市街戦は見ごたえありました。

でも、物足りない・・。

それは、アルゼンチン人であるゲバラがついにはキューバ人となりキューバのために革命を起こした過程
その底にある祖国への想い。
を、もう少し掘り下げて欲しかったかもしれません。

とにかくバチスタ政権だろうが、アメリカだろうが、圧政を許さないゲバラの姿勢。
もっとゲバラのことが知りたくなります。

そこは、後編の『チェ・39歳別れの手紙』に期待することにしましょう


上映時間 132分
製作国 アメリカ/フランス/スペイン
公開情報 劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ=日活)
初公開年月 2009/01/10


監督: スティーヴン・ソダーバーグ
製作: ローラ・ビックフォード
ベニチオ・デル・トロ

脚本: ピーター・バックマン
音楽: アルベルト・イグレシアス

出演: ベニチオ・デル・トロ   エルネスト・チェ・ゲバラ
    デミアン・ビチル     フィデル・カストロ

閉じる コメント(16)

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モーターサイクル・ダイアリーズと関連性があるとは
知りませんでした。どっちを先に見た方がいいかな??
やっぱり先に「チェ・・・」を見たいな〜

2009/1/14(水) 午後 0:40 dance 返信する

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僕もモーターサイクル・ダイアリーズを観ていたので、この映画は興味深く観させていただきました。TBお願いします。

2009/1/14(水) 午後 2:03 mossan 返信する

danceさん、モーターサイクル〜とこちらとは全然タイプの違う映画なので、「チェ〜」が先でも大丈夫ですよ〜。
私の感想は気にしないでくださいね!!(すみません。)
感想楽しみにしてますね!

2009/1/14(水) 午後 5:15 iruka 返信する

mossanさん、後編が楽しみですね。もうすぐですね。
後編を見ないことには ですね。

2009/1/14(水) 午後 5:19 iruka 返信する

これは見ないとイカンですね。
でも、後編との関係で上映期間が短いようです。
嗚呼どうしたものか…

2009/1/14(水) 午後 5:38 ホンキー 返信する

ホンキーさん、う〜〜ん。DVDでもいいかも・・?
全後編一気上映もあるかもよ〜?
(時間的にないか 笑)

今日は「ヘルボーイ」行ってきました。
こちらは映画館がオススメですよ〜。

2009/1/14(水) 午後 5:49 iruka 返信する

実は今、ベネズエラはアメリカを批判し始め、キューバと急接近していますよね。。時代を経て、彼の思いが、着実に南米へも届いているのでしょうね。。後編が楽しみですね(^^)

2009/1/14(水) 午後 8:21 sei 返信する

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ほんとそうですね。ちょっと冷静すぎる作品かもしれません。
アルゼンチン人であるゲバラがキューバ革命を起こした・・
これは彼が大国が牛耳り、搾取することを嫌っていたからで南米全部を救いたいから・・だと思いますが、そこのところの描きこみが確かに少なく、わかりにくいですね。
TBさせてください。

2009/1/14(水) 午後 11:17 car*ou*he*ak 返信する

seiさん、ベネズエラ、そうなのですか。すみません。勉強不足です。彼の南米への思い。いつかかなうといいですね。
またいろいろ教えて下さいね。
勉強していきたいです。

2009/1/15(木) 午前 7:53 iruka 返信する

Cartoucheさん、そうですね。南米全部を救いたいという思いですね。これからフィデルに別れをつげて、独自にやっていくところ、
見るのが辛そうだけど、ちゃんと目を見開いてみてみたいです。
TBありがとうございます!

2009/1/15(木) 午前 7:56 iruka 返信する

普段のトロと違い、なりきっていたし、減量しての役作り素晴らしいですね!
ゲバラを知る良いきっかけの作品でした。続編も楽しみです!トラバお返しさせて下さいね^^

2009/1/15(木) 午後 5:50 くるみ 返信する

くるみさん、トロ減量してましたね。誰かが言ってたけど、私も時々古谷一行に見えて困った?りしました(笑)
すぐに続編が見られるのでうれしいです。
TBありがとう♪

2009/1/15(木) 午後 7:56 iruka 返信する

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「モーターサイクル・ダイアリーズ」が好きな作品だけに、こちらは少し残念でした。おっしゃる通り、もう少し掘り下げて欲しかったですね。感情的な部分も伝わり難かったと思います。この監督はこういう作風なので、仕方ありませんね。結構評論家受けしそうではありますが…。
続編は描き方も少し違うと聞きましたので、もう一度この監督にチャレンジしてみたいと思います。

2009/1/17(土) 午後 10:06 出木杉のびた 返信する

のびたさん、映画としては??な映画でした。
実際の映像ではないからドキュメンタリーでもないし。
あー、もやもやとした気持ちがまだ残ってます。
昔観た「ガンジー」くらいの大作にして欲しいというところが正直な感想ですね。まぁ後編を見てから・・ですね!

2009/1/18(日) 午前 6:46 iruka 返信する

後編が始まると前編の上映は終わるのでしょうか・・・。
前編と後編を一気に見るのもいいかも!と思っているのですが・・・。

2009/1/20(火) 午前 1:06 [ 風に吹かれて ] 返信する

sinさん、一気の方がいいかも知れません。
私はどうも未消化で。
でもレッドクリフと違ってすぐに後編の上映があるので楽しみにしてます。好きな人(笑)を見るのは楽しいです。

2009/1/20(火) 午前 8:04 iruka 返信する

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