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(C) 木内一裕 / 講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会

カンヌ映画祭コンペ部門選出!
世界が選んだエンターテインメント『藁の楯 わらのたて』特集

『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズで知られる漫画家の木内一裕の小説家としてのデビュー作品を、三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。凶悪な殺人犯に10億円の懸賞金がかかり、犯人を移送することになった刑事たちの緊迫した道程をスリリングに描く。正義とは何かと揺れる思いを抱きながら、命懸けで犯人を移送する警視庁警備部SPを演じるのは大沢たかおと松嶋菜々子。少女を惨殺した殺人犯には藤原竜也がふんする。常に油断できない展開であっといわせる三池監督の演出が、サスペンスで生かされることが期待できる。[もっと詳しく]
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 ネタばれややあり
 
 
 
今日、『藁の楯』を観てきました。
 
私はすごく面白い!と思いました。
 
それは今の世の中を反映しているかと思ったから。
それと、大掛かりな撮影がスリリングでハラハラどきどき。
最初の方はハリウッドの映画のようでした。
 
物語
少女への強姦及び殺害するという血も涙もないような殺人犯です。
 
この手の加害者は共通して、少女にしか興味を示さない。
いわば、異常人物ですね。
 
福岡から東京まで、この犯人を移送するにあたって、護衛に当たらなくてはならなくなったSPと警察官。
それは、
「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます。」
という広告が日本中のメディアに流れたから。
広告主は財界の大物・蜷川(山崎努)。
孫娘を、清丸(藤原竜也)に惨殺された恨みから。
 
警視庁警備部のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)を
 含む5人のSPと刑事が移送の護衛にあたることになったのです。
 
 
10億という懸賞金。
 
一番危険なのは実は、身近な人物であったというところが、まず面白い。
 
誰も信用できない。
 
移送中、次々と襲い掛かってくるのを喰い止める彼ら。
 
移送手段も、飛行機を使おうとしていたのが、内部の人間によって飛行機に細工がされているのが発覚し、
車両、新幹線と手を変えていく。
 
絶対に移送手段がもれないハズなのに、「蜷川サイト」には位置がもれている!!
 
一体、誰がもらしているのか!!
 
 
観ている私たちは、画面の中の人物を食い入るように見る。
 
まさか、主人公のSPの銘苅(大沢たかお)??
それは、ないでしょ。では、白岩(松嶋菜々子)??
 
ありえるかも〜。
疑惑が疑惑を呼ぶ。
 
だんだん時間と共に、情報を漏らしている人物が知れてくると同時、
 
この凶悪犯人が、いかに人間の「くず」と呼ぶにふさわしい人物かと知ることにもなる。
 
だんだん、私まで、「何でそこまで守るの!」と言いたくなってくるのだ。(心の中でだけど)
 
ちょっと有りえない、と思いつつも引き込まれます。
 
これは、BGMの力も大きいのかもしれないですね。
要所、要所で、音楽が効いていました。
 
そして、凶悪犯を演じる、藤原竜也!!
 
童顔ともいえる、端正な顔に秘めた、人をあざ笑うような表情。
これは、大沢たかおや、松島菜々子演じるSPでなくても、殺したくなる。
 
そのためにソンをしてしまったのが、松島菜々子だと思いました。
せっかくの美貌がかすんでしまったような。。
違う女優さんでも良かったかなー。な〜んて。
 
 以下ネタばれあり
それはさておき、
 
物語の方へ。(すみません。長くなりそうなので、スルーしてください)
 
 
大沢たかお演じるSPが、なぜにここまでこの「クズ」を守ろうとしたのかが、
最後の最後に、なんとなくではあるが分かるようになっていた演出がすばらしいと思いました。
 
 
彼は彼なりの美学が。(美学という言葉がふさわしいのか?)
 
一番、お前を殺したかったのは自分だ、と叫ぶシーンがあります。
 
亡くなった妻との会話は実は架空の作り話。
 
「生きていく理由が見つからないから。」だというセリフが心に残ります。
 
自分なりのモチベーションを維持していくためー。
 
日本国中が、まるで、ゾンビのごとく、犯人を殺害しようとする、もしくは、野次馬根性で、見ている。
 
これって、もしかしたら、実際に起こりうることかもしれません。
 
もう、こうなったら世紀末ですね。
 
 
突っ込みどころは多いけれど、私は傑作映画だと思いました。
 
 ****
 
貧困による犯罪。(これは、凶悪犯を殺して報奨金を得ようとした一般市民)
 
なんだか、リアルでした。
 
 
 
私は 蜷川が犯人に報奨金をかけて殺害しようとした理由に、犯人に、孫娘が受けた恐怖を味わせてやりたかった、という設定があったなら、もっと良かったのに、と思いました。
あっ、東野圭吾の『さまよえる刃』になっちゃいますね。^^;
 
 でも、前半が良かっただけに、ラストの方になっていくと息切れしてしまったように見えたのですが、
どうでしょう。
 
山崎努、老いての迫真の演技でした。
 
見終わってから、いろいろ考えさせられました。
 
これ、アメリカあたりでリメイクされるかもしれませんね。
 
 

閉じる コメント(6)

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不条理の条理ですね〜
うーんirukaコレクションじゃなぁ〜
機会があったら観てみます〜

2013/5/1(水) 午後 11:22 ツキ

ツキさん
息子のお友達は「つまんなかった」って言っていたそうです。
ツッコミどころが多いから、きっとその点でどうかとも思いますが、
私は一見の価値があるかと思いました。
もし機会があってごらんになりましたら、感想お聞かせくださいね!

2013/5/2(木) 午前 8:02 iruka

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確かに「アメリカ」っぽい話ですよね。バディのロード・ムーヴィーとも受け取れるし。
追跡装置はもしかして清丸の手錠?なんて思ったりしてしまいました
余貴美子のタクシー・ドライバーのような人だって沢山いると思いたいですよね。
TBさせてくださいね。

2013/5/2(木) 午後 1:00 アンダンテ

アンダンテさん
私も!!>手錠
ちょっと実際にはあり得ないような設定ですが、それを忘れさせてくれるような面白さ、ありました。
そうですね。みんながみんな、お金に目がくらむとは思いたくないですね。
トラバ、ありがとうございます。

2013/5/2(木) 午後 5:40 iruka

アバター

これはエンタメとしてもとても面白くて、内容的にもいろいろと考えさせられるところがあって、素晴らしい作品だと思いました。
僕も貧困に喘いでいるので、お金くれるなら、何しでかすかわかりませんよ、フフフフフ…(←誰に言ってるのだ)。
クズを守る五人の見せ場がそれぞれにあったところも良かったです。
ポチ&TB。

2013/5/8(水) 午前 5:49 出木杉のびた

のびたさん
これ、スカっともしないし、嫌〜な気持ちにもなりますが、面白かったですよね!
あはは。「同情するなら金をくれ」あのドラマ思い出します〜。(笑)
>五人の見せ場
ほんとですね。皆さん、見せ場ありました!!

私、ここだけの話、この映画を観ながら、黒澤監督の『天国と地獄』『野良犬』思い出しました。
重なってくるシーンがあるんです。でも、ここだけの話です。
私だけの感じたことかも?ポチありがとうございます。

2013/5/8(水) 午前 7:45 iruka

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