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千葉県市川市にある東山魁夷記念館です。
「中山法華経寺」の近くにあります。
何だかローカルな話題ですみません。
閑静な場所にあります。
東山魁夷画伯が生涯の大半を過ごしたゆかりの地、市川市に建てたれた記念館です。(2005年11月開館)
会館の学芸職員の方が一枚、一枚丁寧に解説してくださって、わかりやすかったです。
入館料500円は安い!
絵の特徴や、描かれたいきさつや、画伯のこと、いろいろ教えていただきました。
画伯は生涯においてさまざまな旅をしてきたこと、
皇居新宮殿の障壁画を描くために、日本の海をめぐったこと。
たくさんの海の絵が展示されてました。
寄せては消える波のあわ。
それを絵に描きとめた画伯。
たくさんの山の絵もありました。
日本の山と中国の山の雰囲気の違う面白さも観てとれました。
唐招提寺障壁画制作にあたって、墨絵をたくさん描いて、
行き着いた先が黒の世界だったそうです。
黒一色で、濃淡を出した山の絵はすばらしかったです。
(残念ながら、原画ではありませんでしたが)
展覧会は画家のこれまでの生きてきた軌跡もたどることができます。
東山画伯のことは、私がここで紹介するまでもないので
省略します。(時間がないので)
また、いつか〜〜?
カフェレストランもあります。
窓からお庭を眺めながら、ゆっくりコーヒーをいただいてきました。
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展覧会
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更新さぼってばかりだったので、展覧会の話題でも。
日本画の展覧会ってあまり行く機会がなかったのですが、
ここのところ続けて行く機会に恵まれました。
「山本丘人」展。
生誕110年だそうです。
日本画って、日本の風土にぴったり!
題名のとおり、ぬくもりがあって、心が静かになれそうです。
彼は子供の頃詩人になりたかったそうです。
絵に添えられていた文章(「美術評論」などに掲載された氏の文です)
がどれもとってもすばらしいものでした。
以下、メモしてきたので、少しだけご紹介させていただきます。
草木の美しさ、素直さ。
どんなに平凡な草木でも 自分をよく生かしきっている。 それぞれの美は絶対だ。 梅も馬酔木も雑草も凛として自分だけの姿で立っている。 尊いと思う個性を強く生かしぬく人。 それを深く掘り下げて行く人は 何より立派である。 ーー 描く以上は造型であるから山の形、岩の形が気になってくる
出来上がりは完全なものでないため、
何度となく描くうちに自分と人生観をあらわしたいと思った。
ーー
要は日本人でなければ(この風土でこの絵画) にかわ絵具でなければ 表現できない独自の美しさ ーーー ピカソのいう、花の美しさ、鳥のさえずり、これが絵だ。
たしかにそうかもしれない。 だが、私は「美しさ」だけでは物足りないね。 生活、人間、いのち、そして心 形式は古くてもいい 「心」のある絵がほしい。 ーー
ひっそりとかくれて描いたものが、誰もの心につながってゆくーー
私の描く風景は
春よりむしろ秋の風物が絵に成り易い 冬にかけての風景は割合に描ける ーー
多彩なものを好まない となると結局自然は冬の方が簡素化され、 それ自体の色彩が表れているようでもあるので、
冬の風景に惹かれていく ともありましたが、下の絵のような夏の風景画もとっても素敵でした。
どこか懐かしいような気持ちになります。
風景に人物が描かれてあるものが、あたたかみがあってより
好きでした。
大磯のアトリエも再現されてました。
実際に使ったイーゼルや火鉢、テーブルなど
ぬくもりのある空間に心惹かれました。
山本丘人記念館が静岡県にあります。
行ってみたいなぁ。
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そういえば、去年行った「シカン展」という展覧会でも3Dの映像が見られました。 10分くらいと時間は短かったのですが、 発掘現場、CGで再現されたお墓の中の様子が立体的に浮かびあがり、 なかなか面白かったです。 3Dはこれからいろんな分野で活躍しそうですね。 「シカン展」はコチラから 内容、ちょっとだけ。 昨年2009年7月14日〜10月12日開催された展覧会です。 場所は上野の国立科学博物館。 日本人によって発掘された古代文化「シカン」 アンデスの古代黄金文化のことです。 その日本人とは、考古学者・島田泉教授(現南イリノイ大学教授)。 30年間にわたって次々と多くの遺跡を発掘し シカン文化を復元する研究を続けてこられました。 印象に残ったのが考古学者島田教授の発掘現場の映像です。 コーナーごとに発掘現場など、島田教授の説明の入った映像が見られました。 教授、結構渋くってかっこいい♪(見るところが違っている!?) 「考古学」って、地道な作業の上に成り立っているものなんだなということが改めて感じさせられました。 「シカン」という語は「月の神殿」の意味があるそうです。 ロロ神殿東の墓から発掘したたくさんの装飾品たちが展示されてました。 キラキラ輝く黄金の仮面や、鳥や動物の形をした楽しい土器、などたくさん展示されてありました 植物も彫刻されたものも。 昔の人たちが、自然や動物を生活の中にとりこんで、生活していた様子がうかがえました。 繊細で高度な彫金技術の数々。 墓の主埋葬者の顔につけられた黄金の仮面も観ることができました。 顔は目がどれも吊り上っていて(アーモンドアイと呼ばれるそうです)、どこか宇宙人も感じられるような。 シカンは北海岸地方の人々の信仰の中心となった宗教都市だそうです。 以下パンフから インカ帝国滅亡から遡ること役500年前、ペルー北海岸・バダングランデ。かつてここに 「黄金国家の都」があったと考える一人の考古学者・島田泉(南イリノイ大学教授)は、 1978年からこの土地の調査にあたり、これまでのインカのものと考えられてきた、特徴的なつりあがった目の装飾を持つ禁制品は、この地にルーツがあると確信にいたる。 以下省略。 m(__)m 中途半端な記事ですみません。 そうそう、ナチュラル3Dの映像! これからどんどん、博物館でもやってくれたら面白そうですね。 恐竜とか、宇宙とか。(笑)
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「ルーヴル美術館展」「阿修羅展」「手塚治虫展」 |
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日本全国の公立美術館100館が参加し、全国の名品を一度に鑑賞できるという名品展。 盛りだくさんな展覧会でした。 ミレー、モネ、シャガール、ピカソ、ゴッホ、エゴン・シーレ、岡鹿之助、小磯良平、藤田嗣治、棟方志巧、横山大観などなど多彩な画家たちの作品が一気に観られました。 全部で220点ものの作品です。 あまりにも盛りだくさんで、ちょっとやそっとの時間では観切れないでしょう。 じっくり時間をかけて観たい展覧会でした。 その後に行ったルーヴル美術館展では、とにかく絵の“すごさ”に圧倒されっぱなしでしたが、 こちらは日本画家の作品も多く展示されていたせいか、 圧倒されるというより、絵の中に引き込まれ、しみじみその世界の中に入っていけるような展覧会だったと思います。 ミレーの最初の妻、ポリーヌを描いた「ポーリーヌ・V・オノの肖像」(山梨県立美術館)。 ミレーといえば、農民画や風景画という印象があった私でしたが、 この肖像のポーリーヌはじっとこちらを見つめる表情が何か寂しそうです。 背景も暗いし、顔の表情も暗い。今にも泣きだしそう。 でも、何かを言いたげな表情にこちらもじっと見つめてしまいます。 首のネックレスの光が特徴的でした。 ゴッホの作品で 「雪原で薪を集める人々」(山形美術館蔵)というのがあったのですが ゴッホといえば、ひまわり。黄色のイメージがあったのですが、 へぇ。ゴッホがこんな絵を描いていたんだという驚きの絵でした。 雪がちょっと溶けかかって足元がべちょべちょになっている雰囲気がすごく伝わってくるようでした。 落ちついた雪景色の風景が懐かしい感じもしました。 写真がなくって残念。 シャガールの「オルジュヴァルの夜」(高知県立美術館蔵) 愛のシャガール。 再婚した妻との平和で幸福な絵です。 シャガールの絵はいつもファンタジックで好き。お花に囲まれた黄色い山羊がまたメルヘンの世界ですね〜。 エゴン・シーレの「カール・グリュンヴァルトの肖像」(豊田市美術館蔵) 斜に構えた姿がビジュアル的にかっこいい!(笑) 力強く前で組んだ手が何か意思の強さ?を感じました。顔はちょっと神経質そう? このほかたくさんの西洋画を観た後、いよいよ日本画の展示ゾーンへ。 同行していただいたMさんが後の方になるとすごく良かったとおっしゃてましたが、 その通り、どれも素晴らしく良くって、 日本の画家も外国の画家に劣らないなぁと思いながら観てました。 印象に残っているのが高島野十郎の『蝋燭』(福岡県立美術館蔵)。 結構有名らしいのですが、この日初めて知りました。 彼は蝋燭の画家とも呼ばれ、たくさんの『蝋燭』の絵を描いたんだそうです。 それで、知人たちに要らなかったらたきつけにしてくれ、とひょいと渡して去っていったといいます。 このゆらめく炎をみていると、何か祈りのようなものが感じられ、いつまでも観ていたくなるほどでした。 読売新聞の夕刊(5/12)にも紹介されていた 高橋由一の『宮城県庁門前図』。(宮城謙美術館蔵)和の建物と、西洋的な白い門。 その前に馬車。新聞の説明文では“広角レンズで眺めたように風景を収める”とありましたが、 白い塀が広がりを感じさせられました。 藤田嗣治の『私の夢』 メルヘンチックで、大好きになりました。これもこの日が初めて。 洋服を着た動物たちが、楽しそうに裸体の美女を取り囲んでいて 何かこのすやすや眠る美女を見守っているようです。 猫たちの表情が豊か!色あいもとっても素敵でした。 まだまだたくさん紹介したいのですが、時間もないのでこの辺でやめておきます。 4月27日鑑賞 7月5日(日)まで東京都美術館で開催。 次は「ルーヴル美術館展」を!
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