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取り調べ可視化、性犯罪は除外を…被害者支援側
読売新聞 5月5日(月)12時43分配信
取り調べの録音・録画(可視化)を話し合う法制審議会の部会で、性犯罪で逮捕された容疑者の取り調べでも、全過程を映像や音声で記録する方向で議論が進んでいる。
★ 私は、性犯罪の被害者側の告訴不受理問題や、被害者側の取り調べで、警察官の2次被害が絶えないことから、被害者側の取り調べを録音・録画(可視化した方が良いと思いますが)
性暴力被害者の羞恥心は、公開されることのない加害者の調べのDVDのために生じるのではない。
今回の警察での被疑者の調べの可視化は、刑事弁護側の被疑者の‘人権」擁護と無罪主張のためだ。★
被害者を傷つける虚偽の供述も音声などとして残る可能性があり、被害者支援団体などは「警察に届けることをためらい、泣き寝入りする被害者が増える」と反発し、可視化の対象から外すよう求めている。
「皆さんの妻や子供、孫が性犯罪被害に遭ったらと考えてください」。4月30日に東京地検の会議室
取り調べの録音・録画(可視化)を話し合う法制審議会の部会で、性犯罪で逮捕された容疑者の取り調べでも、全過程を映像や音声で記録する方向で議論が進んでいる。(読売新聞)
で開かれた第26回の部会。被害者支援都民センター理事の大久保恵美子委員は、弁護士など他の男性委員らにこう訴えかけた。
大久保委員は過去の部会で、性犯罪では容疑者の取り調べを録音・録画しないよう求めてきた。「映像や音声を保存したDVDなどがあること自体、被害者は苦痛であり不安だ。警察に被害を届けることもできなくなる」と懸念したからだ。
しかし法務省がこの日に示した試案では、可視化の対象から除外すると明記されなかった。
警察庁幹部は「性犯罪の取り調べでは、容疑者が被害者をおとしめる虚偽の供述が珍しくない」と指摘する。取り調べの初期段階で「女性が誘ってきた」と事実に反する内容を供述し、自身を正当化する容疑者もいるという。このため現行の取り調べで取調官が供述を調書にまとめるのは、犯行を認めた部分が中心だ。容疑者が被害女性を傷つける発言をしても、後になって虚偽だと認めれば、取調官は容疑者の意向も踏まえ、調書には記載しない。
当初は容疑を否認しても、取調官から犯行現場に残された証拠を突きつけられ、犯行を認める容疑者もいる。こうした場合、法廷で虚偽の発言を蒸し返すことは、ほとんどないという。
しかし、性犯罪事件の取り調べが全過程で可視化されれば、取り調べ当初の心ない供述も記録に残る。さらに、裁判で、虚偽の内容を含んだ映像や音声が再生される可能性もある。
性犯罪は、被害が潜在化しやすいとされる。内閣府が2011年に実施した調査では、無理やり性交された女性134人のうち、羞恥心などで誰にも相談しなかった女性が7割近い91人に上った。
.最終更新:5月5日(月)12時43分
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