ISAAC’S GUITARS

ギターに留まらず、音楽に関する話題です。特に機材面を中心に進めていきたいと思っています。

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クルーソンタイプのペグのゆるみ

ビンテージブームが起こって、早30年ほど経つのでしょうか?
それ以前の70年代には、むしろ機能性がもてはやされていました。

その象徴的なものが、ギターのペグでしょうねぇ。
グローバーやシャーラーといったロトマチックタイプと呼ばれるペグに交換された
オールドのギターが沢山あります。
そのほとんどは、その時代をくぐってきたのだろうと思います。

そしてビンテージギターブームが巻き起こって、
再び古いタイプのペグに戻すなんてことをやっているものもあります。

時代は変わるものですね。

僕は、まさにそのビンテージギターブームの真っ直中を生きてきた人間ですから、
ペグについては、やっぱりクルーソンタイプのような軽くて、シンプルで、上品なものが好きです。

でも、貧弱....

ヘッドを壁にガツンとぶつけた勢いで、ペグのつまみがグニュッと曲がってしまったものをよく見ます。

イメージ 1

クルーソンタイプペグのつまみがユラユラしたりしていたら、
この部分を見てみて下さい。
緑色で示したところです。
つまみを回してみると、この丸い部分がユラユラしていませんか?
写真向かって、左側のかませている部分が広がっているのが
原因である場合は多いです。
今回はそこの補修をしてみましょう。


イメージ 2

至って簡単!
ラジオペンチのようなものでグニュッと押さえ込んでみましょう。

ただ、作業は慎重におこなって下さいね。





イメージ 3

結構、これだけで済む場合が多くあります。
皆さんのギターもチェックしてみませんか?

※ちなみに、この写真はちょっとした「やらせ」があります。
現実的に多いのは6弦ではなく、1弦側であることが多いです。


ガリ補修

ガリ補修

ずっと昔に使っていたギターが、倉庫の中から出てきた!なんて経験ありませんか?
何だか嬉しいものです。
また、友人から「使っていないから」とギターを譲り受けるなんていうこともあるでしょう。
あるいは、たまたま寄ったリサイクルショップで、「ジャンク品」として転がっていたギターに一目惚れ。
でも、ホコリかぶってボーロボロ....

そんなエレキギターは、電気系統がやられていることがほとんどです。
ずっと音を出さず、ずっと触ることも動かすこともなく、何年も何十年も眠っていた....

さて、息を吹き返そうとアンプに繋いで音を出してみると...
「バリッ! ガリガリガリッ!」って、接触の悪い音が....

あぁあ、せっかく手に入れたのに、パーツがヤラれてしまっている...
修理に出すのもバカバカしいし....なんて諦めないで下さい。

こんな時の強い味方をご紹介します。

イメージ 1

われらがシリコンスプレーです。
べつに、この緑色のものでなければならないことはありません。
赤い缶もあれば、白い缶もあるでしょう。
近くのホームセンターに行けば、必ずあります。
しかも安い!
200円くらいです。

何にでもつかえますよ!

楽器屋に売っている「接点復活材」は高い!



まずは、あんまり難しいことはしたくないという初心者さんや、めんどくさがり屋さん、
あるいは僕のような「大雑把」な人向けの簡単補修から....

イメージ 2

最初にボリュームやトーンコントロールの
つまみを回すと出る「ガリ」の補修です。

コントロールの部分を見ると、
こういった「ポット」という部品があります。

そこには、緑色で囲んだ洞窟の入り口のようなものがあります。


イメージ 3

その穴の中めがけて、先ほどのシリコンスプレーをシューッ!

その中に、「接点」と言われる大事なところがあります。
その接点の部分が錆びたり接触が悪かったりして
「ガリ」が出るのです。

そこにこのスプレーをかけることで、サビを取っちゃいます。


でも、スプレーだけでサビが取れるのではありません。
スプレーをしたら、すかさず....

イメージ 4

おもてのつまみを、グリグリ何回も回しましょう。
何十回、何百回と回しても良いくらいです。

これで当分大丈夫!

....なはずです。




その他、スイッチもガリが出る頻度の高いパーツです。

イメージ 5

こういうパーツには、こういった「接点」になるところに
スプレーをシューッ!
そして、ポットと同じように、スイッチを、
何回も何十回もグリグリと切り替えさせて復活させます。





イメージ 6

ギブソン系のものには、
こういったトグルスイッチというものがあります。
シンプルな接点が向き出たものがありますが、
それは上記のスイッチのようにすればいいのです。

この写真のようにカバーの付いたものについては、
この穴にむけてスプレーをシューッ!

んで、同じようにやっぱり、スイッチをグリグリグリグリ....

ただ、この穴からスプレーしても、接点に直接ではないので、
何回かグリグリしてスプレーをして..と言うことをした方が
良いかも知れません。




さて、以上いわば、邪道な事をお教えしましたが、本来ならば、
キチンと分解して接点を復活させる必要があります。

イメージ 7

こういったポットを、ハンダごてで、配線をはずし、
ポット単体にしてしまいます。







イメージ 8

緑色で示した「クワエ」が四つあります。
これをニッパーやラジオペンチのようなもので引き上げます。

この写真は、上の写真から、その「クワエ」を
引っ張り上げた状態です。




イメージ 9

そうすると、このカバーが取れます。
こんな感じです。







イメージ 10

これがポットの正体です。
黒くて丸いところの右下に、3本の指のようなものが見えます。
こいつが、下にある炭素皮膜との接点になって、
動きながら抵抗値を変化させるのです。





イメージ 11

その炭素皮膜の部分を、スプレーでシュッとして、
グリグリさせた後、アルコールを付けた綿棒をつかって
キレイにしてあげます。

大変デリケートな場所ですから、
丁寧にやりましょうね。



イメージ 12

上記のカバードタイプのスイッチについても、「クワエ」を引き上げ、
分解してみます。結構シンプルです。
そこにめがけてスプレーをシュッ!

それでもダメなら、サンドペーパーのようなものを間に挟んで
いわば接点の両側を磨いてあげるという事が必要です。
ペーパーは♯600くらいのものを使って下さい。
ペーパーをかけた後には、酸化防止のためにスプレーね。


そうそう、ジャックのガリも気になりますね。
ジャックにもこのスプレーをかけて、プラグを何回も何十回も出し入れしたり、
やはり綿棒を使って拭き拭きしたら治ることもあります。

ちなみに、「ギターパーツはアメリカ製に限る!」なんて気取って、
ジャックもスイッチクラフトなんかにして、
日本製のシールド使っていたら、微妙にサイズが合わないんですって
僕は、ジャックだけは日本製にしています。

ネジ穴補修

ネジ穴補修

ストラップピンを留めるネジがユルくなってしまい、ユラユラしていることがありませんか?

イメージ 1

こんな感じで、ストラップピンがちょっと浮き上がっていたり...
















イメージ 2

キチンとねじ込んでみて、それで止まれば良いのですが...

あれ? どこまでねじ込んでも手応えがないぞ...
...と言うことありませんか?
それは、ねじ穴が広がってしまって、ネジがゆるゆるになっています。

そのままで放置していても、元の木阿弥。
しばらくすると、また最初の写真のようになってしまいますよ。


イメージ 3

問題は、このねじ穴にあります。
ネジのサイズ以上に、穴が広がっているために、
ネジの螺旋状になった食い込みが、キチンと食い込みません。

....そこで、必殺技!




イメージ 4

取り出したるものは、
どこのご家庭にもある爪楊枝でござぁい。

こいつを使って、ネジをキチンとはめ直しましょう。





イメージ 5

爪楊枝をねじ穴に突っ込んでしまいます。
当然、全部入ってしまうことはございません。

ちなみに僕は、この時に爪楊枝の先っぽにボンドをつけて、
一応固定させています。
まぁ、応急処置の場合には、必要ありませんが...



イメージ 6

余分な爪楊枝は切ってしまいましょう。

もちろん、切ってしまった後は爪楊枝として使えません。
...でも、エコな時代ですから、
先っぽをとがらせて使っても構いませんけどね....

あるいは、両方削って「貧乏削り」にしても良いかも知れません(笑)


イメージ 7

あとは、そこにストラップピンをネジで留めていくだけです。

爪楊枝自体が柔らかいので、
特にドリルを使って穴を開け直す事も必要ないでしょう。

...こんな具合で、応急処置でした。

時々、ステージ前の楽屋でこんなことやっていましたなぁ。
懐かしい....

ちなみに、ストラップピンのねじ穴には、こういった症状が良くあります。
ストラップピンをはめるときに、クッションのようなものを間に挟んでいるものをよく見かけます。
ストラップピンには、かなりの力がかかるために、こういった劣化が激しいのですが、
間にクッションをかませることで、ダメージを少なくする狙いがあります。
しょっちゅう、こんなことしなければならないようなオーバーアクションなあなたには、
そう言ったクッションをかませることをお奨めいたします。

なお、ギターリペア好きな人のギターには、ピックガードを留めるネジ穴などにも
同じように穴が広がってしまっている場合があります。
何度も開けたり閉めたりすることで、ネジ穴が広がってしまっているのです。
もちろん、こういった場合にも、「爪楊枝作戦」は有効です。

お試しあれぇ〜

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