TC 旧式スパーゼルペグ装着
80年代のキース・リチャーズに限り無い愛着を持つ私としては、
当時メインギターであったテレキャスター・カスタムへのこだわりがあります。
映画「Let’s Spend The Night Together」
の頃、キースのメインギターは
フェンダーテレキャスターカスタムでした。
1981年12月18日、キースの38歳の誕生日、
その日のライブでは、キースがソロを歌う前に
ミックが「ハッピーバースデー」を歌い、
みんなで乾杯をした映像が残っています。
その日の最後、アンコールとして演奏された
「サティスファクション」で、
会場に降ってくる風船に紛れて、
ステージ上に乱入男が出現!
すかさず、キースはその男を、
このテレキャスターカスタムで
殴りつけようとしたことは有名です。
90年代に入り、キースはソロデビューを果たし、
このテレキャスターカスタムは、姿を消しました。
その後、2000年代に入ってからだろうか、
このギターは5弦ギターとして復活。
トグルスイッチの位置などが変えられ、
ジャンピングジャックフラッシュなどで
演奏されている映像が残されています。
僕の持っているテレキャスターカスタムは
フェンダージャパン製。
「Crafted in JAPAN」時期の
僕個人としてはあまり好きではない時期ですが、
しょうがありません...
ブリッジをシェクタータイプの6WAYに変更し、
細かい所では、トグルスイッチの取り付けネジを
既製の丸いモノから、六角タイプに変更し、
コントロールつまみも、
「VOL」「TONE」の文字のない、
アンプ用のつまみに変更し、
当時のキースに倣っています。
さらに個人的に、リアピックアップをフェイズさせる
ミニスイッチを追加し、ミックスの時に
フェイズトーンが出せるようにしています。
んで、もともと、ゴトー製のシャーラータイプのロトマチックペグが付いていましたが、
僕はコンバートブッシュをかませて、クルーソンタイプのペグにして使っていました。
このあたりは、どちらかというと、「オールド好き」な部分でした。
本来なら、「F」キーと言われるものに取り替えたかったのですが、そこまでのお金がなかった...
んで、この度、当時のキースが付けていた、「スパーゼルペグ」を、奇跡的に入手!
こいつは、今普通に出回っているロックタイプではなく、普通のロトマチック。
1979年にフェンダーが出した「25th アニバーサリーストラト」についていたペグだと思います。
メッキが剥がれていたりしていますが、
何せ、今となっては「レアモノ!」
文句言えません。
まずは、こんなヘッドでした。
裏側はこんな感じね。
取り外すと、何だか、チョと恥ずかしい感じがしますね。
裏っかわです。
元々付いていたペグの穴や、クルーソンタイプを付けていたネジの穴、
さらに、何だかよく分からない穴もあったので、
それらをすべて埋めてしまいます。
マスキングをして、新たに付けるペグのために穴を開けます。
中央を出して、穴を開ける位置を定めて、
ドリルでグリグリ....
開きました
さて装着です。
....キース大先生のギターは、
ヘッドがラッカーフィニッシュされていて色が違ったり、
ロゴの書体が違っていたりするので、ずいぶん雰囲気が違いますが…
裏側はこんな感じです。
なんか、違和感あるけど....
ペグのポストが高い!
ほとんど、テンションがかからない。
これで良いのか????
なんだか、初期のスパーゼルが売れなかった理由が分かるような…。
でも、「F」キーも、高かったよね。
とりあえず、ペグ交換完了です!
ちょっとだけ、キース大先生に近付いた気持ちがしています。
今では、キース先生もロック式のスパーゼルに変えていますが、
僕は個人的にロック式のペグは好きになれません。
当時、まだ日本では知られていない頃に、アメリカでロック式スパーゼルを買って帰りました。
取付の時に、お店屋さんから「これはすごいねぇ」と言われていましたが、
今では、どこでもここでもロックタイプ...
僕は別に極度のアーミングするわけでもないし....
とにかく、今回の交換でのポイントは、「1980年代のキース先生に倣う」がテーマでした。
おしまいっ!
ミカウバータイプのテレキャスも、ロトマチックタイプのペグにしようと思っていますが、
今回の経験を踏まえ、高い金を出して旧式スパーゼルにするのではなく、
先日TL68SPLに交換した、フェンダーアメリカンシリーズのロトマチックペグにする方が良いと判断しました。