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前回の総理編に続き、衆参両院議長経験者で世襲状況を検証してみた。衆議院議長は現行憲法施行以降の
人物に限っている。
●衆議院議長
松岡駒吉 世襲無し
幣原喜重郎 世襲無し 林讓治 > 父 有造 農商務相 > 子 迶 労相 > 子 遉 宿毛市長 大野伴睦 > 子 明 運輸相 ※現在も血統は継続中。 > 嫁 つや子 参議院議員 > 孫 泰正 岐阜県議 堤康次郎 世襲無し 松永東 > 養子 光 蔵相 > 子 松山千恵子 衆議院議員
益谷秀次 世襲無し
星島二郎 > 父 謹一郎 貴族院議員 加藤鐐五郎 世襲無し 清瀬一郎 世襲無し 船田中 > 弟 享二 行政管理庁長官 ※現在も血統は継続中。 > 弟 藤枝泉介 衆議院副議長 > 子 譲 栃木県知事 > 孫 元 経済企画庁長官 山口喜久一郎 世襲無し 綾部健太郎 世襲無し 石井光次郎 世襲無し 松田竹千代 世襲無し 中村梅吉 > 子 靖 衆議院議員 前尾繁三郎 世襲無し 保利茂 > 子 耕輔 自治相 ※現在も血統は継続中。 灘尾弘吉 > 父 夫子俟 大柿村長 福田一 世襲無し 福永健司 > 子 信彦 衆議院議員 坂田道太 > 父 道男 衆議院議員 原健三郎 世襲無し 田村元 > 父 稔 衆議院議員 ※現在も血統は継続中。 > 甥 憲久 衆議院議員 櫻内義雄 > 父 幸雄 蔵相 ※現在も血統は継続中。 > 孫 文城 参議院議員 土井たか子 世襲無し 伊藤宗一郎 > 子 信太郎 衆議院議員 ※現在も血統は継続中。 綿貫民輔 > 父 佐民 衆議院議員 河野洋平 > 祖父 治平 神奈川県会議長 ※現在も血統は継続中。 = 父 一郎 建設相 > 叔父 謙三 参議院議長 > 子 太郎 衆議院議員 横路孝弘 > 父 節雄 衆議院議員 ※本人現役。 ●参議院議長
松平恒雄 > 兄 容大 貴族院議員
> 兄 山田英夫 貴族院議員 > 弟 保男 貴族院議員 佐藤尚武 世襲無し 河井彌八 世襲無し 松野鶴平 > 父 長八 城北村長 ※現在も血統は継続中。 > 子 頼三 農林相 > 孫 頼久 衆議院議員 重宗雄三 世襲無し 河野謙三 > 父 治平 神奈川県会議長 ※現在も血統は継続中。 < 兄 一郎 建設相 < 甥 洋平 衆議院議長 安井謙 世襲無し 徳永正利 世襲無し 木村睦男 世襲無し 藤田正明 > 子 雄山 広島県知事 土屋義彦 > 祖父 仁作 高田町議 ※現在も血統は継続中。 > 子 品子 衆議院議員 長田裕二 世襲無し 原文兵衛 > 娘婿 中川雅治 参議院議員 ※現在も血統は継続中。 斎藤十朗 > 父 昇 厚生相 井上裕 世襲無し 倉田寛之 世襲無し 扇千景 世襲無し 江田五月 > 父 三郎 衆議院議員 ※本人現役。 西岡武夫 > 父 竹次郎 長崎県知事 ※本人現役。 > 母 ハル 参議院議員 権力闘争の最終目標である総理の座とは違い、政治家としての花道、有終の美として用意されがちの衆参
両院議長の座、ギラつき感が薄れる為か、世襲無しの方々が多い。それに伴ってか、今もなお血筋が残って
いるケースも減っている。唯一、赤字扱いの河野謙三氏だが、政界引退後に甥の洋平氏に抜かれたと
判断しただけで、父の治平氏は上回っている。この河野家、重要閣僚には就けなかったが、派閥を立ち上げ、
ポスト池田を佐藤栄作氏と争った一郎氏、重宗王国と称された参議院を切り崩して議長の座に就いた謙三氏、
自民党初の総理ではない総裁、衆議院議長に就いた洋平氏、いずれも甲乙付け難い人物だったりする。
それに比べると今の太郎氏は残念ながら(失礼!)との感は拭えないが。
双六の上がりの様な両院議長ポストではなく、総理の座を狙うNo,2の幹事長ポストならばギラつき度は
変わって来るのだろうか。
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議長は、定年直前の名誉職ですから、諸手を挙げたい方は絶えないでしょうね。
2011/10/14(金) 午後 11:23
ぼくは、世襲そのものには反対ではありません。
しかし、お金も引き継ぐのは反対です。
相続税または贈与税として、きっちり取るべきです。
あとは、世襲だろうが、落下傘だろうが、選挙民の良心で選ぶだけです。
アホな使い道のない世襲のボンボン議員に投票した人の方が、責任はあると思います。一方、優秀であれば、世襲でも全然OKだと思います。
2011/10/14(金) 午後 11:29 [ Daisuke ]
アナリスト杢兵衛さんへ
議長は国会議員全体の代表で中立的な立場を取らなくてはならないので、
自分から志願する様な欲の見える人物ではなく、大半の議員が暗黙の
了解が出来る様な人物でなければならないでしょう。一定の年齢と当選
回数に加え、温厚な性格や与野党との信頼関係などが問われたりします
から、手を挙げては駄目でしょうね。
2011/10/15(土) 午前 1:44 [ 憂国烈士 ]
じょんじぃさんへ
政治資金管理団体同士での資金移動は非課税ですから、世襲に課税しても
個人から一度、政党に戻して再交付という抜け道が使われるだけかと。
個人の管理団体は相続禁止で、1年前迄、遡って他の管理団体への資金
移動も含めて全額没収する位の厳しい措置が必要かと。
鞄を奪うならば地盤も奪わないと、他党の新人候補に対して不公平感が
生じますね。親族の出馬実績の有る選挙区からの出馬は禁止扱いに
しなければなりません。
さすがに看板だけは奪えませんが。
2011/10/15(土) 午前 1:53 [ 憂国烈士 ]
すごい資料ですね。
輪や氏は横浜なので河野家は気になります。河野一郎 鳩山派の特攻隊 やはり吉田派の池田勇人・佐藤栄作には敵いませんでしたね。
2011/10/15(土) 午前 5:17
ひやくさんへ
神奈川県では河野王国を築いていましたが、閣僚経験は農林相、経企庁
長官、建設相で蔵相や外相などの重要閣僚ポストには起用して貰えません
でした。党人派の一郎氏は官僚派の岸氏や池田氏に、都合良く使われて
いたのでしょうね。
2011/10/15(土) 午後 0:12 [ 憂国烈士 ]
私は河野一郎氏に関心を持っていました。むかし豪雪で長野県飯山市が陸の孤島になってしまいました。
時の建設大臣河野一郎氏が現地視察に長野まで来たのですが、道路も鉄道も動きませんでした。地元の信濃毎日新聞社のヘリコプターで飛ぶ事になりました。農業用の菅笠、蓑(藁で作ったコート)でをまとった河野一郎氏は戦国武将の風格でした。一介の新聞記者から総理総裁を狙うまでに大きくなった河野一郎でしたが、夢破れ、果たせませんでした。長野県には彼を惜しむ者が多かったと聞きます。
洋平氏は清廉潔白、誠実だと言う人が居る反面、議席も資金も一郎の遺産だけで地位を得たと言う人も居ます。孫の太郎にいたっては、奇人変人としかいい様が無い。3代が先代を凌ぐ力を身に付け立場を得るのが、いかに難しいのが政界なのだとつくづく感じます。
憂国烈士さんの情報力、分析力は素晴らしいです。傑作
2011/10/17(月) 午後 2:04 [ tuki555 ]
tuki555さんへ
激動の時代から平穏の時代に移行して、政治家にも覚悟が見られなく
なった様に思います。やはり三角大福中時代が最後では無いかと。
河野洋平氏も国民からの支持が有ってこその新自由クラブでしたし、
自民党が下野する非常時に総裁に担がれたのも、国民的人気を背景にした
物でした。彼の人気は村山総理退陣後に橋本龍太郎氏と、総裁選を
戦わなかった事で終わりを告げてしまいましたが。
2011/10/18(火) 午前 0:22 [ 憂国烈士 ]