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一昨日は40年振りの大阪市長選と大阪府知事選のダブル選挙の投開票日だった。代理戦争の様相に終わった
府知事選に比べ、市長選は平松現市長と橋下前府知事の両雄の一騎打ち、平松氏の応援には民主党や
自民党がバックに付いているだけあって、現職の大阪選出国会議員が複数、駆け付けたが、異色はやはり
野中広務元自民党幹事長だろう。橋下氏の政治手法は小泉元総理の政治手法とよく言われるが、その
小泉氏と対峙し続けたのが野中氏、その人だった。右傾化や独裁を嫌う野中氏としては、そのきらいもある
橋下氏が批判対象となるのも仕方無いかもしれない。一方の橋下氏にも意外な人物が応援に駆け付けている。
大阪都構想を批判し続けている石原慎太郎東京都知事が、何故か橋下氏の応援に加わっていた。石原氏
曰く、強いリーダーが必要なのだと。その様な両雄対決に大阪市民は審判を下した。
●大阪市長選 投票率 60.92% (前回 43.61%)
当 橋下徹 750,813票 大阪維新の会 公認 平松邦夫 522,641票 無所属 結果は橋下氏の圧勝に終わる。平松氏の得票数の約1.5倍もの票を橋下氏は得る事が出来た。では代理
戦争となった府知事選はどうだったのだろうか。
●大阪府知事選 投票率 52.88% (前回 48.95%)
当 松井一郎 2,006,195票 大阪維新の会 公認 倉田薫 1,201,034票 諸派
梅田章二 357,159票 無
岸田修 29,487票 無
高橋正明 27,809票 無
中村勝 22,347票 諸派
マック赤坂 21,479票 諸派
こちらも大阪維新の会幹事長の松井氏が、民自両党相乗りの倉田氏に大差を付けての完勝だった。こちらは
1.5倍を超える票差が付いている。一市長に過ぎなかった倉田氏が府下全体に知名度を拡げるには、時間的に
無理が有った様だ。一方の松井氏は自分の名前を浸透させる事よりも、大阪維新の会公認候補である事だけを
有権者に認知させればそれで良かった。敗れた倉田氏は橋下氏の亡霊との戦いだったと選挙選を振り返って
いたりする。
これで大阪都構想実現に向けて弾みが付いた形だが、実現には法改正が必要だ。橋下氏は当選後の記者
会見で既存政党の国会議員に協力を呼び掛けるとしたが、協力を得られなかった場合にはとの記者の質問に
対し、近畿一円に大阪維新の会で国政選挙への候補者を擁立するとした。既存政党は如何なる対応を取るの
だろうか。
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2011年11月29日
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