憂国烈士

政治はこの国をどこへ導き、社会は何を求めるのか。

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昨日は統一地方選の後半戦の投開票日だった。この後半戦に8名の国会議員経験者が出馬していた。以前
から国政に夢破れた方々が、地方行政の首長へ転身しようとする傾向は見られたのだが、大抵は都道府県
知事か、政令市長と或る程度の行政規模を持つ自治体の首長を目指す例が大半だった。しかし今回は普通の
市長や東京都下の区長への挑戦、結果は如何だったのだろうか。
 
●北海道夕張市長選  投票率 82.67%
当 鈴木直道  3,569票              飯島氏は2005年の郵政選挙で小泉総理から北海道10区に
   飯島夕雁  2,779票              送り込まれた落下傘候補で所謂、刺客だった。小選挙区では
   羽柴秀吉   1,440票              民主党候補に敗れたものの、比例復活を遂げ刺客の任を
   笹谷達朗    114票              果した。しかし地盤を固めきれず、2009年の政権交代選挙では
                             落選していた。
夕張市長選は当初、各地の選挙に出馬をし続けていた羽柴氏が今回は初当選かと言われていたが、危機感を
持った飯島氏や、東京都職員ながら夕張市に出向していた鈴木氏が出馬を表明した。選挙戦は飯島氏の
応援に小泉チルドレン仲間の片山さつき氏、猪口邦子氏、佐藤ゆかり氏が、鈴木氏には石原東京都知事が
入り、両者の激突となったが、市政に深く関与していた鈴木氏の勝利となった。
 
●北海道小樽市長選  投票率 61.50%
当 中松義治  27,982票             佐藤氏は北海道議を3期務めた後、1986年に自民党衆議院
   森井秀明   24,864票             議員として初当選する。しかし1990年には落選、1993年には
   佐藤静雄  14,569票             再び議席を獲得しながら離党、復党を経て1996年、2000年と
                             再選を果たし国交副相に就くも、2003年、2005年と落選。
2007年には無所属で小樽市長選に出馬するが落選、自民党も除名された。今回の市長選は3候補共、新人
だったが、2候補に大きく後れを取る結果に終わってしまった。
 
●秋田県大館市長選  投票率 74.17%
当 小畑元      19,665票            近江屋氏は元自民党職員で、2005年の郵政選挙で比例単独
   福原淳嗣    17,032票            当選を果たした所謂、小泉チルドレン。2009年にも比例単独で
   近江屋信広  11,892票            立候補し落選した。自民党を離党して大館市長選に無所属で
                              臨んだものの、現職の小畑氏には遠く及ばなかった。
 
●東京都台東区長選  投票率 49.56%
当 吉住弘    25,260票             保坂氏は台東区議を1期、東京都議を6期、参議院議員を2期
   保坂三蔵  18,706票             務め、自民党所属の国会議員として経産副相にも就いている。
   中山寛進   14,718票             2007年の参院選に選挙区で落選、2010年の参院選にも
   関根博之    5,921票             比例区で落選していた。区長選では現職の吉住氏と自民党
   杉山光男    4,862票             公認を争い、党内の予備選で競り勝ったものの、実際の選挙
                              では自民党を離党して無所属で出馬した吉住氏に負けて
                              しまった。
 
●東京都渋谷区長選  投票率 40.22%
当 桑原敏武  27,530票             樽井氏は2000年に民主党候補者として岡山3区から衆院選に
   矢部一    20,217票             出馬し落選、2003年に大阪16区から再び出馬、比例復活当選を
   樽井良和  10,919票             遂げる。しかし2005年には落選、2007年の参院選では比例区
   大井一雄    6,120票             から出馬するも落選、2009年の衆院選、2010年の参院選には
                              いずれも不出馬だった。今回は大きく選挙区を変え、渋谷
                              区長選に出馬するも、現職の桑原氏に全く歯が立たなかった。
 
●東京都世田谷区長選  投票率 41.76%
当 保坂展人  83,983票              保坂氏は社民党所属の元衆議院議員。1996年に比例復活で
   花輪智史   78,444票              初当選、2000年に再び比例復活で当選したが、2003年には
   川上和彦   60,340票              落選した。2005年には比例単独で当選するも、2009年には
   菅谷康子   40,831票              再び落選し、2010年の参院選比例区から出馬するも落選
   慶野靖幸    9,963票              していた。
花輪氏は民主党都議だったが、石原都知事に同調し、自民党都連の推薦を受けて立候補。それを嫌った
世田谷区連は世田谷区議会議長も務めた川上氏を担ぎ、自民党は分裂選挙に突入した。民主党は菅谷氏を
擁立して選挙に臨んだものの、保坂氏が漁夫の利を得た形となった。
 
●兵庫県明石市長選  投票率 47.64%
当 泉房穂   54,062票              泉氏は2003年の総選挙に小選挙区で敗れるも比例ブロックで
   宮野敏明  53,993票              復活当選を果した民主党所属の元衆議院議員。2005年の郵政
                              選挙では落選、2009年の政権交代選挙には出馬せず、明石
                              市長選に転身、出馬して僅差での初当選を収めた。
 
●大分県大分市長選  投票率 37.49%
当 釘宮磐   95,005票              釘宮氏は大分県議を2期、参議院議員を1期、衆議院議員を
   安部省祐  43,596票              1期、大分市長を2期務めた現職。(自民党から民主党への
                              転身組。)その知名度を活かし盤石の選挙戦を展開して圧勝
                              したのだが、その為か投票率が低い。
 
釘宮氏を除く7人の方はいずれも牛後の地位ですら確保出来なかった方々だったが、鶏口と成るのも簡単では
無い様だ。当選した保坂氏も自民党が分裂したからこその勝利、泉氏は票差69票の辛勝でしかない。この
貴重な機会を有効に使って頂きたいものだ。

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