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統一地方選の後半戦、与党民主党と野党自民党の直接対決は10の市区長選で行われ、民主党の3勝5敗
2引分とされているのだが、実状は更に厳しい様だ。
●民主党勝利 / 自民党敗北
・茨城県取手市 投票率 49.54% ・三重県津市 投票率 48.56% ・大分県大分市 投票率 37.49%
当 藤井信吾 23,757票 当 前葉泰幸 44,534票 当 釘宮磐 95,005票
菊地城一郎 20,699票 村主英明 40,536票 安部省祐 43,596票
藤岡和美 22,865票
大分市は現職だけに圧勝なのだが、取手市は3千票、津市は4千票と良い勝負だったりする。民主党としては
前半戦の三重県知事選で野党候補に敗れていて、県庁所在地の市長選は負けられなかっただけに、一安心
という処か。
●民主党敗北 / 自民党勝利
・東京都江東区 投票率 45.75% ・東京都練馬区 投票率 45.33% ・東京都渋谷区 投票率 40.22%
当 山崎孝明 111,482票 当 志村豊志郎 131,048票 当 桑原敏武 27,530票
川北直人 37,900票 菅田誠 56,756票 矢部一 20,217票
吉田年男 16,271票 古賀義弘 55,905票 樽井良和 10,919票
大井一雄 6,120票
・千葉県習志野市 投票率 50.44% ・静岡県富士宮市 投票率 59.99%
当 宮本泰介 17,031票 当 須藤秀忠 32,396票
布施健太郎 14,219票 深沢竜介 29,971票
鴨哲登志 13,080票 長谷沼邦彦 945票
藤本一磨 11,996票
三浦邦雄 6,051票
東京3区の区長選はいずれも現職への対抗馬だけに苦戦は覚悟していたと思うが、票差は江東区では1/3、
練馬区では半分以下で共産党候補と僅差、渋谷区でも1/3で次点にも成れずと、いずれも大敗に終わって
いる。習志野市では自民党が3候補による分裂選挙にも関わらず、3千票程、及ばなかった。自民党の候補者
調整で一本化されていたら票差は格段に開いただろう。富士宮市だけが健闘及ばずと言える3千票差だ。
●両者引分
・東京都台東区 投票率 49.56% ・東京都世田谷区 投票率 41.76%
当 吉住弘 25,260票 当 保坂展人 83,983票
保坂三蔵 18,706票 花輪智史 78,444票
中山寛進 14,718票 川上和彦 60,340票
関根博之 5,921票 菅谷康子 40,831票
杉山光男 4,862票 慶野靖幸 9,963票
台東区も自民党の分裂選挙だったが、民主党の中山氏は漁夫の利どころか、自民系候補両者に及ばない
結果に終わっている。世田谷区も同様に自民党の分裂選挙だったが、利を得られたのは社民党や国民新党が
推した保坂氏で、こちらも菅谷氏は自民系候補両者に及ばず4位と惨敗だ。
少なくとも習志野市や台東区、世田谷区は自民党が候補者擁立に失敗している事から、勝てる選挙区だった。
しかもいずれも民主党が得意とする都市部の選挙区。それでも勝てない民主党はかなり重症と言えるだろう。
各地の市議選の合計も民主党が公認候補者数487人、当選者数389人、当選率79.9%(前回92%)に対し、
自民党は前回から107人、減ったものの公認候補者数550人、当選者数514人、当選率93.5%(前回89%)と
民主党の凋落振りが目立つ結果となった。この結果を受け民主党の石井選対委員長が辞表を提出したが、
受理されず本人も撤回した。来月21日の全国幹事長会議での統一地方選総括を経て、責任の所在を明らかに
するという執行部の方針らしいが、約1ヵ月後とは随分と悠長な話だったりする。その様に呑気な対応に耐え
かねてか、樽床伸二大阪府連代表、牧義夫愛知県連代表、松野頼久熊本県連代表らが引責辞任を表明した。
彼等は親小沢系、反主流派議員でも有るので、執行部を揺さ振る意味も当然、含まれているのだが。
市民の声は市民運動家出身の菅総理の耳には届かないのだろうか。
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2011年04月26日
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