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24.89%と言っても菅内閣の支持率ではない。(もっと低い!)一昨日、投開票が行われた埼玉県知事選の
投票率で、県知事選史上、最低の投票率だそうだ。
埼玉県知事選 投票率 24.89%
当 上田清司 1,191,071票 得票率 84.3% 有権者全体に対する投票率 20.98% 原冨 悟 171,750票 12.2% 3.04% 武田信弘 50,252票 3.6% 0.90% 現職の候補者に民自公の三党が相乗り、選択肢を与える為だけにいつもの様に共産党から候補者が擁立
され、無名の泡沫候補(失礼!)が加わわった今回の知事選、埼玉県民の関心が薄くても致し方無いのかも
しれない。それにしても過半数での合意を前提とする民主主義で、約21%だけの合意で代表が選ばれて
しまうのは、色々と問題が有りそうだ。
争点は上田県政二期八年への評価だったと言う。失礼を承知で言わせて頂ければ、正直、地味、他県に
居住する者は当然として、埼玉県居住者で上田知事が就任してから何かを成し遂げたと言える人がどれだけ
居るだろうか。かつての大阪府の様に財政が逼迫していれば辣腕を振う機会も有るのだろうが、其処まで
悪化している訳でもなく、かと言って東京都の様に中央政府から交付金を受けなくとも独自の税源で、何かの
新規事業を起こす余裕は何処にも無い。(47都道府県で国から交付金を受け取っていないのは、東京都と
トヨタ自動車関連の業績が良かった時の愛知県だけ。)これでは成果も挙げ辛いだろうが、国政から転身された
上田知事は現状に満足されて居るのだろうか。
確かに埼玉県という今一つ特徴の無い土地柄が、行政の依存度、関心度を下げている感は否めない。第一次
産業で目立った産品も無く、第二次産業が展開するには大都市近郊で土地の価格が高過ぎの為、望めず、
第三次産業は人口に比例してそれなりだが、埼玉都民と称されるだけあって、核となる物は東京が担っている。
東日本大震災以降、争点とされる災害対策や原発問題も、海岸が無いので津波の心配は無く、原発も存在
せず、ホットスポット対策が必要とされる放射線量の高い地域が有るか如何か位だ。この為、関心事の高い
分野は高齢化に関する福祉問題や、景気停滞に対する雇用問題など、県政に限った物ではない課題が県民
からは挙げられている。
他に投票率が低かった理由としては、やはり候補者の魅力不足。政権交代が成されてから二年弱だが、行政
経験の有無が評価軸として重要な事を国民は認識した。此処は埼玉県選出の自民党所属落選議員の転身を
期待したい処だったが、民主党の政権担当能力の無さに次回選挙での復活は約束されたも同然の状況では、
誰も手を挙げないのだろう。また地方統一選が4月に行われて住民が市町村長選や市町村議選で投票した
ばかりで、3ヵ月後に再び選挙では県民の関心が薄まるのも致し方無い。米国の中間選挙で全州知事選挙を
同時に行う様な調整が必要だし、衆参両院選との調整も必要だろう。年がら年中、選挙で、候補者も有権者に
擦り寄る姿勢ばかり見せられては、真っ当な判断も期待し難いのではなかろうか。
上田知事は多選を禁止する方針を打ち出しており、三期目の今期が最後になる。任期終了時には67歳、国政に
戻るには高齢と思われ、政界引退の可能性が高い。次期知事選は野党になっているであろう民主党で落選中の
国会議員が転身して来るのだろうか。その人物が如何なる政策を掲げて来るのかが大きな問題になるだろう。
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