2005

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夜行バス

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トンネルを抜けると前方から眩しいくらいの光が差し込んだ。


しばらくすると明るさにも慣れ、外の景色に視線を移す。


高層ビルの灰色と澄み切った空の青色が交互に混ざりながら窓の外を流れていく。


出勤前のサラリーマンの姿もちらほらと見受けられた。


車内の時計を見ると時間は今、6時49分。



「まもなく、なんば周辺です。ご乗車お疲れさまでした。」


運転手の声が車内に響き渡った。


東京から8時間、一人で運転してきた彼が一番疲れただろう。


しかし、そんなことを微塵も感じさせない声だった。


眠そうなのはおそらく1時間と寝られなかった乗客たち。


みんな髪がボザボサ、顔もくしゃくしゃだ。


飛行機を使おうか迷ったのだが、片道¥3.800という安さ、


みんなが口を揃えて言う、夜行バスのツラさを体験してみたくて今回は夜行バスを選んだ。


出発した時は修学旅行のようでウキウキしていたのだが、、


、、、話には聞いていたが、確かにツラい(苦笑)


狭い車内、エンジンの駆動音、地面から伝わる振動、やたらエアコンが効いている車内、


2時間置きにサービスエリアで休憩する為、熟睡もできない。


その時は二度と夜行なんて乗るもんか!と思ったが、


今となってはいい体験が出来たと思えるようになった。


とにかく大阪に着けたのには変りはない。


バスを降りてもまだ関西に来たという実感が湧かなかった。


身を切るような寒さの中、ひとり駅へと向かった。

富良野

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富良野は写真をやっている人だったら一度は訪れてみたい場所だと思う。


広大な大地に防風林が規則正しく並んでいたり、一本木がぽつんと立っていたり。


どこを撮っても絵になる。


と言う事で、自分も撮ってきました。


ベタベタな写真ですが笑


この日は雲がとても綺麗だった。

呼吸する街

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急勾配な坂道を車は低い唸り声を鳴らしながら登る。


流れる木々の間から時々見える風景はどんどん空に近付いていく。


駐車場に車を停め、階段を走るように登って屋上へと向かった。


札幌の夜景が360°見渡せる藻岩山展望台。


飾り立てたような夜景が眼下に広り、光の帯は地平線まで続いている。


光の一つ一つが陽炎のように揺れていた。


「街が呼吸しているみたいだ。」


街からのネオンを反射して黄色く光る雨雲が空を覆っている。


隙間から淡く濁った月が見えた。

食べ放題!

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今回の旅では、この日にこの場所でこれを食べて〜、ディナーはここのお店で食べよう!


なんて予定を立てて行ったんです。


初日のお昼は小樽で寿司。


晩は札幌で食べ放題に行きました。


蟹ですよカニ! カニ〜!!


札幌でカニの食べ放題に行ったんです。


食べ放題はずっと昔から行ってみたかったのです。


どれくらい行きたかったかと言うと、、


まだカメラマンのアシスタントだった頃、、


撮影後、まだ機材が散乱しているスタジオ内で


雑誌の編集者とカメラマンがこれからの広告業界とは!


なんて真面目な話をしている横で撮影データの整理をしながら


あぁ、カニの食べ放題に行きたいなぁ、、


でも、お金ないしなぁ、、


どこのお店が一番安いかなぁ、、


えぇっ、このお店 4800円!?


、、なんて大事な話とか片付けそっちのけで、


色々とネットで調べてしまうくらい行きたかった(分かりづらい?笑)


もちろん、編集者が帰った後でカメラマンにこっぴどく怒られましたが笑


まぁ、それくらい行きたかったワケです。


このお店は一時間半タラバガニ、ズワイガニ、エビの寿司を食べ放題で¥4500でした。


最初は美味しくて時間も忘れて食べていたのですが、


そのうち同じ味に飽きてしまって。。


いくら美味しいものでもそれしか食べられないと飽きてしまうんです。


最後の方はもはや食欲無くなっていたのですが、食べとかなきゃソン!


みたいな感じでヤケクソで頬張って食べてました。


また一つイイ経験が出来た。


もう食べ放題には行かないと思いますけど。。

小樽運河の白い十字架

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「一日ぐずついた天気になるでしょう。」


早朝見たテレビのニュースキャスターは言っていた。


雨が降らなきゃいいなぁ、、


移動中に何度かそんなこと思い出しては消える。



暗闇迫る小樽運河。


ガスライトの光がゆるやかなに流れる水面に反射して、


キラキラと赤やオレンジに色を変え光っていた。


暗闇とともに色彩が薄れていく中、ただそれだけが綺麗でしばらくそれを見つめていた。


ひんやりとした潮風が吹いて色んな匂いがした。


雨の匂い。


湿った土の匂い。


鼻をつく運河の匂い。


古くなった塗料と埃の匂い。


匂いにもこの街の歴史を感じる。



ふと空を見上げると、白い十字架が雨雲を突き刺すように白く光っていた。

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