自然ワンダーランド

ちょっと立ち止まって、見て、考えたい。

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深雪とシカ

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林道に沿って、深い溝が続いているのは、人が歩いた痕に見えたが、うろうろと寄り道をし、道の外の斜面に行ってしまうので、シカのようだった。溝の中にはさらに深くもぐった足の痕があり、足の裏の大きさが人よりずっと小さい。こんなに雪に沈んで、体まで沈んでしまうのでは、かなり不自由だろう。奥には別の足跡があったが、雪はもっと深いのに、沈み方はずっと浅い。カモシカかもしれない。

シカの歩いているあたりで、わかんをつけて膝くらいまで沈む。このくらいだと、速くないし、力もいるが、1動作で短い一歩が出せる。奥は腰まであり、膝をかなり超えるようだと、1歩が1動作では出ないし、歩幅も極度に短くなる。時速100mは大げさではない。それでも、腰の深さで時速130mくらいは出ていたか?振り返ると、いくらも進んでいないのがわかっていやになるから、前だけ見て歩く。振り返るのだって、簡単ではないのだ。林道を外れて斜面を登ると、目の前の雪が壁のようになって、頭の上まで来てしまう。

あるシカは道路わきに生えた低木の列に沿うように歩いている。大部分はキブシで、枝先をかじった痕があるが、ちょっとつまみ食いした程度。1日の食事量には、もっともっと、キロ単位の量が必要なはずだから、おやつ程度の食べ方になっているのは、不味くて食べにくいのかもしれない。

それにしても、我々は食べ物を持ち込まなければ、そこにあるものだけで生きていくことはできない。便利さ、豊かさと引き換えに、大事なものを失ってしまったように思える。


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