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まるで小ぶりのジャガイモが落ちているかのようだったが、割るとキノコだ。断面は始め白かったが、まもなく変色して、紫色になってくる。地下生ということだが、この場合は地表から見えていた。地下生菌といっても、地中深いところではなく、落ち葉の下程度の浅いところにできるので、地表から見えることもあるのだろう。 |
多摩地域の自然
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サクラには数百の園芸品種があり、今も増え続けているが、ジュウガツザクラとフユザクラは、花の少ない晩秋から冬にかけて咲くので、人気が高い。園芸品種は人の好みで増やされてきたもので、自然淘汰を経たものではないから、いくら人気があっても、私には関心の持てるものではなかった。もちろん、自然界で、自力で増えていくことはできない。 |
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高尾山では雨で昆虫の動きがなかったが、日が出れば、まだまだ花の需要は多い。成虫越冬の昆虫や冬前の産卵を控えた昆虫にとって、花蜜のある花がだんだん貴重な存在になってきている折、秋遅くまで開花するヤクシソウ、コウヤボウキ、アザミ類などの価値は、高くなっているだろう。 |
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真新しい糞が歩道上に落ちていて、フンバエとセンチコガネが来ていた。誰の糞かはわからないが、赤い実を食べて、果皮の色が残った状態で出ている。 |
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しばらく姿を見なかったサルの群れが来ていた。何を食べているのか、手元、口元までは見えないが、ほとんど葉のなくなったサクラの木や草原で、何かをむしって食べている。そのうち争う声がする。開けたところにいるサルは、あまり声を出さないが、暗い林内ではにぎやかに争っている。まもなく繁殖期になる。年に一度のお祭りの季節に向けて、体の準備も整ってきているようだった。 |




