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京へ 32 御所 13

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061012
 小御所の、間取りについてガイドの説明を見てみましょう。
 一応寝殿造りですから、中央に母屋がありますが、三室に仕切り、畳を敷詰め、更に天井を張り書院造風となっています。外側の蔀は、半蔀(はじとみ)といい、上半分が外側に引き上げる式で、下半分ははめ込みとなっています。現在の建物は、昭和29年に焼失、昭和33年に再建されました。

 写真一枚目は、画面左側の小御所の説明を聴いているところですが、半蔀の様子が写真でもよく判ると思います。建物の中からは、半蔀では、御庭の下の方、つまり州浜や白砂を隠してしまいますので、池泉だけが見えているような眺めとなっているのでしょうか。

 写真二枚目は、「御学問所」で、「小御所」とは北に向って、蹴鞠の庭を隔てて隣の建物です。
 やはり、東のお庭に向って建つ建物で、入母屋檜皮葺の御殿で、外側は、蔀ではなく、遣り戸や引き戸で四囲を囲っています。また、内部は見れませんが、床や違い棚を備えたお部屋とのことで書院造風の造りだそうです。
 ガイドには、御学問所というものの、必ずしも学問のための御殿ではなく、和歌の会などにも使用されたとありました。となりの、蹴鞠の庭とあわせて、運動場付き教室と言った感じなのでしょうか。

 写真三枚目は、御池庭の風景です。小御所の脇辺りから、お池の北へ向って撮っています。
 もともと、公家の邸宅と池庭があった場所といわれ、御所の規模を大幅に拡大した慶長6年(1606年)の京都御所の造営の時に本格的に造られました。作庭には、小堀遠州も総奉行板倉勝重のもとで参画しています。この時、小堀遠州は20代後半のはずですが、どの程度彼の意思というか、センスは反映されているのでしょうか。

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