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130509 庭に出て、まず目につくのは東側に開けた奈良盆地の景色でしょう。上の写真では、東側の大刈込みが見えていますが、この大刈込みの向う側は斜面になって落ち込んでいて、その先には農業潅漑用水池の「慈光院蓮池」があります。 書院の「上ノ間」に座って東側の景色を眺めると、大刈込みがちょぅどいいぐあいに余分なものを隠してくれて、良い景色として観賞することができます。 この景観を維持するに当たっては、お寺やお寺の関係者の方の大変なご苦労があって、そこいらへんは、興味のある方はお寺の公式ホームページを見ていただくとして、借景とはいうものの景観の質を維持するためには、手間も暇もかかる時代になったと言うことでしょうか。 中段二枚目の写真は、お庭から見た書院「上ノ間」です。右側の廊下の奥には、茶室「高林庵」の入り口が見えています。 視線をもう少し左に向けたのが下の写真。「中ノ間」と「下ノ間」が見えていて、あいた障子戸の向こうには、樹木に隠れながらも「方丈」が見えています。 しかし、現代の建物では外から建物を見て、建物越しに向こうの景色が見えるなどという造りは、あまり考えられませんが、こちらの書院は物の見事にあっちから見てこっちの景色が見えるし、こっちから見てもあっちの景色が見えて、風通しが良いと言うべきか、潔いというべきか実にスッキリ、さっぱりとした造りです。 でも、こうした造りを見ると書院は、当然ですが生活のための建物ではなくて、生活感がまるで無いのも当然のことのように思います。まあ、生活感あふれるお寺とか、書院というのも、引いてしまいますが・・・。 |
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始めまして奈良いいですねナイスです
2014/6/6(金) 午後 2:22