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150408 西円堂のご本尊は、国宝の薬師如来座像です。西円堂と同じく、橘三千代の発願で造られた天平時代の仏様です。 脱活乾漆像で、像高は244.5cmですから、堂々たる仏様です。 峰の薬師とも呼ばれ、古くから信仰を集めてきましたが、耳の病に御利益があるとして錐を耳に当ててお祈りすると耳の病が治ると言われています。 なぜに耳の病なのかと言う疑問がありますが、ネットを見ていると、聖徳太子は一度に多くの人が喋ることを理解できたと言うことから、耳に関する伝承ができたと書いてあったものがありました。 私には、むしろ峰の薬師の「峰」の音が、「耳」を連想させて、耳の病の御利益が発生したように思います。耳の薬師と思われたと言うのは、どうでしょう。 もちろん、根拠はまったくありません。 西円堂の建つ高台からは、南側の眺望が良く利きますが、東側の木々のあいだから五重塔や金堂の姿が見えます。 特に五重塔は、ある程度高さのあるこの高台から写真を撮ると、歪みの少ない写真が撮れます。 もう少し近ければもっと良いのですが、それでも知られざる法隆寺の絶景ポイントの一つだと思います。 その写真が、中段の写真です。望遠レンズがあれば、五重塔の上層をアップで撮れるのにと思いつつ、実現しておりません。 西円堂の建つ高台は南側と東側が、急斜面になっていて下っていますが、西側と北側は、平らか、やや高くなっています。 西円堂の北側には、地図を見ると「薬師坊庫裏」と書いてある建物が建っています。 下の写真が、西円堂の北側の写真です。 じつは、西円堂の行事として、節分に行われる追儺式が有名ですが、その時に使われるのが、写真の奥に見える建物の左側に見える出入口です。 |
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