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150408 西円堂の建物は、八角形をしていますが、東西南北の面に扉があり、南西と南東の面には連子窓が造られています。正面は南ですが、南側の扉には、鎌倉時代に再建された時に向拝と呼ばれる廂が付けられました。 上の写真で、建物の右側に張り出している廂がそれにあたります。 もうじき節分の季節ですが、節分にこちらで行われる追儺式が有名です。追儺式については、法隆寺のホームページに簡単に説明がありましたので、引用させていただきます。 ・・・追儺式 2月3日(午後7時頃〜) <西円堂> (参拝可) 追儺式は、西円堂の基壇上で黒鬼、青鬼、赤鬼がそれぞれ所作を行い松明を投げ、その後に毘沙門天が現れて鬼を追い払います。寛政9年(1798)までは法隆寺の僧が鬼役を勤めていましたが、以後、丑寅の方向にあたる岡本法起寺裏の住人が勤仕することになりました。・・・ 一番上の写真の西円堂の周りは、鉄パイプで造られた囲いで被われ、金網が張られるそうです。 追儺式では、西円堂の基壇上から、鬼達が観客に向かって火の付いた松明を投げつけます。凄まじいですね。そのため危険防止の鉄パイプと金網なのです。 一見地味なお堂ですが、とんでもない行事が残っているものです。 2番目の写真は、西円堂の建つ敷地の北西側の眺めです。奥に見える建物は、上御堂です。こちらの説明も法隆寺のホームページから引用させていただきます。 ・・・このお堂は奈良時代、天武天皇の皇子である舎人親王の発願によって建立したと伝えていますが、永祚元年(989)に倒壊し、現在の建物は鎌倉時代に再建されたものです。堂内には平安時代の釈迦三尊像と室町時代の四天王像が安置されています。このお堂は毎年11月1日〜3日まで特別開扉をおこなっています。・・・ ちなみに画面右側に鐘楼の一部が写っていますが、これは「時の鐘」で今でも午前8時から午後4時まで2時間おきに撞かれて時を告げています。正岡子規の「柿くへば」の鐘は、この鐘の音だそうです。 下の写真は、西円堂の裏側、薬師坊庫裏と西円堂を結ぶ出入口です。追儺式の時は、鬼などがここを通って基壇上へ登場します。 |
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