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 法隆寺の西院伽藍の東回廊に平行して、僧坊である東室があります。東室は、西回廊の西側にあった僧坊の西室と対になるように建てられています。もっとも現在では、西室は西廻廊より少し離れたところにありますが。

 東室の南側は、聖徳太子を祀った聖霊院に改築されています。東室の東側には妻室が建てられており、次の拝観場所である大宝蔵院へ行くには、妻室の東側にある馬屋と倉庫の遺構である綱封蔵の間の道を北へ向います。

 いきなり、馬屋が出てきたので驚かれた方も居るかも知れませんが、聖徳太子伝説の一つである聖徳太子の愛馬「甲斐の黒駒」と太子の舎人の「調使麻呂」の像が納められています。
 伝説に依れば、この馬は空を飛び信濃と都を3日で往復したとか。

 ただ、この馬屋、地味な上に格子に金網が張られ、気が付かずに通りすぎていく人も多し。です。

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 一番上の写真が、馬屋とその右側の綱封蔵です。中段の2枚目の写真は馬屋の写真ですが、格子と金網のため、黒駒や調使麿は判りますでしょうか。

 下は、綱封蔵の写真ですが、お寺のホームページからの引用です。

・・・寺宝を保管するための蔵です。この蔵は「双倉」といわれる奈良時代の代表的な建物であります。かつて法隆寺には、このような倉が三十三棟も建ち並んでいたといわれています。・・・

 相変わらずざっくりとした解説です。
 向かい合わせに建てた蔵に一体の大屋根を掛けた形ですが、蔵の収納物の出し入れは、中央の屋根の掛かった場所へ一旦出すことになるので、風雨が、蔵の中へ吹き込みにくいと言われています。

 天平時代の蔵と言えば、校倉造りの蔵が一般的ですが、この蔵は珍しい漆喰壁です。さすがに漆喰だけでは不安だったと見えて、内壁は、板壁で覆われて居るそうです。

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