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150408 夢殿のご本尊は、観音菩薩立像、広く救世観音として知られている仏様ですが、秘仏ですので年に春と秋の2回、期間を決めて開扉されます。 救世観音と言えば、永年秘仏として安置されてきた仏を、明治の初め頃にフェノロサと、岡倉天心が、明治新政府の権力を背景に、無理矢理、白日の下にさらしたと言われるエピソードの仏様です。 正確には、どういう経緯だったのか良く判りませんが、学問のために必要ではあっても、乱暴と言えば乱暴な、やり方だと思います。 東大寺の二月堂のご本尊は、大丈夫だったみたいですが、当時は東大寺の方が明治政府に対して、力があったと言うことなのでしょうか。 私的には、二月堂のご本尊様も確認していただいて、記録に残しておいていただけたら良かったのにとは、思います。仏罰の方は、お二人に引き受けていただいて・・・・。 一番上の写真は、夢殿の南西側から撮ったもので、右側の開いている扉が、正面になります。あの扉から覗き込みますと救世観音の安置されている御厨子が見えます。 開扉されているときは、文字通りお厨子の扉が開かれるわけです。 下の写真は、夢殿の南側に建つ礼堂を、夢殿の基壇上から写したものです。 礼堂は、元は中門のあった場所に、鎌倉時代に建てられました。この配置から考えると参拝するために回廊内には立ち入らないみたいです。ここに中門があった頃から中門をくぐって回廊内に立ち入ることをしていなかったと云うことなのでしょうか。 ちなみに、礼堂の南側には、南門があります。南門の外は、草ぼうぼうの空き地で、門としての使用はまったく無いようです。 |
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