|
150408 慈光院の書院の上ノ間で、床柱を背にして座って見えるのは、南庭と東庭の一部です。 白い砂が敷かれた両側を、さつきの丸い大刈込や、その他の木々の寄せ植えなどで南庭は、構成されています。 慈光院のお庭は、南庭に限らず、石灯籠は一つも置いて無く、また池も建物内から見える範囲にはありません。 さらに日本庭園では定番の巨石による石組みも、南庭の中央奥にさりげなく置かれた「五石の石組」と呼ばれる石組みが唯一のものです。 その代わりと言っては何ですが、茶席の周辺には、片桐石州作と伝えられる手水鉢や、蹲踞が点在します。 上の写真は、上ノ間の南側の縁から写真ですが、中央奥のやや右よりに、見えているのが「五石の石組」です。 近くへ寄った写真が下の中段の写真となります。 五石の石組と言いますから、石は五個ありますが、写真ではちょっと見4個しか見えません。 五個目は、右端の石の手前に土に埋もれるように置いてあります。石組と言われても、説明をうけなければ単に石が無造作に置いてあるだけという感じです。 石や石組が庭の中で、強い主張をしていません。「ああ、そこに居たの。」って感じです。 この庭の特徴は、ともかく饅頭型や方形にきっちりと刈り込まれた大刈込です。大刈込は、つつじが主役ですので、5月の終わり頃から、6月にかけて花が咲きとてつもない景色となります。 何度か花のあるときに、お邪魔していますが、もちろん花の無い時期も、ご覧の通りスッキリとした結構な眺めとなっています。 下の写真も、五石の石組ですが、大小の大刈込と背景や間に植えられた木々が良い調和を保っています。 この日は、修学旅行生がいたせいかどうか、庭へは出られませんでしたが、前に来た時のように庭へ降りて大刈込の間を巡りながら、書院の姿を庭からも堪能したかったです。 |
全体表示
[ リスト ]


