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150410 中離宮にある二つの建物は、建てられている土地に高さの違いがあります。 客殿の方が高い敷地に建てられており、楽只軒の方が低い敷地に建てられています。そして上から見ると概ね方形の二つの建物は角で繋がっています。 それぞれの建物は、南西側に前庭を持っていますが、高い方にある客殿の前庭は、東側に滝口を設け、客殿の一の間の前を東から西へ遣り水を流し、庭の西端から楽只軒の前庭の池へ流れ込むように造られています。 上の写真と下の中段の写真は、楽只軒の建物です。参観は、建物の内部を外から覗き込むのですか、天候が悪くて薄暗いのと、部屋の天井が低めで室内は薄暗く、あまり良く見えませんでした。 楽只軒の前庭の印象は、周りを植栽に囲まれて少し鬱蒼とした感じのお庭です。開放感と言うよりは、深山幽谷に身を置いた感じ、大自然の奥に抱かれるような感じです。 引きこもるときには、気分が落ち着いて癒やされる感じで良いかもしれません。 このような感じは、楽只軒の前庭の東側が客殿の敷地を支える石垣になっていることも一因と思います。 楽只軒の前庭の池は、小さい池を繋いだような形をしていて、つなぎ目に島があったり、石橋が渡してあったりして二つの池に分けています。図面を見るとさらに下流に池があるようですが、参観経路から外れるので全く見えません。 客殿の前庭の遣り水から流れてきて流れ込む先は、一番楽只軒の建物に近い場所にある池ですので、流れる水音なども、楽只軒の中では楽しめたと思います。 |
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