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150410 上の写真は、隣雲亭の北端の部屋である「洗詩台」です。 周りが板戸が閉じられていますが、西、北、東の三方が吹き放しとなっていて、北側からは渓谷を、東側からは高さ6mの大滝(雄滝)が眺められます。 夏は、風が通り涼しく快適な空間でしたでしょう。また紅葉の頃には、渓谷を彩る紅葉を満喫できる空間でもあったでしょう。 下の中段の写真は、隣雲亭西側の眺めですが、上ってきた道がほんの少しだけ見えているのですが、判りますか。 この頃も雨は降り止まず、歩き回るには結構憂鬱な状態でしたが、隣雲亭の西側と南側には板縁がめぐらしてあり、軒も充分に深く造られていて、軒下でつかの間のホッとした状態で、写真も沢山撮りました。 隣雲亭からの眺めは、東側の大滝の眺め、北側の渓谷の眺め、西側の浴龍池の眺めとありますが、南側から西側に架けては、京都の町の遠望や水田や畑の近景があります。 下の写真が、その一部となりますが、近くには、中離宮へ向う松並木の道と下離宮から松並木の一部が見えています。 それにしても、上離宮に限りませんが修学院離宮は、一体どのくらい利用されたのでしょう。 稼働率とか効率などとは、無縁の施設であることは承知の上で、無粋な疑問を提出するのですが、考えて見れば、一見大変な無駄遣いに見えたものが、この国の大切な文化財となってるわけですから、結果から言えば全然無駄では無かったと云うことになります。 修学院離宮は、すぐれた芸術作品であると言うことですね。 |
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