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150407 東大寺二月堂の湯屋です。修二会の期間中、行(ぎょう)を行う練行衆が毎日沐浴する建物です。左右に入口があって、どちらの入口を使うかは、練行衆の位階の違いや僧階の違いによって決まります。 どちらが上の人用の入口なのでしょうか。 左側の入口はしめ縄が張ってあり、履物を履いたまま室内に入るようです。一方右側は靴脱ぎ石があってぬれ縁へ上がり、それから建物に入ります。当然、靴脱ぎ石で履物は脱ぐと思います。 やはり、しめ縄の張ってある方が、偉い人用の入口なのでしょうね。 修二会を行う練行衆は、11人ですが、そのうち4人の四職と呼ばれる方々が上席とされています。ですからしめ縄の入口から入れるのは、4人でそれ以外の平衆と呼ばれる7人や、それ以外の人達は右の入口を利用しているのでしょう。 ちなみに、湯屋の中には脱衣場と、江戸時代の様式の唐破風が付いた風呂屋方があるそうです。 湯屋の左側を見ると、二月堂の裏参道の坂道が、ほんの少しだけ見えています。 2枚目の写真は、湯屋の側から食堂と参籠所を見上げた写真です。 石垣の上の高くなった場所に建物が建っていますが、石段より右側が食堂で、左側が参籠所です。食堂の屋根の上には、二月堂の屋根が見えており、その脇に良弁杉が姿を見せています。 実は2枚目の写真の右の方には、閼伽井屋はもちろん、法華堂の北門や法華堂の屋根まで写り込んでいます。 下の写真は、仏餉屋と湯屋が写っています。画面中央の仏餉屋の左の石垣上には閼伽井屋が、見えています。 こうしてみると、修二会のための建物が、本当に狭い範囲に集中しています。 二月堂は修二会を行うために特化した建物であるというのが良く分かります。 |
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2015年12月09日
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