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150410
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 今回で、平等院は最後です。以前に来た時と比べると質.量ともに、お粗末でお恥ずかしい限りです。

 上の写真は、阿字池の南岸からの鳳凰堂です。見てのとおり池に浮かぶ島の上に鳳凰堂は立っているのですが、建物の基壇のすぐそばまで、水面が迫っています。また基壇の周辺は玉石による州浜になっていて、まるで水中に建っているかのようにも見えます。

 鳳凰堂の建つ中島については、平成14年(2002年)に迎える開創950年を機とした「平等院庭園保存整備」を目的として、平成2年(1990年)より、発掘調査と修復事業が行われました。

 それまでの中島の護岸や石組は、大半が明治35年(1902年)に改修されたものでしたが、中島の規模や石組について、境内の古地図との比較から疑問視されてきました。

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 昭和32年(1957年)の改修時には、中島の護岸の石組は、木杭に改められましたが、この度の平成2年の改修のための発掘調査において、開創間もないころの中島は、鳳凰堂を取巻いて均等な小さな平石を敷き詰めた州浜が広がっていたことが確認されました。

 さらに州浜は、阿字池の対岸(東岸)にもおよんでいて、対岸の広場には川瀬を連想させる粒の小さい小石敷の庭が広がっていました。この景色は、宇治川の対岸の山並みへと続き、自然の山並みに紛れ込むような眺めでした。

 平成2年に始まる整備事業は、発掘調査を基に平安時代の姿を復元することを目的に実施されました。

 その結果、中島は基壇近くまで縮小し、島の北側には、新たに発見された島が復元され、反り橋を架けて中島に渡れるようにしました。
 中島の汀を州浜にすることにより、あたかも鳳凰堂が水中に浮かび上がるような姿となりました。

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