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きのうは、午後2時半から友人の大学研究室に行き、「映画を見て駄弁る会」に出てきました。
1時半過ぎに家を出発し、途中郵便局でゆうパックを出して、キャンパスに行きました。初めて訪れるキャンパスと研究室なので、ちょっと迷いました。
映画は、「武士の家計簿」です。ひところ話題になった映画で、2時間を超える長編です。わたしは、ふだんは、ハリウッドのDVDばかり借りてきて見ていて(そういえば、映画館に行かなくなったなあ)、このところ日本の映画はあまり見ていません。
しかし、この映画は、堺雅人や中村雅俊らの好演も光って、最後まで飽きずに見ることができました。
映画では、加賀藩のいわゆる「算盤侍」の日常生活がたんたんと描かれていきます。そして、主人公の妻のお駒役の仲間由紀恵の好演もあって、その平凡な日常生活、家族生活が結構おもしろく描かれています。最初の机をずらっと並べて大勢で算盤を弾く算用方の光景にすでに引きつけられました。
映画を見たのは、ひとり欠席しましたので、結局3人です。みんな定年退職者です。友人は特任教授として残り、研究室を確保しています。鑑賞後、駄弁りが始まりました。
どこがおもしろかったか、と友人に振られ、私は、お助け米の不正を糾弾して生じた百姓一揆の場面がおもしろかったと答えました。
加賀藩の米よこせ百姓一揆は、歴史では結構有名です。首謀者は処刑され、それを弔うお地蔵さんたちが、金沢の有名な「東茶屋街」の近くにあるそうです。
わたしは、金沢城のまわりに集まった百姓たちの「腹減ったやで!」「腹減ったやで!」という掛け声がおもしろかったと指摘しました。
映画は、家族が年老い、次々と亡くなり、息子が明治政府の主計役人として残る形で終わります。これを見て、少し寂しくなり、もの悲しくもなります。
平凡な生活を送り、平凡な人生を歩む普通の人々の、死に至るまでの一生が描かれます。「名もなき民草」の一生といってよいでしょう。
わたしの一生も映画と似たようなものです。今後も、時には困難にぶつかり、不安をかかえることがあろうとも、ささやかな幸せと楽しみを追求して、生きていきたいと思っています。
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