中国青年報など中国メディアによると、米国の高校に留学していた中国人3人が5日、同級生を監禁して暴行を加えたとして、懲役6年から13年の刑が確定した。刑期を終えた後には、米国から追放される。さらに証人を買収しようとした疑いで逮捕された父親もいたという。

 事件発生は2015年3月30日。場所は伝えられていない。中国人留学生10人が、些細なことで同級生の女子生徒2人に腹を立て、公園に連れ込んで数時間に渡って殴るける、服を脱がせて胸にたばこの火を押しつけるなどの暴行を加えたという。同じ高校に留学していた中国人12人のグループのうち、10人が被害者に、2人が被害者になった。

 裁判所は被告3人について暴行、器物を用いた暴行、誘拐などの罪があるとして、それぞれ懲役13年、10年、6年の懲役刑を言い渡した。さらに、刑を終了すると同時に、米国から強制追放される。被告のうち2人は女性だ。

 3人については、罪を認めて上告しないことを条件に、司法取引で刑が軽くなった。司法取引が成立しなければ終身懲役の可能性もあったという。刑は確定したが正式の判決は2月16日に言い渡される。

 警察が身柄を確保して起訴されたのは6人で、3人については刑が確定していない。4人については逃走中だが、すでに中国に帰国したとの見方も出ている。被告6人の父親の1人は、自分の子が逮捕されたと知り中国からやってきたが、証人を買収しようとた疑いで逮捕され、裁判にかけられることになったという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)