|
『ドバイのまちづくり 地域開発の知恵と発想』
佐野陽子
慶應義塾大学出版会
ドバイとは、アラブ首長国連邦の一首長国である。
経済や観光の発展は、周知のとおりである。
本書の筆者は、日本における地域の研究をしている。
ドバイを調べれば、日本の地域の発展に役立つことがわかるのではないかと言っている。
そのような理由から、中東の中で石油資源の乏しいドバイが、いかに現在の繁栄にまでいたったのか、を説明している。
総人口の減少が始まっている日本では、定住者の確保を課題の一つにあげている自治体は多いと思う。
定住にいたらなくても、観光なり交流なりで、せめて訪れる人の数を増やそう、という考えの自治体もある。
筆者は、ドバイの成長モデルの一つとして、「遺跡や景観や特産物がなくとも地域おこしはできる」ことをあげている。
一方で、遺跡・景観・特産物はあっても、よそから人が足を運ぶようにすることが難しいのである。
|
いい本だなあ
[ リスト ]


