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天気のいい休日に、地元の図書館へ行った。
郷土コーナーに、小説が置いてあった。
小説は、郷土コーナーには置かれないはず。
その図書館が置かれている市から出た小説家の作品だった。
こういう図書館の取り組みは、好きである。
断っておくが、自分は図書館関係者ではない。
どこの市町村立図書館にも郷土コーナーはある。
図書館の善し悪しは、郷土コーナーに現れると思う。
そして、郷土コーナーに置いてある本に、その自治体の善し悪しが表れることがある。
生涯学習という名で多くの講演会や教室が開かれているが、図書館の郷土コーナーには、かなわない。
だから、郷土について書かれた本に向かって、図書館に置いても年間何人の人がこの本をめくるんだ、と言ってはいけない。
すでに、本にするまで調べたり、書いたりした人がいるのだから、その後は読んでもらうための努力が必要なのである。
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京都の南禅寺に行く機会があった。
紅葉の時期なので、紅葉よりも人間の方が多い。
「そうだ 京都行こう」のJR東海のポスターも、今年は南禅寺の写真を使っていた。
京都の人が新幹線に乗った話。
家に帰ると、その京都の人は娘に、今年のJRのCMは○○だった、と言ったそうだ。
JR東海のCMは京都で流れないのだろう。
南禅寺で、この話を思い出した。
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先日、ある場所で、歴史教室の講師をやらせてもらった。
地元の製塩をテーマに2時間、という依頼だった。
時間をたくさんいただいたので、歴史を調べる方法、製塩の技術変化で土器製塩の位置付け、を説明に加えた。
教室が始まる前、主催者側の担当者に「緊張でおなかが痛い」と言ったら、笑いながら「やだなあ〜もう〜」と言われた。
ぼくが冗談を言っていると思われたらしい。
とにかく、歴史教室は無事終えることができた。
途中に挟む休憩時間にも製塩について質問をいただいた。
みんな熱心なのである。
参加者の方々には、とても感謝しております。
以下は、資料の一部。
1) はじめに
2) 歴史を調べる方法
①考古学とは?
②文献史学・考古学の長所・短所
③考古学の考え方
・型式学
・地層累重の法則
3) 日本の製塩の歴史
①製塩の始まりと製塩技術の変化
・海水を濃縮する工程(採鹹・さいかん)
・鹹水の水分を蒸発させる工程(煎熬・せんごう)
②古代製塩
4) 古代の社会
①当時の税制
・租庸調
・木簡からわかること
②製塩土器からわかる当時の社会
・製塩土器の型式
・製塩土器の分布
5) おわりに
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毎日新聞朝刊に、「仲畑流万能川柳」というコーナーがある。
投句する人はメッセージを川柳に込め、選者の仲畑貴志は掲載する選句によって返事をしている。
毎日の看板コーナーである。
時には、社説以上にものを言う。
2013年10月19日の万柳に、こんな川柳が出た。
「いつの日か岩塩の出る土俵跡」 作者:東京 焦点外
地殻変動によって海の一部が湖になることがある。
元が海だから水は塩水である。
これが「塩湖」である。
塩湖が干上がると、大量の塩が湖底に残り、土に埋まっていく。
埋まった塩は、長い時間と圧力を受け、岩塩になる。
圧力がなければ、塩の層にしかならない。
「いつの日か岩塩の出る土俵跡」の句は、力士の体重で大きな圧力を受けるから「岩塩」としているのだろう。
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