いつまでも、御塩倶楽部

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いい本だなあ

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『乃木と東郷』(上・下)
 
戸川幸夫
 
PHP文庫
 
 
 随分と前に購入した本だったが、読んでいなかった。
 
倉庫の整理をした時に見つけて、読み始めた。
 
乃木希典は陸軍、東郷平八郎は海軍の軍人である。
 
司馬遼太郎の『坂の上の雲』では、乃木希典や第三軍司令部は無能な指揮官として書かれている。
 
司馬の小説の登場人物で、無能とされた一番の人物は、乃木希典だろう。
 
しかし、二人とも日露戦争の英雄(英雄にされたと言うべきか)である。
 
乃木神社、東郷神社という神社もあるぐらいの英雄である。
 
 
 本書の内容は、乃木希典と東郷平八郎の生涯を追った小説である。
 
まえがきで筆者は、小説であることをことわっているが、史実に忠実になるよう書いたと言っている。
 
確かに日本史の論文のように当時の資料を引用したり、根拠としたりで、話が進められている。
 
明治の文語を読むのは難儀であるが、同時代の資料は、とてもいい。
 
「二人がしたこと」というよりも、「二人はどんな人」というテーマの本である。
「平氏と神戸の遺跡」
発行:神戸市教育委員会
2012年3月
 
書名のとおり神戸市内の平氏関連遺跡が紹介されている。
 
発行年からすると、大河ドラマに合わせたのだろうか。
 
内容は、地図も写真も豊富である。
 
建築物の復原CGもある。
 
市内のここが、平安時代の末期はこうだったのか、と紹介する構成である。
 
別の表現をすれば、地元の人が地元の歴史を知るのに便利な構成である。
 
市町村の教育委員会が発行する本としては、一番意味のある構成だと思う。
 
 
 さて、その市町村が文化的に成熟しているか、どうかを判断する自己流の基準がある。
 
1)その市町村が発行している本の内容
 
2)その市町村が発行している本の量
 
 本で発行ができない程度の調査レベルや内容ならば、歴史で町おこしと言ったところで、世間は認めてくれない。
 
それに、本として発行がなければ、その内容に責任を持つ組織や人がいないので、世間は信じてくれない。

「う〜ん、マンダム」

「あごに何か付いてるよ。」
 
(言われた相手は、何かを取ろうとして自分のあごに手を当てる)
 
 
「う〜ん、マンダム」
 
ブロンソンのCMと時期はずれるが、こんなことを、小学生の時よくやっていた。
 
 
 
本日は、チャールズ・ブロンソンの話である。
 
 
『ブロンソンならこう言うね』
 
ブロンソンズ(田口トモロヲ・みうらじゅん)
 
ちくま文庫 600円+税
 
 
「ブロンソン」を敬愛してやまない「田口トモロヲ」と「みうらじゅん」が「ブロンソンズ」というのを作って活動している。
 
本書は、その活動の一つである。
 
 田口の悩みを、みうらがブロンソンならば、こう答えるだろうというつもりで答える。
 
みうらの悩みを、田口が同様にして答える。
 
要は、ブロンソンズの中で、やりとりをしているだけである。
 
 数日で読み終えるだろうと思ったが、結構日数かかって読了した。
 
ハイテンションで、こってりした文章で、一日にたくさん読めなかったからである。
 
内容は薄そうで、かなり濃い。
 
ちくま文庫で出ているだけのことはある。
 
みうらじゅんの文庫本あとがき「ブロンソン号に乗って」を読むと濃さがわかる。
 
「人生は墓場までの超特急なのである。乗ったら最後、途中下車は許されない。(略)降りる時、焦らないよう荷物と気持ちをまとめておかなければならない。」
 
 
 さて、読者諸兄には、ブロンソンズのように、身近?に敬愛や尊敬できる人がいるのか、考えてもらいたい。
 
ブロンソンズのように、ブロンソンの話題で熱く5時間も6時間も飲めることがあったのか、考えてもらいたい。
 

『グレートジャーニー 人類5万キロの旅』関野吉晴


小峰書店

1262円+税



 週末、図書館に寄って、関野吉晴の本を3冊借りてきた。

『グレートジャーニー 人類5万キロの旅』のシリーズは10冊以上あるらしい。(最近、文庫にもなったらしい)

人類は500万年前にアフリカ大陸で生まれ、その後世界に広かった。

人類が地球上に広がった最果てである南米大陸南端から逆ルートでアフリカまで、徒歩・カヌー・自転車・スキーなど人力によって辿ろうという旅行記である。



 漢字にふりがながあることや第42回青少年読書感想文全国コンクール課題図書などになっているので、青少年向けに書かれているようだ。

週末で3冊読もうと思ったが、火曜日に2冊目を読み終えた。



 関野吉晴は医者であり、探検家である。

20年ぐらい前に、あるアウトドア雑誌に紺色のチノパンとレザーモカシンを履いた関野吉晴を初めて見た。

かっこよかった。

生き方もかっこいいと思った。



 著作を読むのは、今回が初めてである。

この本が青少年向けに書かれているせいかもしれないが、飾らない文章が、またかっこよかった。




 本を借りる時、図書館カウンターの方が、いつもあなたのブログを拝見しています、と言った。

4冊目以降もまた借りに行きます。

『知多半島風土記』

編集 知多社会科同好会

発行 1985年



 編集をしている知多社会科同好会は、知多半島の小中学校で社会科を教えている先生の会である。

だから執筆者は、先生たちである。

値段は印刷されていないので、市販はされてないようである。

ぼくの手元にあるものは、かつて社会科の先生をしていた方からもらった。

いただいてから一年ぐらい過ぎているが、たくさんいただいたので先日本書を読み終えた。



 半島内5市5町の「業(なりわい)」「水」「習(ならわし)」「道」「住(すまい)」「祭」のテーマがある。

132ページの本なので、全部の市町について網羅されている訳ではないが、自分と関係がある市町が出てくるとうれしい。

集合写真で、自分を探すことに似ている。



 さて、この本にも当然参考文献があり、最後に掲載されている。

別の見方をすると、民俗や歴史の調査をしている市町とそうでない市町の格差があって、その格差は義務教育にも影響している。

その場所に対して、どれだけ多くの本が書かれているか、がその場所への愛情の深さを測る物差しだと思っている。

たとえ短い研究ノートのようなものでも、書こうとすると大変な苦労をする。

時間もかかる、調査や文献の収集にお金もかかる。

論文や研究ノートには、色々な目的があると思うが、その一つは間違いなく対象への愛情である。



 先生たちが書いた本だからだろうか小学生の時に授業で聞いたような話題があり、知多半島の歴史と自分の歴史が少し重なる。



何と言おうか、自分自身がとても懐かしかったりする。

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