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Band Name:
Plateau Sigma
Album Title:
Rituals
Track List:
01. The Nymphs
02. Palladion
03. The Bridge And The Abyss
04. Cvltrvm
05. Rituals pt.I
06. Rituals pt.II
Band Members:
Manuel Vicari (Male Vocals, Electric Guitars, Acoustic Guitars)
Francesco Genduso (Male Vocals, Electric Guitars, Acoustic Guitars)
Maurizio Avena (Basses)
Nino Zuppardo (Drums, Percussions)
Amazon:
Bandcamp:
メタルの宮殿:
YouTube:
Album Review:
イタリア、タッジャ出身、ドゥーム・メタル・バンドであるPlateau Sigmaが2016年にリリースした2ndフル・アルバムにあたる『Rituals』。
その音楽性は、低音域の迫力のあるディープなデス・ヴォイス、中音域から高音域にかけての繊細なクリーン・ヴォイス、その二種類の声色を自在に操る男性ヴォーカルをフロントに迎え、ツイン・エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ベース、ドラム、パーカッションなどといった生楽器を配した、そのアルバム・タイトルが示す通りの儀式的な、呪術的な、そしてアンニュイなドゥーム・メタルがCDアルバムの全編に渡り展開されていきます。
前作にあたる『The True Shape Of Eskatos』をドゥーム・メタル界の名盤と認定している私としては、本作にあたる『Rituals』は、少なからず残念に思ってしまう一枚へと仕上がっていました。
このPlateau Sigmaというバンドの最大の個性であり魅力であると思っている、深海にまで深く沈み込むかのような壮大なスケールと、自己の精神に深く潜り込むかのような内省的さという二面性を持つ、エレクトリック・ギターのアルペジオを多用した静のパートが激減してしまいました。エレクトリック・ギターによるディストーションを多用した動のパートはご健在なのですが、あくまでも個人的には大した魅力を感じておりません。
暗黒耽美さよりも、聴きやすさ、キャッチーさに重きを置いたのでしょうか。
勿論、楽曲そのものの完成度はどちらかというと高いのですが、それでもやはりドゥーム・メタル界に蔓延する至極普通のバンドに成り下がってしまったという印象を拭う事は出来ません。
Bandcampでのオフィシャル・ページによると、フューネラル・ドゥーム・メタルを自称されているようですが、正直に申し上げると、真正のフューネラル・ドゥーム・メタラーにとっては物足りなさを感じてしまう事と思います。
前作にあたる『The True Shape Of Eskatos』もまた、それ程はフューネラル・ドゥーム・メタルという印象はありませんでしたが、それでも、音楽ジャンルを超越する程の説得力がありました。
本作にあたる『Rituals』は、真剣に聴いているのにも関わらず、メロディ・ラインが印象に残りません。このPlateau Sigmaというバンドが持つ良さを、失ってしまいました。
期待しているが故の、辛口による意見となってしまいました。
1分のインストゥルメンタルが1曲、一番短い楽曲が5分、それ以外の楽曲は8分から9分、一番長い楽曲が11分、そして一枚のCDアルバムをトータルすると6曲46分という、圧倒的な大作志向の元、楽曲を製作し、提供するバンドのようですが、ドゥーム・メタル界としては比較的普通の事なのかも知れません。
楽曲の一つ一つが持つプログレッシヴな構成力もまた、前作にあたる『The True Shape Of Eskatos』に軍配が上がります。
しかし、駆け出しのドゥーム・メタラーにとっては、本作にあたる『Rituals』の方が聴きやすいのかも知れません。
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こんにちは('∀`)
インストから次の曲への流れ、すんなり耳に入りました♪確かに前作より聴きやすさを感じて、前作を傑作と感じてるファンには物足りなさを感じているのですね。曲の二面性は前作のほうが多かったと言われるようにヘヴィなGのほうが耳に残りました。
聴き終わった後は呪術にかかった感じです('∀`)
2019/2/6(水) 午前 8:40
> joeyrockさん
こんばんは!
コメント、有難うございます。
インパクトという点では前作にあたる『The True Shape Of Eskatos』に軍配が上がりますが、私の場合、ファースト・インスピレーションが合わないCDアルバムの方が後々に名盤となる確率も高いので、まだまだ聴き込みが足りないだけなのかも知れません(笑)。
批判的な意見による記事となってしまいましたが、基本的には大好きなバンドなので、次回作にも期待しております。
2019/2/6(水) 午後 8:00