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書庫感想文 (ドゥーム・メタル)

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Isole 『Bliss Of Solitude』

Band Name:
Isole
イメージ 1


Album Title:
Bliss Of Solitude
イメージ 2
















Track List:
01. By Blood
02. From Clouded Sky
03. Imprisoned In Sorrow
04. Bliss Of Solitude
05. Aska
06. Dying
07. Shadowstone

Band Members:
Daniel Bryntse (Male Vocals, Electric Guitars)
Crister Olsson (Male Vocals, Electric Guitars)
Henrik Lindenmo (Male Vocals, Bass)
Jonas Lindström (Drums, Percussions)

Amazon:

Bandcamp:

Spotify:

YouTube:

Album Review:
スウェーデン、イェヴレ出身、エピック・ドゥーム・メタル・バンドであるIsoleが2008年にリリースした3rdフル・アルバムにあたる『Bliss Of Solitude』。

同じくスウェーデン出身のヴァイキング・メタル・バンドであるForlornが改名し、音楽性そのものも進化させたバンドのようです。

その音楽性は、中音域から高音域にかけての呪術的なメロディ・ラインを歌い上げるマイルドな男性ヴォーカルをフロントに迎え、あくまでもアクセントとして時折導入される男性ヴォーカルによる低音域のハーシュ・ヴォイス、ツイン・エレクトリック・ギター、ベース、ドラム、そして一部の楽曲にパーカッションなどといった生楽器を配した、プログレッシヴな趣を持つ、非常に個性的なエピック・ドゥーム・メタルが、CDアルバムの全編に渡り展開されていきます。

至る所にて、エピック・ドゥーム・メタルとカテゴライズされているので、私もこのIsoleというバンドの提供するサウンド・スタイルをそのように呼んでおりますが、たしかにスウェーデン出身のエピック・ドゥーム・メタル・バンドであるCandlemassからの影響を確実に通過したのであろう作風ではあるものの、ドラムによるブラスト・ビートを多用したミドル・テンポからスロー・テンポにかけての、長尺の楽曲の構成力はプログレッシヴ・メタルとして扱ったとしても何ら問題は無いと思ってしまいます。
純粋なドゥーム・メタルというよりも、どちらかというと、ドゥーム・メタルの要素が施されたプログレッシヴ・メタルなのかも知れません。

このIsoleというバンドを知った当初は、アメリカ出身のDaylight Dies、スウェーデン出身のDraconisn、フィンランド出身のSwallow The Sunなどといった、男性ヴォーカリストによるディープなデス・ヴォイスを主体としたゴシック・ドゥーム・メタル・バンドにハマっていたので、若干の物足りなさを感じてしまいましたが、どうやらそれは誤りであったようです。
男性ヴォーカリストによるマイルドなクリーン・ヴォイスが主体というそのスタイルは、デス・ドゥーム・メタルと比較すると表面では暗黒さは薄いのかも知れませんが、根底には何処までも呪術的な、そして耽美的なオーラを漂わせています。
恐らくは、この記事の一枚目に貼り付けたバンド・フォトの、中央にいらっしゃるオッサンが男性ヴォーカリストとして在籍するDaniel Bryntseなる人物だと思われますが、そのコミカルな容貌に似合わない、非常にシリアスな声質の持ち主です。

正直に申し上げると、1stフル・アルバムにあたる『Forevermore』、2ndフル・アルバムにあたる『Throne Of Void』を試聴したところ、楽曲そのものの完成度は比較的高いものの、プログレッシヴの要素は無く、まだまだドゥーム・メタル界に蔓延するバンドの一つという印象を拭う事は出来ませんでした。
本作にあたる『Bliss Of Solitude』をリリースした事により、一気にメロディ・センスが開花したと言って良いでしょう。それ以降、このIsoleというバンドは、どのフル・アルバムもゴシック・ドゥーム・メタルの入門書として最適なバンドとなったと思います。
逆に、ただひたすら長々とした暗黒耽美の旋律を追求するドゥーム・メタラーの目には邪道の存在へと映るのかも知れません。
The Metal Archivesには、カナダ出身のFuneral Circleを始めとする、似た音楽を提供する何組かのバンドが紹介されていますが、このIsoleのような個性的なバンドは、未だかつて発見する事が出来ずにおります。

7分から8分、11分にかけての楽曲が多く、そして7曲57分と、圧倒的な大作志向の元、楽曲を製作し、提供するバンドのようですが、ドゥーム・メタル界としては比較的普通の事なのかも知れません。
長々と同じ旋律を反復するドゥーム・メタルには飽きてしまった、という音楽マニアにこそ強く推奨したい一枚へと仕上がっています。

Plateau Sigma 『Rituals』

Band Name:
Plateau Sigma
イメージ 1

Album Title:
Rituals
イメージ 2
















Track List:
01. The Nymphs
02. Palladion
03. The Bridge And The Abyss
04. Cvltrvm
05. Rituals pt.I
06. Rituals pt.II

Band Members:
Manuel Vicari (Male Vocals, Electric Guitars, Acoustic Guitars)
Francesco Genduso (Male Vocals, Electric Guitars, Acoustic Guitars)
Maurizio Avena (Basses)
Nino Zuppardo (Drums, Percussions)

Amazon:

Bandcamp:

メタルの宮殿:

YouTube:

Album Review:
イタリア、タッジャ出身、ドゥーム・メタル・バンドであるPlateau Sigmaが2016年にリリースした2ndフル・アルバムにあたる『Rituals』。

その音楽性は、低音域の迫力のあるディープなデス・ヴォイス、中音域から高音域にかけての繊細なクリーン・ヴォイス、その二種類の声色を自在に操る男性ヴォーカルをフロントに迎え、ツイン・エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ベース、ドラム、パーカッションなどといった生楽器を配した、そのアルバム・タイトルが示す通りの儀式的な、呪術的な、そしてアンニュイなドゥーム・メタルがCDアルバムの全編に渡り展開されていきます。

前作にあたる『The True Shape Of Eskatos』をドゥーム・メタル界の名盤と認定している私としては、本作にあたる『Rituals』は、少なからず残念に思ってしまう一枚へと仕上がっていました。
このPlateau Sigmaというバンドの最大の個性であり魅力であると思っている、深海にまで深く沈み込むかのような壮大なスケールと、自己の精神に深く潜り込むかのような内省的さという二面性を持つ、エレクトリック・ギターのアルペジオを多用した静のパートが激減してしまいました。エレクトリック・ギターによるディストーションを多用した動のパートはご健在なのですが、あくまでも個人的には大した魅力を感じておりません。
暗黒耽美さよりも、聴きやすさ、キャッチーさに重きを置いたのでしょうか。
勿論、楽曲そのものの完成度はどちらかというと高いのですが、それでもやはりドゥーム・メタル界に蔓延する至極普通のバンドに成り下がってしまったという印象を拭う事は出来ません

Bandcampでのオフィシャル・ページによると、フューネラル・ドゥーム・メタルを自称されているようですが、正直に申し上げると、真正のフューネラル・ドゥーム・メタラーにとっては物足りなさを感じてしまう事と思います。
前作にあたる『The True Shape Of Eskatos』もまた、それ程はフューネラル・ドゥーム・メタルという印象はありませんでしたが、それでも、音楽ジャンルを超越する程の説得力がありました。
本作にあたる『Rituals』は、真剣に聴いているのにも関わらず、メロディ・ラインが印象に残りません。このPlateau Sigmaというバンドが持つ良さを、失ってしまいました。

期待しているが故の、辛口による意見となってしまいました。

1分のインストゥルメンタルが1曲、一番短い楽曲が5分、それ以外の楽曲は8分から9分、一番長い楽曲が11分、そして一枚のCDアルバムをトータルすると6曲46分という、圧倒的な大作志向の元、楽曲を製作し、提供するバンドのようですが、ドゥーム・メタル界としては比較的普通の事なのかも知れません。
楽曲の一つ一つが持つプログレッシヴな構成力もまた、前作にあたる『The True Shape Of Eskatos』に軍配が上がります。
しかし、駆け出しのドゥーム・メタラーにとっては、本作にあたる『Rituals』の方が聴きやすいのかも知れません。
Band Name:
Plateau Sigma
イメージ 1

Album Title:
The True Shape Of Eskatos
イメージ 2
















Track List:
01. The Initiation
02. Satyriasis And The Autumn Ends
03. Stalingrad
04. Ordinis Supernova Sex Horarum
05. The River 1917
06. Angst
07. Amber Eyes

Band Members:
Manuel Vicari (Male Vocals, Electric Guitars, Acoustic Guitars)
Francesco Genduso (Male Vocals, Electric Guitars, Acoustic Guitars)
Maurizio Avena (Basses)
Nino Zuppardo (Drums, Percussions)

Amazon:

Bandcamp:

Spotify:

YouTube:

Album Review:
イタリア、タッジャ出身、ドゥーム・メタル・バンドであるPlateau Sigmaが2014年にリリースした1stフル・アルバムにあたる『The True Shape Of Eskatos』。

その音楽性は、低音域の深海にまで響くかのようなディープなデス・ヴォイスを担当する男性ヴォーカリスト、中音域から高音域にかけての繊細なクリーン・ヴォイスを担当する男性ヴォーカリスト、その両者による男性ツイン・ヴォーカルをフロントに迎え、あくまでもアクセントとして一部の楽曲にゲストとして迎えられた女性ヴォーカリストによる悲壮感の漂う語り、ツイン・エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ベース、ドラム、パーカッションなどといった生楽器を配した、壮大なスケールと内省的さとを同時に内包したゴシック調のドゥーム・メタルが、一枚のCDアルバムの全編に渡り展開されていきます。
The Metal Archivesによるとフューネラル・ドゥーム・デス・メタルというサブ・ジャンルにカテゴライズされていますが、一般的に思い浮かべるようなフューネラル・ドゥームを期待すると肩透かしを喰らうのかも知れません。

本作に当たる『The True Shape Of Eskatos』は、このPlateau Sigmaというバンドのデビュー・アルバムにして、イタリアン・ドゥーム・メタル界における名盤だと私は思っております。

正直な感想を申し上げると、エレクトリック・ギターによるディストーションを多用した動のパートには大した魅力を感じず、今後の及第点だとも思いますが、エレクトリック・ギターによるアルペジオを多用した静のパートは、ドゥーム・メタルの中でも非常に聴きやすく、それでいてドゥーム・メタルとしての暗黒耽美さを見失っていません。
新人離れをした完成度を放つその旋律は、まるで深海を漂うかのような壮大なスケール、自己の精神に潜り込んでいくかのような内省的さ、その二つの相反する要素を併せ持っています。キーボードだのシンセサイザーだのいった、シンフォニックの要素を使用せずに、これ程までの暗黒耽美を表現する事が出来るのは、実に見事としか言いようがありません。
その反面、動のパートとなると、新人ならではの若々しい危うさが浮き彫りとなってしまい、そのギャップを面白いと受け取るのか、蛇足と受け取るのかにより、評価が二分に分かれてしまうのかも知れません。完成したメジャーな音を好む私としては、どちらかというと後者にあたります。

例えば、The ForeshadowingにしろNovembreにしろPostvortaにしろ、イタリア産のダーク・メタルには数多くの個性的なバンドが存在し、Novembreに男性ヴォーカリストとして在籍するCarmelo Orlandoもまた、このPlateau Sigmaというバンドが大のお気に入りという事です。たしかに、8thフル・アルバムにあたる『The Blue』をリリースした時期のNovembreを、更なるフューネラル・ドゥーム・メタルに接近させたかのような作風と言っても過言では無いのかも知れません。
まったくの余談ではありますが、Carmelo Orlandoがデス・ヴォイスもクリーン・ヴォイスも一人で担当するという強烈なスタイルを持っているのに対し、このPlateau Sigmaというバンドの場合は男性ツイン・ヴォーカルという安定した姿勢を持っているようです。もっとも、純粋に音を楽しむ分には特に気にならないかと思われます。

2分のインストゥルメンタルが1曲、それ以外の楽曲は8分から9分、10分、そして一番長い楽曲が14分、そして一枚のCDアルバムをトータルすると7曲60分という、圧倒的な大作志向の元、楽曲を製作し、提供するバンドのようですが、ドゥーム・メタル界としては比較的普通の事なのかも知れません。
また、一辺倒では無く、美しいメロディ・ラインを損なわない程度にプログレッシヴな構成力をも持つ楽曲は非常に歯ごたえがあります。
たしか、このPlateau Sigmaというバンドを知る切欠となったとあるレビュー・ブログ様では、スウェーデン出身のプログレッシヴ・デス・メタル・バンドであるOpethのファンに推奨したいと綴られていました。

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