15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発したものの、日本がお盆期間中で商いが薄いこともあり、一日を通じて荒い値動きとなった。終値は106.12円と前営業日NY終値(105.91円)と比べて21銭程度のドル高水準。欧州市場序盤には目先のストップロス注文を断続的に巻き込んで一時106.78円まで急伸したものの、すぐに失速。中国政府が米国の対中制裁関税「第4弾」に対する報復措置を取る方針を示すと、米中貿易摩擦への懸念が高まり売りが優勢となった。時間外の米10年債利回りが低下したことも嫌気されて、19時30分過ぎには一時105.70円と日通し安値を付けた。 ただNY時間に入り、7月米小売売上高や8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数など、この日発表の米経済指標が相次いで予想より良好な内容だったことが分かると円売り・ドル買いが優勢に。21時30分過ぎに106.34円付近まで値を上げた。 NY時間午後に米10年債利回りが1.4732%前後と2016年8月以来の低水準を付けたことをきっかけにドル売りが強まると105.80円付近まで下げたものの、利回りが1.53%台を回復するとドル円も106円台前半まで持ち直した。市場では「米金利動向を睨みながらの荒い値動きとなり、為替市場は総じて神経質だった」との声が聞かれた。 ユーロドルは3日続落。終値は1.1107ドルと前営業日NY終値(1.1139ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を手掛かりに20時30分前に一時1.1158ドルと日通し高値を付けたものの、その後失速した。良好な米経済指標が相次いだことでユーロ売り・ドル買いが出たほか、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が「9月にインパクトのある大規模刺激策を実施する必要がある」と述べると、緩和策拡大の思惑からユーロ売りが広がった。前日の安値1.1131ドルを下抜けて一時1.1092ドルと2日以来の安値を付けた。 ユーロ円は続落。終値は117.87円と前日NY終値(117.98円)と比べて11銭程度のユーロ安水準となった。ドル円の急伸につれて欧州序盤に一時118.98円まで大きく値を上げたものの、そのあとは上値の重さが目立った。フィンランド中銀総裁の発言をきっかけに全般ユーロ売りが強まった影響で一時117.63円と日通し安値を更新した。 メキシコペソ円は5.36円まで下落後に5.41円付近まで買い戻された。メキシコ中銀はこの日、政策金利を現行の8.25%から8.00%に引き下げることを決めたと発表。利下げは5年2カ月ぶり。事前の予想は8.25%で据え置きと8.00%に引き下げで拮抗していただけに当初はペソ売りで反応したものの、売り一巡後は発表前の水準まで値を戻した。 本日これまでの参考レンジ ドル円:105.70円 - 106.78円 ユーロドル:1.1092ドル - 1.1158ドル ユーロ円:117.63円 - 118.98円 出典:FXi24 ※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。 このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。 |
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