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2019年08月30日16時25分
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日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価

始値  20641.49
高値  20748.35(13:08)
安値  20633.30(09:06)
大引け 20704.37(前日比 +243.44 、 +1.19% )

売買高  12億0762万株 (東証1部概算)
売買代金  2兆0215億円 (東証1部概算)





■本日のポイント

 1.日経平均は急反発、自動車や銀行株など買われる
 2.NYダウは大幅続伸、米中貿易協議への期待高まる
 3.先物などに買い戻し流入、売買代金は13日ぶりに2兆円回復
 4.村田製やキーエンス、ファナックなど値がさ株が堅調
 5.サウジアラムコの東証上場観測報道で日本取引所など高い

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは326ドル高と大幅続伸した。中国が米国との貿易協議に期待を表明し、トランプ米大統領も協議再開に前向きな姿勢を示したことが好感され幅広い銘柄で買いが優勢となった。

 東京市場では、日経平均株価が急反発。前日の米株式市場が大幅高したことを受け、買いが先行した。ただ、買い一巡後は上値を押さえられた。

 29日のニューヨーク市場はNYダウが326ドル高と大幅続伸。中国が米国との貿易協議に期待を表明し、トランプ米大統領もラジオインタビューで協議再開に前向きな姿勢を示したことから米中貿易協議への期待が高まった。これを受け、東京市場も買い優勢の展開となった。為替が一時1ドル=106円50銭近辺に上昇したこともあり、先物に買い戻しが流入した。ただ、この日は月末と週末が重なったうえに、来週の週開けとなる9月2日は米国がレーバーデーで休場となることもあり、外国人などの参加者は限定的だった。東証1部の売買代金は2兆0215億円と13日ぶりに活況の目安とされる2兆円を回復した。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>や任天堂<7974>が高く、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>など自動車株が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株が高く、キーエンス<6861>やファナック<6954>、村田製作所<6981>といった値がさ株が買われた。サウジアラムコの東証上場観測報道で日本取引所グループ<8697>が高い。前日急落したリクルートホールディングス<6098>は反発。アンジェス<4563>は4日ぶりに上昇した。
 半面、ファーストリテイリング<9983>や資生堂<4911>、ダイキン工業<6367>が安く、パーク24<4666>が売られた。ミライアル<4238>や山崎製パン<2212>が値を下げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファナック <6954> 、アドテスト <6857> 、TDK <6762> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約85円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ユニファミマ <8028> 、バンナムHD <7832> 、スズキ <7269> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約22円。うち12円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は不動産業のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)証券商品先物、(3)ゴム製品、(4)非鉄金属、(5)精密機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)陸運業、(2)空運業、(3)その他製品、(4)小売業、(5)食料品。

■個別材料株

△ディーエヌエ <2432>
 「ポケモンマスターズ」を8言語で配信開始。
△オイシックス <3182> [東証M]
 テレビ東京系「カンブリア宮殿」で紹介。
△ステラケミ <4109>
 「日本政府がフッ化水素の輸出を許可」と報道。
△DIシステム <4421> [JQ]
 光通信 <9435> が大株主に浮上。
△DWTI <4576> [JQG]
 「WP-1303」の導出先が国内第3相臨床試験開始。
△DIC <4631>
 独BASFの顔料事業を買収。
△明電舎 <6508>
 従来未定としていた中間配当は実質増配の25円へ。
△ウインテスト <6721> [東証2]
 カフレス血圧推定法を和歌山大学などと共同開発。
△オリンパス <7733>
 6.22%を上限に自社株買いを実施。
△セルシード <7776> [JQG]
 阪大がiPS細胞を利用した角膜移植で関心高まる。

▼ミライアル <4238>
 7月中間期業績は計画上振れも下期以降への警戒感。
▼パーク24 <4666>
 11-7月期(3Q累計)経常が5%減益で着地。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ワイヤレスG <9419> 、(2)レッグス <4286> 、(3)DIC <4631> 、(4)MARUWA <5344> 、(5)カメイ <8037> 、(6)三井ハイテク <6966> 、(7)石原産 <4028> 、(8)ユーシン精機 <6482> 、(9)三桜工 <6584> 、(10)アグロカネシ <4955> 。
 値下がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)パーク24 <4666> 、(3)ミライアル <4238> 、(4)山パン <2212> 、(5)ナイガイ <8013> 、(6)マイネット <3928> 、(7)ザッパラス <3770> 、(8)アイル <3854> 、(9)山九 <9065> 、(10)アイフィス <7833> 。

【大引け】

 日経平均は前日比243.44円(1.19%)高の2万0704.37円。TOPIXは前日比21.69(1.46%)高の1511.86。出来高は概算で12億0762万株。東証1部の値上がり銘柄数は1970、値下がり銘柄数は144となった。日経ジャスダック平均は3294.46円(12.36円高)。

[2019年8月30日]

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2019年08月29日16時31分
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日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価

始値  20500.50
高値  20520.68(09:01)
安値  20361.12(10:45)
大引け 20460.93(前日比 -18.49 、 -0.09% )

売買高  9億9116万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆6651億円 (東証1部概算)





■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり小反落、米株高で心理改善も買いは続かず
 2.9月1日の米国による対中関税第4弾発動を前に物色意欲低調
 3.英国EU離脱に絡む不透明感や為替の円高も買い手控え材料に
 4.水産や石油株が堅調だが、サービスなど中小型の内需株が弱い
 5.JPX400のリバランスという特殊要因加わるも超閑散続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは258ドル高と反発した。原油高が好感されたほか、逆イールド発生に対する警戒感もやや薄れ買いが優勢となった。

 東京市場では、方向感が定まらず、日経平均株価は前場に値を下げて後場戻す展開。結局、前日比小幅マイナス圏で着地した。

 29日の東京市場は、売り買いが交錯した。前日の米国株市場では、10年債と2年債の逆イールド発生に対する警戒感もやや薄れ、NYダウは260ドル近い上昇をみせたことで、市場心理が改善している。ただ、9月1日に米国による対中制裁関税第4弾が発動される見通しにあることから、これを前に買い意欲も盛り上がりを欠いた。英国のEUからの「合意なき離脱」を巡る不透明感も投資家心理を冷やしている。取引時間中は為替が1ドル=106円台を下回って円高含みで推移したことも手控えムードにつながった。業種別には水産や石油株が堅調だったが、サービスなど中小型の内需株に弱いものが目立つ。東証1部の売買代金はJPX400などの構成銘柄のリバランスに伴い引け際に急増したが、それでも1兆6000億円台にとどまるなど閑散商いの様相を強めている。

 個別では、リクルートホールディングス<6098>が大幅安、KLab<3656>も大きく下げた。資生堂<4911>、花王<4452>が値を下げ、第一三共<4568>も軟調だった。ZOZO<3092>も下落した。神戸物産<3038>も売りに押された。チャーム・ケア・コーポレーション<6062>、enish<3667>が急落、日本通信<9424>も大商いながら下値を探る展開となった。
 半面、武田薬品工業<4502>がしっかり。キーエンス<6861>、ファナック<6954>も堅調。アドバンテスト<6857>が買われ、楽天<4755>も上昇した。スズキ<7269>が物色人気を集めた。スノーピーク<7816>、マイネット<3928>が値を飛ばし、CAC Holdings<4725>も大幅高。日本エム・ディ・エム<7600>、TOKYO BASE<3415>、北の達人コーポレーション<2930>が物色人気、レオパレス21<8848>も上値を追った。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、アドテスト <6857> 、ファナック <6954> 、ファストリ <9983> 、中外薬 <4519> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約24円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、KDDI <9433> 、ダイキン <6367> 、東エレク <8035> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約42円。


 東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)石油石炭製品、(3)鉄鋼、(4)ガラス土石製品、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)ゴム製品、(3)精密機器、(4)情報・通信業、(5)証券商品先物。

■個別材料株

△リブワーク <1431> [東証M]
 九州の住宅復興需要を見込んだ思惑買い。
△富士PS <1848>
 株主優待制度を拡充。
△北野建 <1866>
 30万株を上限とする自社株取得枠を設定。
△ヤマト <1967>
 0.78%を上限に自社株買いを実施。
△アスクル <2678>
 8月度単体売上高は5.2%増。
△アルファクス <3814> [JQG]
 消費税軽減税率対応レジの補助金要件の変更で思惑。
△CAC <4725>
 リクルートの売り出しに際し200万株を売却。
△スズキ <7269>
 トヨタ <7203> との資本提携を発表。
△日本MDM <7600>
 上期経常を一転36%増益に上方修正。
△紙パル商 <8032>
 3.85%を上限に自社株買いを実施。

▼enish <3667>
 東証が信用規制を強化。
▼リクルート <6098>
 最大1億2150万株の株式売り出しを実施。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)スノーピーク <7816> 、(2)マイネット <3928> 、(3)Sサイエンス <5721> 、(4)CAC <4725> 、(5)北野建 <1866> 、(6)LINK&M <2170> 、(7)日本MDM <7600> 、(8)富士PS <1848> 、(9)トッパンフォ <7862> 、(10)T−BASE <3415> 。
 値下がり率上位10傑は(1)チャームケア <6062> 、(2)アジア投資 <8518> 、(3)enish <3667> 、(4)オンリー <3376> 、(5)日本通信 <9424> 、(6)アキレス <5142> 、(7)SFP <3198> 、(8)サンナゴヤ <8904> 、(9)クラウディア <3607> 、(10)黒谷 <3168> 。

【大引け】

 日経平均は前日比18.49円(0.09%)安の2万0460.93円。TOPIXは前日比0.18(0.01%)安の1490.17。出来高は概算で9億9116万株。東証1部の値上がり銘柄数は919、値下がり銘柄数は1112となった。日経ジャスダック平均は3282.10円(16.86円安)。

[2019年8月29日]

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日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価

始値  20474.31
高値  20511.21(10:15)
安値  20433.31(09:39)
大引け 20479.42(前日比 +23.34 、 +0.11% )

売買高  9億5799万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆6159億円 (東証1部概算)





■本日のポイント

 1.日経平均は小幅ながら続伸、全般物色意欲は限定的で上値も重い展開
 2.前日の米株市場は軟調、米債逆イールドの幅が広がり警戒感が再度強まる
 3.米株安でリスク回避ムードも、ヘッジファンド筋の先物買いが下値支える
 4.中国政府の消費刺激策に対する期待感を背景に中国関連などに買いを誘導
 5.値上がり銘柄数を値下がりが上回り、全体売買代金は2兆円台割れが続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは120ドル安と反落した。米中貿易摩擦の先行き不透明感や「逆イールド」の拡大を懸念した売りが優勢となった。

 東京市場では、前日の米株安も影響は限定的で日経平均株価は小幅ながら前日終値を上回る水準で推移した。ただ、商い低調で物色意欲も盛り上がりを欠いた。

 28日の東京市場はプラス圏で推移する時間が長かったが、薄商いのなか買いの勢いは弱く上値も重かった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が揃って反落、米国債券市場で米10年債利回りが米2年債利回りを下回る「逆イールド」の幅が広がっており、景気先行きに対する警戒感が売りを誘った。ただ、東京市場ではここ下げを主導した海外ヘッジファンド筋による先物のショートカバーが全体株価を下支えした。中国政府の消費刺激策への期待感も一部の中国関連株を中心にポジティブに働いた。もっとも、日経平均はプラス圏で着地したものの東証1部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が大きく上回っており、売買代金も1兆6000億円台と低水準が続いている。

 個別では、売買代金で双璧となった任天堂<7974>、ソフトバンクグループ<9984>がそれぞれ小幅プラス圏を確保。資生堂<4911>も買い優勢だった。NTT<9432>、KDDI<9433>などいずれも堅調。KLab<3656>が大商いで値を飛ばした。ベネフィットジャパン<3934>が急騰、有沢製作所<5208>、サニックス<4651>も活況高。JVCケンウッド<6632>、明和産業<8103>も大幅高。
 半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、東京エレクトロン<8035>も軟調。ZOZO<3092>が売られた。東宝<9602>が値を下げ、楽天<4755>も下値を探った。日本通信<9424>が急落、シグマクシス<6088>も大幅安。シュッピン<3179>が大きく値を下げ、フタバ産業<7241>も下落した。エボラブルアジア<6191>、CKD<6407>なども安い。
 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、京セラ <6971> 、資生堂 <4911> 、ファストリ <9983> 、ユニファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約37円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、テルモ <4543> 、第一三共 <4568> 、オリンパス <7733> 、ヤマハ <7951> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約25円。

 東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)不動産業、(2)電気・ガス業、(3)鉱業、(4)情報・通信業、(5)化学。一方、下落率の上位5業種は(1)機械、(2)鉄鋼、(3)精密機器、(4)水産・農林業、(5)ゴム製品。

■個別材料株

△麻生フオーム <1730> [JQ]
 九州3県に大雨特別警報で復旧需要の思惑働く。
△博展 <2173> [JQG]
 子会社がイベント・展示会の主催会社向けに動画制作サービスを開始。
△エスプール <2471>
 新京成 <9014> と共同で「わーくはぴねす農園」を新設。
△日清オイリオ <2602>
 SMBC日興証券が目標株価を3500円に引き上げ。
△ウェルス <3772> [東証2]
 株主優待制度を再開。
△sMedio <3913> [東証M]
 AQUOS新シリーズに新4K衛星放送対応ブラウザが搭載。
△ベネフィJ <3934>
 新宿高島屋でAI搭載モバイル型ロボットを販売へ。
△ポラテクノ <4239> [JQ]
 日化薬がTOBで完全子会社化。
△有沢製 <5208>
 360万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△富士通ゼ <6755>
 SMBC日興証券が目標株価を2000円に引き上げ。

▼インタートレ <3747> [東証2]
 東証が信用規制を強化。
▼双葉電 <6986>
 三菱UFJMS証券が目標株価を1350円に引き下げ。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)ベネフィJ <3934> 、(3)有沢製 <5208> 、(4)サニックス <4651> 、(5)KLab <3656> 、(6)タカミヤ <2445> 、(7)宮越HD <6620> 、(8)JVCケンウ <6632> 、(9)明和産 <8103> 、(10)エスプール <2471> 。
 値下がり率上位10傑は(1)Sサイエンス <5721> 、(2)日本通信 <9424> 、(3)ショーケース <3909> 、(4)アイフィス <7833> 、(5)シグマクシス <6088> 、(6)楽天 <4755> 、(7)オリコ <8585> 、(8)フタバ <7241> 、(9)シュッピン <3179> 、(10)巴川紙 <3878> 。

【大引け】

 日経平均は前日比23.34円(0.11%)高の2万0479.42円。TOPIXは前日比0.66(0.04%)高の1490.35。出来高は概算で9億5799万株。東証1部の値上がり銘柄数は815、値下がり銘柄数は1220となった。日経ジャスダック平均は3298.96円(7.48円安)。

[2019年8月28日]

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2019年08月27日16時18分
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日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価

始値  20467.22
高値  20529.94(10:52)
安値  20439.92(09:19)
大引け 20456.08(前日比 +195.04 、 +0.96% )

売買高  10億4296万株 (東証1部概算)
売買代金  1兆7695億円 (東証1部概算)





■本日のポイント

 1.日経平均は反発、前日の米株上昇を受けてリスク選好の流れに
 2.トランプ米大統領が中国との貿易協議再開の方針を表明し心理改善
 3.海外ヘッジファンド筋の先物買い戻しが日経平均を押し上げる展開
 4.ザラ場中は1ドル105円台後半の円高に振れ、上値の重荷となる
 5.売買代金は1兆7000億円台と低調で10営業日連続2兆円割れ

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは269ドル高と反発した。トランプ米大統領が、中国から通商交渉の協議を再開する要請があったことを明らかにした。これを受け、米中摩擦に対する懸念が後退し買いが優勢となった。

 東京市場では、前日の米株高を引き継いで自律反発の動きとなった。日経平均株価は一時フシ目の2万0500円台を回復したが、その後は上値も重かった。

 27日の東京市場は、米中摩擦への警戒感がやや後退したことでリスク選好、米株高の後を追う形で日経平均は反発に転じた。G7サミット後の記者会見でトランプ米大統領が中国との貿易協議を再開する方針を表明したことを市場はポジティブに受け止めた。海外ヘッジファンド筋の先物を絡めた買い戻しが日経平均を押し上げる格好となった。本日は、アジア株市場が総じて強い動きを示したことも市場のセンチメント改善を後押しした。ただ、取引開始後に外国為替市場でドル安・円高方向に振れたのはネガティブ材料。取引開始前は1ドル=106円台で推移していたが、その後105円台後半まで円が買われ、これが全体相場の戻りを鈍くした。なお、東証1部の売買代金は1兆7000億円台にとどまり、これで10営業日連続で2兆円台を下回っている。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も切り返した。トヨタ自動車<7203>、スズキ<7269>など自動車株が高く、ソニー<6758>もしっかり。キーエンス<6861>、安川電機<6506>なども買いが優勢だった。曙ブレーキ工業<7238>が高水準の商いをこなし急騰、ディー・エル・イー<3686>も値を飛ばした。北の達人コーポレーション<2930>も物色人気。IDOM<7599>、ソースネクスト<4344>なども高い。
 半面、東京海上ホールディングス<8766>が冴えない。リクルートホールディングス<6098>も軟調だった。KLab<3656>が朝高後に値を崩し、enish<3667>も前場終盤を境に大きく利食われる格好となった。GameWith<6552>が下落、ザッパラス<3770>、リソー教育<4714>なども売られた。トレジャー・ファクトリー<3093>も安い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、KDDI <9433> 、東エレク <8035> 、ユニファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約87円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、京セラ <6971> 、アサヒ <2502> 、TOTO <5332> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約13円。

 東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は保険業、水産・農林業の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)ゴム製品、(2)その他製品、(3)情報・通信業、(4)小売業、(5)輸送用機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)不動産業、(2)サービス業、(3)非鉄金属、(4)繊維製品、(5)卸売業。

■個別材料株

△手間いらず <2477> [東証M]
 宿泊予約システム販売好調で利益成長加速。
△セガサミー <6460>
 新機種「パチスロ北斗の拳天昇」の型式試験で適合通知を受ける。
△西芝電 <6591> [東証2]
 今期経常を38%上方修正。
△OBARAG <6877>
 今期期末配当を20円増額。
△ブレーキ <7238>
 新社長就任で再建に向け新局面入り。
△アイリック <7325> [東証M]
 AI-OCRを活用した自動車保険見積もりサービスを共同開発。
△インターアク <7725>
 取引先より大口受注を獲得。
△大興電子 <8023> [東証2]
 「政府 レジ補助金の要件を緩和へ」報道が株価を刺激。
△シノケンG <8909> [JQ]
 1.16%を上限に自社株買いを実施。
△丸和運機関 <9090>
 9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

▼タカミヤ <2445>
 公募増資と売り出しを実施。
▼リクルート <6098>
 傘下の就職情報サイト「リクナビ」への是正勧告を嫌気。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ブレーキ <7238> 、(2)DLE <3686> 、(3)北の達人 <2930> 、(4)PCA <9629> 、(5)ホクシン <7897> 、(6)セガサミー <6460> 、(7)キムラタン <8107> 、(8)カメイ <8037> 、(9)IDOM <7599> 、(10)シュッピン <3179> 。
 値下がり率上位10傑は(1)enish <3667> 、(2)チャームケア <6062> 、(3)KLab <3656> 、(4)インソース <6200> 、(5)タカミヤ <2445> 、(6)カナミックN <3939> 、(7)ザッパラス <3770> 、(8)リソー教育 <4714> 、(9)トレファク <3093> 、(10)ITメディア <2148> 。

【大引け】

 日経平均は前日比195.04円(0.96%)高の2万0456.08円。TOPIXは前日比11.66(0.79%)高の1489.69。出来高は概算で10億4296万株。東証1部の値上がり銘柄数は1480、値下がり銘柄数は556となった。日経ジャスダック平均は3306.44円(2.51円安)。

[2019年8月27日]

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2019年08月26日16時29分
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日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価

始値  20325.44
高値  20329.01(09:03)
安値  20173.76(09:03)
大引け 20261.04(前日比 -449.87 、 -2.17% )

売買高  11億4028万株 (東証1部概算)
売買代金  1兆9844億円 (東証1部概算)





■本日のポイント

 1.日経平均は449円安と急反落し、約7ヵ月半ぶりの安値圏に沈む
 2.米株市場では米中摩擦の激化懸念で波乱安、その流れが東京市場を直撃
 3.外国為替市場で一時1ドル104円台に入る円高も売りを助長する形に
 4.日銀のETF買いや年金資金の政策買いで後場下げ渋るも戻り足は鈍い
 5.値下がり銘柄数が一時2000超えの全面安、売買代金は2兆円下回る

■東京市場概況

 前週末の米国市場では、NYダウは623ドル安と3日ぶりに大幅反落した。トランプ米大統領が中国報復関税に対抗との発言で米中貿易摩擦激化を警戒する売りが膨らんだ。

 週明けの東京市場では、前週末の米株市場が波乱安の展開となったことを受け、日経平均株価が急反落。朝方に2万0100円台まで売り込まれた。後場寄りに下げ渋る場面もあったが、戻りは限定的だった。

 26日の東京市場は、リスクオフ一色の展開となった。米中摩擦問題で両国の対立が一段と先鋭化するなか、世界景気減速に対する懸念が高まり、前週末の米国株市場ではNYダウが600ドルを超える下げとなった。外国為替市場で1ドル=104円台までドル安・円高が進んだこともあって、寄り直後に日経平均は500円を超える下げで2万0200円台を割り込んだ。一時値下がり銘柄数が2000を超える文字通りの全面安商状となった。その後は、空売りの買い戻しや値ごろ感からの押し目買いが入り、後場寄りは日銀のETF買いや年金資金の買いなど政策的な買い支え効果を映し、2万0300円台まで戻す場面もあった。結局大引けは2万0200円台で着地、約7ヵ月ぶりの安値圏に沈んでいる。なお、東証1部の売買代金は2兆円に届かなかった。

 個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が軟調、売買代金2位のファーストリテイリング<9983>は2700円あまりの大幅安となった。任天堂<7974>が安く、東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>も売られた。安川電機<6506>の下げも目立つ。ダブル・スコープ<6619>が大幅安、メガチップス<6875>、CKD<6407>も急落。太陽誘電<6976>が商いを伴い大きく値を下げ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>も安い。
 半面、値上がりではenish<3667>に短期資金が集中しストップ高に買われる人気となった。ザッパラス<3770>、USEN−NEXT HOLDINGS<9418>が値を飛ばし、トレジャー・ファクトリー<3093>、フルキャストホールディングス<4848>なども買い優勢だった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、コムシスHD <1721> 、スズキ <7269> 、日清粉G <2002> 、大和ハウス <1925> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約5円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約208円。


 東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)不動産業、(2)建設業、(3)空運業、(4)食料品、(5)輸送用機器。一方、下落率の大きかった5業種は(1)ガラス土石製品、(2)倉庫運輸関連、(3)その他製品、(4)金属製品、(5)海運業。

■個別材料株

△ハウスコム <3275> [東証2]
 東証1部に指定。
△データセク <3905> [東証M]
 日本テクトシステムズと業務提携へ。
△ナレッジS <3999> [東証M]
 富士通マーケと「Shelter」「ROBOTID」の販売代理店契約締結。
△アテクト <4241> [JQ]
 9月度のスペーサーテープ生産数量が過去最高となる見通し。
△ウチダエスコ <4699> [JQ]
 前期経常を34%上方修正。
△フルキャスト <4848>
 みずほ証券が買い推奨に格上げ。
△荏原実業 <6328>
 光通信が5.46%保有で需給思惑働く。
△第一商品 <8746> [JQ]
 米金先物相場上昇で思惑的な買い入る。
△USENHD <9418>
 今期最終を2倍上方修正・最高益予想を上乗せ。
△太洋物産 <9941> [JQ]
 日米貿易交渉の基本合意で取引拡大の思惑。

▼キタック <4707> [JQ]
 5-7月期営業赤字が拡大。
▼板硝子 <5202>
 SMBC日興証券が投資評価を引き下げ。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)enish <3667> 、(2)ザッパラス <3770> 、(3)インソース <6200> 、(4)ショーケース <3909> 、(5)Jミート <3539> 、(6)USENHD <9418> 、(7)EMシステム <4820> 、(8)トレファク <3093> 、(9)アイフィス <7833> 、(10)フルキャスト <4848> 。
 値下がり率上位10傑は(1)WSCOPE <6619> 、(2)東テク <9960> 、(3)メガチップス <6875> 、(4)藤倉化 <4620> 、(5)山一電機 <6941> 、(6)CKD <6407> 、(7)扶桑化学 <4368> 、(8)太陽誘電 <6976> 、(9)Jディスプレ <6740> 、(10)エンプラス <6961> 。

【大引け】

 日経平均は前日比449.87円(2.17%)安の2万0261.04円。TOPIXは前日比24.22(1.61%)安の1478.03。出来高は概算で11億4028万株。東証1部の値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は1979となった。日経ジャスダック平均は3308.95円(22.97円安)。

[2019年8月26日]

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