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日時/2009年10月17日(土) 会場/東京・後楽園ホール 開場・開始/17:30・17:45 「KADOEBI BOXING」 第1試合 フェザー級4回戦 ○関豪介(角海老宝石) 判定2−1 横田佳久(厚木平野)● この日がデビュー戦の関と、過去2戦2敗と勝ち星のない横田が対戦。 両者、プロ初勝利をかけて序盤から激しい打撃戦。 的確にヒットする技巧派の横田と、サウスポースタイルから積極的に仕掛ける関。 一進一退の展開も、ラウンドを追うごとに徐々に体力が落ちていく横田に対して 関は最後まで勢い良く攻め込み、常に攻勢をかける。 試合は判定となり、ジャッジは関に軍配、デビュー戦を白星で飾った。 第2試合 バンタム級4回戦 ○コーチ義人(角海老宝石) 4回TKO 小野木協栄(協栄)● 両者共にデビュー戦を勝利で飾っている、ホープ同士の一戦。 華麗なフットワークを見せ、ジャブからスピードのあるボクシングを展開する小野木に対し コーチがプレッシャーをかけて、打ち終わりに左右強打のヒットを重ねる。 共にいい動きを見せるものの、常にコーチの強打が捉える展開。 4回にはコーチの攻勢に防戦一方となった小野木。 ここでレフェリーストップとなり、コーチのKO勝利。 両者共に非常に興味深い逸材で、来年の新人王戦を盛り上げる可能性大。 第3試合 バンタム級6回戦 △久永志則(角海老宝石) 0−1引き分け 将生潤(ワタナベ)△ 日本ランク6位の久永に、96年に全日本社会人で優勝を果たしている将生が挑戦。 なりふりかまわずパワフルに攻める久永に対し、将生はサウスポースタイルから右ジャブで丁寧に攻め 大振りになる久永の打ち終わりに的確にヒットを集める。 しかし、勢い良く放つ久永のスウィングで徐々に将生が下がるシーンが目立つ。 特に、久永の左ボディブローは思い切りが良く、ラウンドを追うごとに形勢が変わっていく。 それでも技巧で将生も最後まで対抗して、試合は判定へ。 1人のジャッジは将生を支持も、残る2人のジャッジはイーブン。 ドローとなったものの、個人的にこの日一番の好試合。 第4試合 フェザー級8回戦 ●松本良一(角海老宝石) 判定0−2 東上剛(ドリーム)○ 日本ランク6位の東上に、松本が再ランク入りをかけて挑戦。 1ラウンド開始から、スタミナ配分を無視した壮絶な打撃戦。 松本の攻勢が際立つも、逆に東上の左右ボディも有効。 しかし中盤以降は両者さすがに疲れが見え始め、接近して打ち合うも力が入らず、試合は判定へ。 ジャッジは東上を支持。 第5試合 スーパーフライ級8回戦 ●奈須勇樹(角海老宝石) 5回TKO 白石豊土(協栄)○ 日本12位にランクする奈須に、白石が挑戦。 リングをサークルする奈須を白石がしつこく追いかけ、終始手数を止めない。 奈須は足を使いつつ打ち合いに応じるも、白石の連打が押す展開。 徐々に白石の連打がクリーンヒットするようになり、5回には奈須が大量の流血。 奈須が防戦一方になったところをレフェリーストップ。 白石のスタミナ・手数は驚異的で、坂田健史を彷彿させる物凄いファイティングスピリッツ。 第6試合 スーパーフライ級8回戦 ○殿村雅史(角海老宝石) 7回TKO 永安潤之介(川島)● 今年2月の金城戦でのKO勝利で一気に存在感を増したランキング4位の殿村に、永安が挑戦。 1ラウンド、サウスポーの殿村が早速ダウンを奪う。 しかしその後は永安のサウスポー対策が光る展開。 ノーモーションのワンツーは効果的で、ウィービングなどを駆使した独特なフェイントからの攻撃は 内藤大助を彷彿させる見事なボクシング。 しかし、6回から殿村が足を使ってヒット&アウェーを展開。 7回には殿村が再度ダウンを2度奪い、試合終了。 永安大善戦も、殿村の詰めが厳しかった。 第7試合 セミファイナル スーパーライト級8回戦 ○坂本大輔(角海老宝石) 判定3−0 五百久寛行(厚木平野)● 日本ランク8位の坂本と、日本タイトル挑戦経験のあるベテランの五百久が対戦。 ボクシングで定年を迎える五百久にとっては、今回がラストとされる試合。 序盤から坂本が攻勢を仕掛けるも、五百久の熟練の技巧を前にヒットは無い。 スウェー・ダッキング・ブロッキングやスリッピングアウェーなど、ベテランならではの技巧で 五百久が坂本の攻撃を常に空転させる。 しかし、坂本の圧力も強く、五百久は攻撃に転じることが出来ず ポイントは坂本に流れていく。 試合は判定となり、攻勢で上回る坂本が勝利。 第8試合 メインイベント 48.5kg契約8回戦 ○大内淳雅(角海老宝石) 7回負傷判定3−0 鈴木誠(野口)● 日本ランク6位で、今回が初のメインイベンターとなる大内。 対するは、元日本王者のベテラン鈴木。 序盤、スピードと体格で勝る大内がペースを握ったかに思えたものの、 1回終盤に鈴木の左フックで大内がダウンを喫する波乱の展開。 しかし続く2回には右ストレートで大内がダウンを奪い返す。 その後はスピードを頼りにフットワークで展開を作ろうとする大内に 鈴木が持ち前のラフなファイトで応戦。 鈴木の左フックがよくヒットし、接近戦に持ち込むシーンが多い。 しかし大内もクリンチやサークリングでペースを握らせず、切れで対抗。 7回、鈴木がロープに追い込んだ際に偶然のバッティングで大内のまぶたが流血。 ドクターストップとなり、結果は判定へ。 全体的には大内のスピードボクシングが勝っており、ジャッジは3者ともに大内を支持した。 ということで、 今回の興行は素晴らしい試合が続き、最高でしたッ! 第2試合で勝利したコーチ義人選手には要注目です。 来年の新人王戦で間違いなくその名前を聞くことになるはず! 第3試合に出場の久永志則選手 はじめて試合を見ましたが、凄い選手です! 野生的なボクシングスタイルは勿論、気持ちを前面に出してるところが最高ですね。 近いうち、必ず日本王者になる逸材です。 こちらは、セミファイナルに登場した五百久寛行選手。 風貌やオーラに加え、“元暴走族”の肩書きを持つところなんかは 「ボクサーのイメージそのもの!」って感じがしますッ 僕がこの選手の試合を始めて見たのは、2005年5月に小田原で行われた一戦。 2階級上の古川和広選手を終始翻弄し、完璧なヒット&アウェーを披露したあの一戦は 今でも心に残っています。 その後も五百久選手の試合は何試合も観戦していますが 常人離れしたディフェンス勘は、毎回見惚れてしまいます。 しかしその反面、攻撃へ転じることが出来ず、歯痒い敗戦が多いのも事実でした。 ハイレベルなボクシングに、プラスして“攻める姿勢”がもう少しだけでもあれば 日本タイトル獲得も夢ではなかったことと思います。 今回、ボクサーとしては定年を迎えるとの事で、 「引退試合」として坂本戦を行いました。 今回こそは悔いの無いよう、思う存分攻めて攻めて攻めまくってほしかったのですが 最後の最後までディフェンス一辺倒で、攻撃に転じる姿は見られず またも歯痒い試合を見せてくれました。 あれだけパンチを外すことが出来るのなら、勝つ事だって出来るだろと思い、 見ていて物凄く悔しかったのですが、まぁ、あの歯痒いところも含めて五百久選手のボクシング。 最後の最後まで貫いてくれて、今思えば「らしい」姿を見られて良かった気もします。 結果は出ずとも、本当に素晴らしい試合でした。 何かの形で現役続行の道が残されているのかもしれませんが、 とりあえず現状、五百久選手は引退となります。 五百久選手の卓越したテクニック、大好きでした。 お疲れ様でした。
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詳しい試合レポート、非常に面白かったです、久永選手試合見たくなりますねー、タイトル挑戦が決まったらいい試合になりそうですね(^-^)
2009/10/20(火) 午後 10:39 [ Rocky0819 ]
五百久選手の引退試合を観戦できて、良かったですね。
五百久選手、お疲れさまでした。m(_ _)m
2009/10/21(水) 午前 9:44
鈴木誠選手、まだ現役だったんですね〜
頑張ってるんですね。
今回の負けは痛いですね・・・
2009/10/21(水) 午前 10:03
Rocky0819さん、ありがとうございます。
久永選手ホントにいい選手ですよ!! 渡邉一久選手みたいなオーラ持ってます。
タイトル戦見たいですねぇ〜!
2009/10/21(水) 午後 11:26
ヤッホーさん、五百久選手の最後の試合、見なきゃダメと感じて東京まで行きました。
惚れ惚れするテクニックで、ホントにいい選手でした!
2009/10/21(水) 午後 11:29
ひこさん、鈴木選手スゴイですよね!
今回の敗戦で、コミッションがどう動くかですね。。
2009/10/21(水) 午後 11:31
内緒さん、ご本人の確認が取れたら、また今の調子でお願いします!
いやはや… それにしても、厳しい意見もあって大変ですよね…汗
2009/10/23(金) 午後 11:13
角海老かぁ〜なつかしいね。
僕もなんどかスパーにいきました。
僕の友達が、日本1位まであがった選手に新人王の2回戦で負けました。知ってるかな?萩原・・・
2009/11/1(日) 午後 9:17
アキさん、角海老ジムに出稽古に行かれてましたか!
本格的だったんですねぇ。
「萩原選手」ですか…
すいません、知ってるかもですが、ちょっと今パッと思い浮かばないですッ(汗)
2009/11/1(日) 午後 11:02