生・観戦記

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日時/2010年3月6日

会場/後楽園ホール

「第475回 ダイナミックグローブ」



第1試合 スーパーライト級8回戦
○外園隼人(帝拳) 判定3-0 小口幸太(宮田)●
両者は2008年9月以来の再戦。初戦は外園が判定勝ちしている。
ゴング開始から、長身を生かしてジャブから距離をとる外園に対し、
小口は前傾姿勢で距離を詰めていく。
頭を下げながら放つ独特なジャブや、密着状態からのフックなどを使い
やや強引な攻めを見せる小口に、外園が手こずる展開。
しかし回を重ねるごとに外園のジャブが小口を捉え、形勢逆転。
小口も最後まで強烈なボディからの攻撃で善戦したが、外園の巧さが試合全体を支配し
再戦も初戦同様に、外園の判定勝ちとなった。



第2試合 フライ級8回戦
○石崎義人(真正) 7回TKO 小野 心(花形)●
4戦全勝の日本ランカー・石崎が、15戦10勝の小野を迎えて行なった一戦。
石崎が高いガードからジャブ・ワンツーなど丁寧に攻めて出るのに対し
サウスポーの小野はサークルしてカウンター狙いの戦法。
軽快なステップから華麗なサイドステップで相手の攻撃を外し
バックステップを踏んだと同時に左アッパーを合わせる小野のボクシングセンスは一級品。
しかし中盤を超えると、変幻自在な動きに疲労が見えてくる。
対する石崎は、逆に手数が増え、段々と一方的な展開に。
小野が防戦一方になったところで、レフェリーストップ。
これで石崎は5戦全勝。
一方、小野はTKO負けにはなったものの、持ち前の運動センスにプラスして、
「勝てる戦術」を身に付けると、今後間違いなくタイトルに絡む逸材!



第3試合 ライト級8回戦
○高瀬 司(大阪帝拳) 判定2−0 佐藤 豊(ヨネクラ)●
10戦全勝の日本ランカー・高瀬が、後楽園ホールに初登場。
対するランカー初挑戦となる坊主頭の佐藤は、闘争心剥き出し。
ゴング直後から強振して向かっていく。特に右パンチの振りは相当大きい。
高瀬もこの打ち合いに応じ、1ラウンドからスリリングな展開。
2ラウンド終盤に、佐藤の強打がヒットして高瀬ダウン。
しかし3ラウンドから高瀬が距離を取り始めると、佐藤は攻めあぐねてしまう。
回を追うごとに高瀬のペースになり、佐藤の手数が激減。
高瀬は手数を出さずして距離をモノにしてしまう、相当な距離感の良さを披露。
ダウンは喫したものの、ランカーの貫禄を見せつけた高瀬が判定勝ち。
高瀬は間違いなく、今後タイトルに絡む逸材!



第4試合 55.5kg契約8回戦
○山中慎介(帝拳) 1回TKO 森本一春(江坂)●
12戦無敗の日本ランカー・山中が、江坂ジムの森本を迎えて行なった一戦。
サウスポーの山中は、体型や構え、フォームなど、
同門の世界王者・西岡利晃を彷彿させるボクシングスタイル。
ゴング開始から多彩な技術で一方的に試合を進め、
1ラウンド中盤に、強烈なダウンを奪う。
森本のセコンドがタオルを投入しながらリングに思わず走りこむほど強烈な一打。
この試合の映像はこちら→ http://www.youtube.com/watch?v=ZkZbdP3Bz8I
強すぎ!!



セミファイナル フライ級8回戦
○五十嵐 俊幸(帝拳) 6回TKO アベル・オチョア(メキシコ)●
アテネ五輪出場の経験を持つアマエリートで、プロでも日本タイトルを獲得している五十嵐。
現在は無冠だが、再浮上に向け、今回はメキシコのベテラン選手と対戦。
サウスポーからの華麗な身のこなしでアベルをスピードで圧倒。
2ラウンドにはアベルをコーナーに誘い込んで、
ショルダーブロックからカウンターでダウンを奪う見事な技を披露。
しかしその後は攻めが単調となり、なかなか相手を捉える事ができない。
逆に、アベルのタイミングをずらしたように打ってくる右ストレートが何度も五十嵐を捉える。
しかし6ラウンド、連打を見舞うなど、積極的に倒しに行く五十嵐。
アベルの顔面を何度も捉えだしたところでレフェリーストップ。
アベルの不満そうな態度から、やや早めのストップとも思われたが、
今後につながる貴重な一勝。
この試合の、ダウンを奪ったラウンドの映像はこちら→ http://www.youtube.com/watch?v=XqvEPpQom5M



メインイベント OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦
○WBC13位:松田直樹(帝拳) 判定2-1 比国王者:ビンビン・ルフィーノ(比国)●
日本フェザー級王座を返上した松田が、比国同級王者のルフィーノと、空位の東洋王座を争う対戦。
過去2度の来日試合では、日本の強豪を序盤KOで仕留める強さを見せているルフィーノ。
サウスポーから積極的に強打を振ってくる。
対して松田は、しっかりとガードを固めて、相手の隙を突いて右ストレートを合わせる。
浅いものの、この右ストレートがしっかりとルフィーノを捉えていた。
しかし3ラウンド、ギアを上げて攻撃を強めてくるルフィーノに対応しきれなくなってきた松田。
このラウンド終盤、痛烈なダウンを喫してしまう。
しかし4ラウンドには、攻め気が先行するルフィーノに松田がカウンターを合わせ、ダウンを奪い返す。
5ラウンドも激しい打撃戦が行なわれ、またも攻め気が先行するルフィーノに松田がカウンターを合わせ
2度もダウンを奪う展開。
しかしルフィーノは大きなダメージを受けている印象はなく、その後も両者激しい打ち合い。
試合終盤は松田が防戦一方になる場面も見られるほどで、
ルフィーノの回復力には目を疑うほどだった。
判定は、ダウンを3度奪い、常にクリーンヒットで上回っていた松田が僅差で勝利。
ルフィーノは、手数や技術では勝っていただけに、判定には不満顔。
判定については人の見方だが、とにかく、内容が凄くて素晴らしすぎ!







1試合目からメインまで、すべて最高の試合ばかりでした!!


特に個人的には、

花形ジムの小野心選手

大阪帝拳ジムの高瀬司選手

の2選手に惹かれました。

この両者のボクシングセンスは、ちょっと普通じゃない気がしました!


松田×ルフィーノ戦は、熱すぎて逆に詳しく覚えてないです。。

見てる間中、スリリングすぎて頭真っ白でした^^;

こんな凄い試合、滅多に見れるもんじゃありません。


松田選手、今年中に世界挑戦できないのかな。。

閉じる コメント(4)

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凄かったですね!見に行って正解でしたね!もう会場全体が燃えてましたね!松田選手強かった、感動しました!三津山興行でまた会いましょう(^^)

2010/3/9(火) 午前 10:06 [ Rocky0819 ]

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Rocky0819さん、大正解でした〜!!
会場があんなに盛り上がるのも滅多にないですよねぇ^^;
当日はありがとうございました! また21日に!!

2010/3/9(火) 午後 7:01 いその 0てん

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↑おぉ〜!二人で一緒に見たんですか。
会場で見るのは本当にTVと全然違いますからね〜!
まぁ僕は全然見に行かないですが・・・

2010/3/10(水) 午後 4:03 ボクサーひこ

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ひこさん、一緒には見なかったんですけど、会場で会うことができて
色々語れました!
試合は生で見たほうがだいぶ面白いですよねぇ!

2010/3/11(木) 午前 0:33 いその 0てん


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