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山口県ヤマカワスポーツジム所属の野性味溢れるファイター・菅能克彦選手から
先月の奈須辰之選手との試合のDVDを送っていただきました。
なんと、タイトルを狙う位置にいるA級ボクサーの菅能選手の口から
ド素人である僕に対し、「試合見たらアドバイスとかしてね」と言うのです。
本人はなんの意識も無く言ってたと思いますが、
こんな低姿勢な人、そういません。
試合後に電話報告をくれた際も、
「本当に皆さんのおかげです」とおっしゃっていました。
菅能選手は、ボクサーとしての資質が高いばかりでなく、人間として、そういう男なのです。
それでは、
奈須戦を部分部分ではありますが、僕なりにどんな試合だったのか紹介します。
試合前、電話で話していて、いつになく自信に溢れていた菅能選手。
強気だった発言は、強がりや過信ではなく、
「確信」であったことが、入場シーンのこの気合いに満ちた表情から分かります。
1ラウンド。
体格で劣る菅能選手は、サークルしながら距離をとり、チャンスを伺う戦法。
非常に軽やかなフットワークです。
僕がはじめて見た時の菅能選手は打ち合うばかりで
こういった華麗な技は無かったように思いますが、
なんでも出来てしまう、本当に器用な選手です。
1ラウンド中盤過ぎくらいでしょうか。
重要場面です。
遠い距離から、一瞬の物凄いスピードで放った鮮やかなワン・ツー。
これが見事に奈須選手を捉え、ダウンを奪います。
前のめりに倒れる、ダメージが深刻なパターンのダウンです。
ダウンを奪った菅能選手ですが。。。
本来、ダウンを奪った選手はニュートラルコーナーに行かなくてはなりませんが、
はしゃいだ末に、自分のコーナーに行ってしまった菅能選手は、
コミッションの人に怒られてました〜(笑) 深刻なダウンを喫しつつも、さすがは奈須選手。
その後は持ち前の技量と気持ちの強さで立て直し、
壮絶な打撃戦になります。
しかし第6ラウンド。
開き直った菅能選手が、更にギアを上げます。
右ストレートで相手のガードを空けさせたあとに、
死角から左フックを打ち込み、再度ダウンを奪いました。
このダウンシーンは、長谷川穂積選手がウィラポンをKOした場面を思い出すものでした。
このダウンは深刻で、試合ストップ。
自身初の会心のKO勝利に、この雄叫び。
ダウンシーンやKOシーンが鮮やか過ぎて、そこばかりに目がいってしまいますが
そこまでのプロセスも本当に素晴らしい
最高に痺れる試合でした。
相手選手の地元でアウェイの中、空気を読まずに勝利者インタビューではしゃぐ菅能選手(笑)
シーーーーーーーンとしてました!(笑)
この試合を見て、今年こそは菅能選手がランキング表に名を連ねるであろうということが、
確信に変わりました。
菅能選手の放つパンチは、バネ・角度・タイミング
すべてが凄いです。
何が凄いかは僕では説明しきれませんが、
とにかく、もう勝負させるべきです。
本当に、そういう選手です。
人気低迷と言われつつ、何かズレた改革ばかり行なうボクシング界。
団体やら何やら、難しいことは分かりませんが
こういう原石を輝かせることが最重要だと思います。
素晴らしい選手には、場所や儲けは関係なく
何度でもチャンスを与えるべきだと
そう思います!
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