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TPP参加議論が開始され、何としても成立させたい執行部と反対派との不毛な議論が開始された。貿易自由化問題に関しては民主の覚悟とそして政権担当能力が問われる問題であろう。
背景にはオバマ圧力と韓国産業への恐怖があるのは周知の事実であるが、その前に貿易自由化は今やそれなしには世界の交易に参加できなくなるぐらいのスタンダードとなりつつある。関税という言葉は今後は例外的な処置として残り、世界のスタンダードは無関税がベースとなっていくのであろう。今の議論に決定的にかけているのは、この認識を共有しないことである。
第3の道はない、そのうえでどういう選択をするのかそこを政権は本来問うべきであり、参加するしなにかかわらず、日本の様々な産業が影響を受け、あるものはなくなっていくぐらいの激しい交易ルールの変更が目の前にあるという議論から出発すべきである。
韓国は、参加する=世界標準の交易ルールにのる、ということでいち早くそのもとでの韓国の産業のありようを考えてきている。彼らは明らか自動車、電機などのハイテク企業の国際競争力の強化と農業などの圧迫を受ける産業への関税に変わる保護処置を考えてきている。
民主の議論は、輸出産業をどうする、農業分野をどうするの個別の議論を族議員が自己保身で述べているにすぎず、全体としてどの方向を向くべきか、その時の産業の中心と保護すべき産業の保護のやり方などというところに議論が及ばない。
TPP不参加であれば、世界の流れに逆行してもやっていける姿を示すべきであろうし、参加するならば保護すべき産業政策を同時に語らなければならない。各議員の発言は単に業界団体の意見を代弁しているに過ぎず、国家のありように言及し、トータルな産業政策を打ち出しているものはない。
野田泥鰌はおそらく、泥の中に隠れて自らリーダーシップをとらず=国家の姿を示さず、業界団体間の戦争に輸出産業界が勝つのを泥の下でじっと待っていることであろう。これでは農業分野の人たちは救われない。
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まったくその通りですね。
10年、20年先を見通すと政治家。
世界全体、日本全体を俯瞰できる政治家。
いないですね。。。(泣)
2011/10/14(金) 午後 11:46 [ Daisuke ]
じょんじいさん おはようございます。
TPPという言葉の惑わされていますが、世界は輸出促進のために交易システムを無関税化へ変更しようとしています。2国間であれ多国間であれ世界的な交易システムの変更ですから、それを受け止めた対応が必要であり、単に産業界の代理戦争にしている日本政府は危なくて仕方ない思います。
2011/10/15(土) 午前 10:14
政治家が哲学でなく、生活の手段として政治をしているから奇怪なことになる。政治哲学から考えるとFTA参加は不可避なのです。
2011/10/15(土) 午後 4:56 [ 方言者 ]
方言者さん コメントありがとうございます。
選挙のための政治に堕しているということは、逆に有権者の側の意識にも問題があるのでしょうね。日本人はどん底に落ちてみないとダメなのかもしれません。
2011/10/15(土) 午後 7:36