日々これ新たなり

安倍相場から本格的な円安・株高になるか、政治の安定にかかっているだろう

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英国、中国、欧州と立て続けに利下げが発表された。しかし、マーケットはリスクオンの流れにはならず株価は下げに転じている。
残るは、アメリカの日本の中央銀行がどう動くかである。
アメリカについて言えば、マーケットは景気改善指標よりもQE3を望んでいるという話が強く流布されている。
一方日銀に対しては、下記の記事にもあるように金融緩和策が打たれることが、再び世界をリスクオンへ引き戻すトリガーであるという主張が強い。
 
世界的に景気回復への兆しが見えない中で、金融緩和への流れはもはや他に打つ手がないほどにマーケットから催促されている。
 
これが20世紀初頭の世界であれば、間違いなく戦争待望論となり、世界をファシズムに導いていくような経済状況であると言えよう。
 
日本について言えば、ずるずるの緩和策を講じながらも、景気刺激と構造改革を進められなかったことから、深刻な慢性デフレに陥って、泥沼から抜け出ることができないでいるが、リーマン以降の世界的な緩和競争ははたしてどうなのであろうか?
 
有効な景気刺激が行われていないのは30年前の日本と同じである。さらにはCDSなどの信用お化けの登場により、優良債権が一夜にして不良債権化する恐怖も新しく抱えなければならない。ただ、日本のようにデフレで苦しむところは今のところ見当たらない。
 
はたして、世界の中央銀行は日本のデフレ地獄をきちんと評価しおえて、緩和策の世界へはまり込んでいるのであろうか?
 
はたまた、何もしないことが信条の日銀が、更に緩和を推し進めたら、下記の記事にあるように、世界をリスクオンへ導く起爆剤となるのか?
 
全く不透明な世界の金融と経済の状況である。
 
ただ、やはり最後は、破壊的な出来事(=一昔前なら大規模な戦争であるが)によってのみ解決が図られるのではないか、という心配が消えないこの頃である。
 
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市場の声:世界的な金融緩和が株高に効かないわけがない=マネックス証券・広木氏

10時54分配信 モーニングスター
 マネックス証券 チーフ・ストラテジスト・広木隆氏――中国や欧州、英国中央銀行による追加緩和が実施された。マーケットは「予想の範囲内」として、この日の日経平均株価への反応は限られているが、世界的な金融緩和が株高に効かないわけがない。「切り札を温存したことが失望につながった」などとの声もあるが、「切り札の催促相場が始まる」と指摘したい。日経平均株価は7月中にも9500円を目指し、堅調な相場展開を予想している。

 来週、日銀金融政策決定会合が開催される。当初は追加緩和が決定されるとの見方が市場では優勢だったが、先日発表された日銀短観が予想以上の改善を示し、足元では追加緩和観測が後退している。

 しかし、短観で業況判断が改善を示したといっても、景気回復ぺースは鈍い。世界的な金融緩和の流れのなかで、日銀も追加緩和に踏み切れば、マーケットへのサプライズ効果は大きく、日経平均株価は一気に9500円を抜いて、1万円を目指す展開になろう。

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