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ということで今の時節と全く関係のないお話です。と思いきやこれがあるんですね。何かといえば今あで
やかな話題をまいておられます藤田紀子さんの元のご主人初代貴ノ花さんが現役時代に2回優勝したその
年が1975年ということになります。これは大相撲史上一番の盛り上がりを見せた年といっていいかもしれ
ませんね。私が「相撲」という雑誌を買い始めたのもこの年でした。横綱になりたての北の湖が強いけれ
ども決定戦などここ一番にもろくてなかなか続けて優勝できませんでした。輪島は怪我が多くこの年は優
勝できませんでしたね〜。ほら吹き金剛が名古屋場所に優勝して驚かせ、三重ノ海は九州場所優勝し大関
昇進を決定づけました。富士桜、麒麟児、鷲羽山、旭国、荒勢、70年代中後半を暴れまくった力士たちは
この年も存分の働きを見せております。特に富士桜さんについては私が今まで相撲を見てきた中でこの人
に対する批判や悪口というのは見たり聞いたりした事が一回もありません。昔から7勝7敗で千秋楽を迎え
た力士は勝ち越すということをよく言われてました。しかし、富士桜だけにはそれがないと当時の新聞の
記事にありましたが、現実にこの年はそうなんです。この年の富士桜のデーターを見ると1月場所では7勝
7敗の玉ノ富士に対し自分はすでに勝ち越しているのに情け容赦なく勝っていますし、逆に9月場所では7
勝7敗で向かえた千秋楽ですでに勝ち越している鷲羽山に敗れ負け越しています。駆け引きなしの力士だ
ったんですね。梅吉氏が絶賛しておられたのがよくわかりますね。
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