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授業でケースを読んだら、ちょっと面白かったので紹介。
今期は趣向を変えて、「エンタメ業界研究」の授業
をとっている。
(全米トップの番組制作会社である、ワーナーブラザーズ
のTV部門・社長が講師を務めるという風変わりなクラス。
授業はワーナーブラザーズの社内で行われる)
そこで渡されたケースというのが、タイム・ワーナーグループとCBS
が相乗りで立ち上げた新放送局「CW」に関するもの。
既に存在した放送チャンネルであるUPNとWBを、
統合するかたちで作られた。
このため、既存のテレビ番組の中から「存続させるもの」と
「打ち切るもの」の選別をする必要がでてきたのだけど、
この風向きを察知した番組打ち切りをおそれるファンから
「ファンレター」が山ほど届いたということだ。
以下抜粋。
One fanatical(狂信的)“Everwood" (=番組名)viewer had
sent 98 letters and $1000 worth of gifts,
while another group of fans had gone so far as
(やりすぎなことに……) to pay $4000 to hire a plane
to fly over Ostroff's (=会社幹部の人) office and home,
dragging a banner(飛行機につけられた横断幕) with the
words "Don't be Dope: Renew Veronica Mars"
(ばかなことはするなよ、Veronica Marsを次タームも放送しろ)
すごい。アメリカのファンはここまでやる。番組を愛しすぎ。
飛行機をとばしてアピールですか。
オレもいつかやってみたい……
これにたいし放送局の幹部はこうコメントしている。
"That's why this business is intrinsically more interesting
than the municipal bond business"
(こんなに番組を愛するファンがいる……
これだから、エンタメ事業というのは本質的に「公社債の
やりとり」なんかより面白いっていうんですよ!)
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