渡辺茂樹のいたちものがかり

ニホンイタチをこよなく愛するアスワット顧問/動物学者・渡辺茂樹のブログです!

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[書評]伊谷純一郎「自然の慈悲」平凡社

初めにまず、著者伊谷純一郎(1926ー2001 )の略歴を記す。ただしその多くは、著者の死後に出た「原野と森の思考」(岩波書店、2006)の略年譜に拠る。一方本書は著者の京大定年退官記念というべきもので、1990年に平凡社から刊行された。 著者:伊谷は1926年(つまり大正15年にして昭和元年)に、鳥取市で生まれる。父は西洋画家である。おそらくその仕事の関係であろう。生後1ヶ月で京都に移住した。やがて京都府立第三中学校(現:京都府立山城高校)に進むが、第三高等学校(京大教養部の前身)には進学しなかった。代わりに鳥取高等農林専門学校獣医畜産科に入学する。成績不良の故ではあるまい。1944年という時代を思んばかれば、徴兵対策のためと思われる。知識層の出自ゆえ、「徴兵されれば(極めて高いすべて表示すべて表示

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音羽山から逢坂山へ

2018/9/2(日) 午後 6:25

初めに日本古典を少々。 音羽川雪解けの波も岩越えて 関のこなたに春は来にけり【藤原定家】 音羽山けさ声来れば時鳥 梢はるかに今ぞ鳴くなり【紀友則】 音羽山木高く鳴きて時鳥 君が別れを惜しむべらなり【紀貫之】 これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関【蝉丸法師】 夜をこめて ...すべて表示すべて表示

またまた田上山

2018/9/2(日) 午後 6:01

滋賀県の田上山(たのがみやま)を訪れると何時も、古の美少女Mのことを思い出す。在学時に自分の描いた絵(写真1)をくれたこのJKのことは、本ブログの第4話で述べた。その絵の商品価値は零だが、私には宝物だ。裏には彼女の署名がある。それに、「17才」と(誇るかのように?)付記してあるのが印象的だ。かれこれ40年の昔のことである。 ...すべて表示すべて表示

ミヤコカナヘビとニホンイタチ

2018/7/29(日) 午後 1:46

日本には、トカゲ亜目Lacertiliaカナヘビ科Lacertidaeの爬虫類が6種分布する。うち3種は大陸共通種で、国境近くのみの分布だ。北海道北端のコモチカナヘビ Lacerta vivipara 、対馬のアムールカナヘビ Takydromus amurensis 、そして八重山諸島のサキシマカナヘビ ...すべて表示すべて表示



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