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現在、永世名人、永世棋聖、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将の資格を持ち最強の棋士といわれる羽生善治さんの著書「大局観」を読み始めている。
 
羽生さんは、「ウェブ進化論」をはじめシリコンバレー在住のビジョナリー梅田望夫さんとの9年ほど前になる対談で、現代将棋の世界で起きている事象を凝視することが、情報革命の研究にとって非常に重要なことを示し、「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたと言うことです。でも高速道路を走り抜けた先では大渋滞が起きています」という、有名な「羽生の高速道路論」を述べていることでも有名である。
 
将棋の対局中、「直感」、「読み」、「大局観」の三つを組合せ駆使して、次の決断をしているらしい。
 
将棋の「読み」は、ロジカルに考えて判断を積み上げ戦略を見つける作業であるのに対し、「大局観」は具体的な手順を考えるのではなく文字通り大局にたって、パッとその局面を見て今の状況はどうか、どうするべきかを判断するもので、「ここは攻めるべきか」、「守るべきか」、「長い勝負したほうが得か」などを、無駄な「読み」を省略し、複雑な状況で判断を下す上で、正確性が高まり思考が速くなるという。
 
これは、ビジネスの上でも大いに参考になる点だと思う。
 
対局において、結果的に正しい判断ができずミスするケースとして、選択肢の一つに「正解」があってもそれを選ぶ決断ができないことが多く、その要因には、状況認識を誤っているケース、感情や心境に左右されて正しい判断ができないケースなどがあるという。
 
「大局観」とは具体的に全体を見渡す、上空から眺めて全体像がどうなっているかを見ることとしている。
 
たとえば道に迷った時、空からその地形を見て、右に行けばいいとか、左に行けば近いか、また、この道を行けば行き止まりだとかを瞬時に把握することだという。
 
この視点の持ち方は、訓練によって養われるように思う。
 
一方、判断する時に必要不可欠となるのが集中力であるが、これを高めるトレーニング方法として、何も考えない時間を持つ、一つのことをじっくり考えることに慣れる、時間と手間のかかることに取り組むなどを挙げているが、仕事にも通じると思う。、
 
その他、色々面白い観点から示唆に富んだ内容が多く、非常に参考になる。
 
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