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昔昔のお話です・・
『朝井自動二輪車隊』というのがありました。歩兵第15連隊の元機関銃中隊から機械化編成された時に連隊本部に自動二輪車隊が新設されて、その隊長になったのが『 朝井 肇 』中尉です。
隊員は隊長以下12名、使用バイクは『97式自動二輪車』・側車を外した身軽な単車です、
 
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側車を付けた本部使用の97式です
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朝井自動二輪車隊の任務は身軽な単車を疾走させて、マレー半島を縦走してシンガポールを目指す途中、
アロルスターの橋梁破壊を阻止する為に敵中を正面から突破して橋のたもとの爆破装置を外すのが任務です。
 
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アロルスターまでにも無数にある橋梁を突破して爆破装置を外して来ましたが・・・・
この、丸顔で「お雛様みたい」な温厚な顔の朝井中尉以下12名はいつもと同じように・・軍刀や小銃を背中に斜めに背負い、前かがにで大隊副官・幹候同期の山田中尉や越智少尉にニコニコと・・いつもと同じです、
 
しかしこのときは朝井挺身隊が向こう岸に着く直前に爆破されてしまったのです、12台のバイクは爆風で飛ばされて向こう岸に落下しました。爆破阻止は失敗したのです。
 
朝井中尉以下隊員は全滅です。
 
しかし一番車の金子伍長は意識を回復、見ると二番車の中山伍長がヒクヒクと動いている、白人兵が銃剣でとどめを刺そうと中山伍長を跨いだとき・・見ていた金子伍長に別の白人兵が向かってきた、瞬間銃を発射して倒し、中山伍長を見ると!仮死状態だった伍長は帯剣を無意識だろう・・抜いて跨いでいる白人兵に飛び跳ねて突き刺した、金子伍長が駆け付けた時は両方が死んでいた・・・・金子伍長がいまだに不思議に思っているのはこのときの中山伍長である 『中山の顔は半分欠けて、全身が爆破破片でシマウマのようにずたずたになっていた、即死していた中山が帯剣を抜いて飛び上がって敵を刺したのを見たが・・・あれはいまだにわからない』
 
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今回は遊びのライダーでなく、悲壮で勇敢な兵隊さんのバイクでした、
日本軍のバイク写真は少なくて、殆んどがサイドカーでした。
もう一つ、朝井挺身隊の唯一の生存者の金子伍長は片腕に負傷しましたが無事に戦後も活躍されていたそうです。
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金子伍長もこんな美人の看護婦(看護師ではない!)さんに介抱されたんかなぁー。白衣の天使や!
 
 

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