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ベアリングをクランクケースから抜くには ガスコンロであぶったり、ガスバーナで炙ったりするのが一般的かもしれないですが。
火炎は1400-1500℃あるとおもうので、その武器で150〜200℃に均一にクランクケースを温めるのはむつかしいようにも思います。
なお、アルミ合金の融点は600℃台のようです、4〜,500℃で軟化、状態変化してもおかしくはないかもしれません。
僕のような不器用な人間でも、この方法なら無難かもしれません (13分あたり参照)
オーブンでは温度調整できていて、熱し過ぎることなく均一に温まり、良い方法と思えます。
オーブンから取り出す際にベアリングが転げ落ちています。。
食品を扱うものに、グローオイル臭いものが残る可能性はありますが・・・。
その他の方法としては
・ヒートガンで温風を当てる。 こちらのほうがガスバーナよりは均一に温まりそう。
または、温度調整できているものとしては、
・アイロンを裏返しに置き。上に乗せて、時間をかけて温めるとか。。
オーブンの例では200℃の設定で、ベアリングは簡単に転げ落ちていますね。 そもそも鉄より、アルミ合金のほうが熱膨張が大きいので、温めると隙間ができてベアリングが抜けるわけですが、では実際にどれほどの膨張差が有るのか気になったので、バックッと計算してみました。
線膨張係数
・アルミ合金 24×10^-6 /℃ (※倍の差が有るんですねー) ・炭素鋼(鉄) 12×10^-6 /℃ ・基準温度20℃ 加熱温度200℃
・ベアリング外径 φ28 熱膨張差=(24-12)*10^-6 *(200-20)*28 = 0.06mm
普通の軸と穴の差が0.02,3mmもあればスルスルの状態なので、0.06mmも隙間ができれば簡単に落ちるでしょうね。
実際には錆や、オイルからのスラッジなどで固着しているので、コンコンと衝撃が必要だったりするようです。
メーカーでも熱で抜いているという話も聞いたことがありますが、交換は2回までしかしてもらえない?と先輩から教えてもらいましたが、熱によるダメージがあるとのことなのでしょうか・。・・
55HZのリアベアリングは、取説には 25830000 と有りますが、現在は 25830010 に変わっているようです。
リテーナ(球の保持器)に樹脂製のものが採用されています。
何か理由、ノウハウが有ってのことだとおもうのですが・・・
例えば錆びてリテーナのかけらがエンジン内部で悪さしないように、とか?
型番から読み取れる仕様は
TN9
ガラス繊維強化ポリアミド6,6の車室整形保持器 許容運転温度 120℃ ? S1
使用温度限界200℃以下に寸法安定化処理された軌道輪 国産を採用せず、スイス発祥のSKFってベアリングメーカー採用って、なにかこだわりをにおわせていますね
![]() 一般的な話になりますが、ベアリングは内径、外径、厚さが同じなら、皆一緒ではなくて
微妙なオプションが色々あるようですので、純正のものはそれなりのノウハウ、経験で選定されている可能性もあります。
例えば球と内輪、外輪間のクリアランス(NTNカタログより抜粋)
SKF のカタログ
NTN のカタログ
バーナで炙って、汎用のベアリングを買って組んでも普通に回りそうでもありますが。
実際はそれほど、気にすることもないかもしれません・・・
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IRIKO7 さん G13型 goblin さん
ナイスありがとうございます
2017/2/1(水) 午前 9:00 [ itn ]