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今日はさんざんでした。
想定外の雨です。
いやいや雨の多いところですから、当然想定していなければいけません。
でも、切り立った600メートルの岩舞台からフィヨルドを見下ろすのが売りの、フィヨルドツアーに行くための街でしかないのに。
実は、高所恐怖症としては、絶対にそんな柵のない600メートルの岩舞台から下を見るなどとは、想像するだけで、気絶しそうなので、船で下から見るという軟弱者用のツアーがあるというので、それに参加するつもりでした。それも雨でキャンセルとなり、丸1日どうして暮らそうかと迷いました。
とにかく、雨ですが、街を歩いてみましょう。
ホテルの真ん前が湖になっており、そのすぐのほとりに、スタヴァンゲル大聖堂があります。
中にはいると、正面のステンドグラスが美しい。ステンドグラスは、なぜかブレやすく、撮るのが難しい。
説教台の彫刻です。これは、スコットランドから来た有名な彫刻家が彫ったものだそうです。
説教台を、1人で支えている人がいておもしろい。
説教台がこのような位置にあるのは、カソリック独特のもの。必ず高いところから神父様が説教をします。権威主義の現れだそうです。
この街は、昨日訪れたベルゲンを縮小したような街です。港の形もそっくりです。
やはり一番手前のくぼみのようなところにフィッシュマーケットがありますが、1店舗しか営業していませんでした。
裏通りは、細い迷路のような道が入り組んでおり、街の規模にしてはたくさんのお店が開店しています。
さて、美術館はありません。博物館ならあります。
疲れたので、博物館のカフェで一休み。と思ったら、人がいません。
なんとセルフサービスで、お金もお皿の中に、自分で入れる!コーヒーが見あたらないので、紅茶とケーキをいただきました。
ちょっと元気が出たところで、スタヴァンゲルの生活の歴史を見て回りました。薄暗い中に、リアルな蝋人形で展示してあり、ちょっと得意ではありません。早足で通り過ぎました。
映画コーナーでは、シロクマの映画をやっています。椅子も座り心地よさそうだったので、思わず入りました。言葉はノルウェー語でまったく分かりませんが、映像はとても楽しめます。極地に住んで、シロクマなどの動物をビデオに撮っている人のドキュメンタリーでしたが、シロクマの表情がよく捉えられており、ちょっと感動しました。
下におりると写真のような鯨の巨大な骨が展示してあります。
ノルウェーも日本と肩を並べる捕鯨国です。
レストランにも鯨のメニューが並んでいます。
さて、お昼時をちょっと過ぎた頃になったので、港に戻って、レストランに入りました。
古い感じのお店です。この町は、16世紀から大きな火事がないので、古い木造建築が残っているのだそうです。
メニューを見て、すぐに決まりました。
バカリャウがあります。
ノルウェー特産の「干しダラ」です。じゃがいも、人参、タマネギ、ニンニクなどと一緒に、水で戻した干しダラを入れて、トマト味でシチューのように煮込んである料理です。
ちょっとしょっぱいのですが、美味しい。
ちなみに、バカリャウという言葉は、ポルトガル語です。ポルトガルも干しダラの特産地で、これを輸出して繁栄したのは、ノルウェーと同じです。なぜ、ライバル国の言葉で呼んでいるのか、不思議です。
アメリカのボストンも、かつては、捕鯨と干しダラで栄えていました。ボストン郊外のケープコッドは
タラ岬でしょうか。英語ではコッドです。ポルトガルでは、今でも干しダラ専門店があり、街角では異様に生臭い匂いがしていました。一口に干しだらと言っても、干し加減、塩加減などで色々違いがあるようでした。
私がこのバカリャウを食べていると、隣の席に、ドイツからの子連れの若い夫婦がきました。ちょうど1歳ぐらいかな〜と思って聞いてみると、昨日が満1歳の誕生日だったとのこと。ザルツブルグから来ているのだそうです。昨年のドイツの旅のことを話しました。ドイツ人にしては、お父さんの方は英語が堪能でした。
さて、もうすることがなく、靴も雨がしみこんでびちょびちょでちょっと惨めな気分になり、とりあえず、ホテルに戻り、預かってもらっていたバッグから靴下を取り出して履き替えました。履き替えた瞬間はとても気持ちがよかったのですが、また靴のびちょびちょを吸い込んで、前の靴下のような感じです。
ホテルにいてもしょうがないので、早めに空港に行くことにしました。
バスは偶然、昨日空港から来るときに乗った、おばあちゃんドライバーでした。とても威勢の良いおばあちゃんです。かっこいい!
スタヴァンゲル空港では、飽きるほど椅子に座って待ちました。カフェで、オレンジのフレッシュジュースも飲みました。雑誌、新聞はすべてノルウェー語。パソコンも電源が心配で使えません。ホテルでなんとか満タンに充電しておきましたが、たぶん、オスローのホテルでは充電できないと思うので、使えません。うとうとしながら、飽きるほど待ち、やっとゲートに飛行機が到着しました。着いたエアバスからは、乗務員の交代もなく、とんぼ返りなのでしょうか?すぐに出発です。
オスロー空港に着くと、夕焼けがとてもきれいです。こんなものを眺めているのは私だけでした。
もう8時過ぎですから、みんな家路を急いでいるのでしょう。
22分で、オスロー中央駅です。夕食は、エキナカにある、中華料理店に入りました。
じつは、外国旅行をすると、必ずと言っていいほど中華料理が食べたくなります。なぜか分かりませんが。さっき、思い返していたのですが、ほとんどの国で、中華料理を食べています。
今度の上海では、逆に何料理が食べたくなるんだろう。
なるべく、メニューの中から、お国柄が出ている料理をえらぶことにしています。
シーフードと野菜の炒め物なのですが、ノルウェーならではの、サーモンが入っています。
サーモンを使った中華、ちょっと食べたことがありません。
でも、美味しい。前からあったような何気ない顔をしています。
夜だったからか、サービスをしてくれたのはノルウェー人のおじいちゃん。厨房で作ってくれたのは、中国系のおじいちゃんでした。なんとメニューには、日本語版もありました。
いよいよ、明日帰国の途につきます。
ただ、ヨーロッパは、日付変更線の関係で、2日がかりになります。
台風が通過した後に着きたいですねぇ〜
それでは、おやすみなさい。
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