東京に戻ってきた元学部長のつぶやき

スペシャルオリンピックス夏季世界大会アテネに行ってきました

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大学で授業する以外に、東京の保健センターで1歳6ヵ月児健診の発達相談や、特別支援学校や特別支援学級でのスーパーバイズ、その他講演などをやっています。
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自閉症の国際学会

ギリシャでの記事を最後まで紹介できずにいたのに、次の国際学会に突入してしまいました。
 
今回はポスター発表ということで、気が楽ではあります。
 
場所は、カターニャ。
 
ああ、森本がいる所ね。と言う人は、サッカー通でしょうか。
 
シシリーだね。と言う人は、イタリア通ですね。
 
初イタリアが、いきなりシシリー島というのもちょっと不安ですが。
 
 
 
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1992年のオランダのデン・ハーグでの第3回の学会から毎回必ずでています。
 
3年ごとなので、前回は2007年のオスローでした。
 
オーティズム・ヨーロッパ 直訳すると自閉症ヨーロッパ学会とでもいうのでしょうか。
 
でも、世界中から自閉症の研究者達が集まってきます。
 
 
 
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ローマからの便が、飛行機のトラブルで2時間も遅れ、会場に急ぎました。
 
ところが会場が分かりません。急いでいるときに限って...
 
まさか、こんな煙突の工場(正確には工場跡)が会場とは...
 
 
 
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結構、反応がよく、みんながよく見てくれていました。
 
私が近くにいると、必ず質問やコメントを言いに来てくれました。
 
ポスターの下にぶら下げておいたハンドアウトは、あっという間に売り切れ。
 
テーマは、最近の急激な自閉症の増加傾向についてです。
 
ところが、やはり、増加傾向について言及した研究、その原因について言及した研究などが目白押しでした。
 
ただ、そのほとんどが、データなしなので、私の研究には、かなりの賛同者が集まりました。
 
 
 
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私にとっての、今回の最大の目玉は、リゾラッティ教授の話を直接聞けることでした。
 
イタリアのパルマ大学の研究者で、彼のチームがサルの「ミラーニューロン」を発見し、
 
自閉症研究にも大きな影響を与えました。
 
73歳のご高齢ですが、ご自身に直接話が聞けるのはまたとないチャンスです。
 
 
 
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次は、エール大学時代からの友人、フレッド・ヴォルクマーの講演。
 
現在は、私が1年お世話になった、チャイルド・スタディー・センターの所長をになっています。
 
すっかり白髪になって、仕事もさらに忙しそうでした。
 
 
 
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シシリーともなれば、やはり南国ですね。初日は、30℃近い暑さでした。
 
街路樹のナツメヤシは、たくさん実がなっていました。
 
 
 
 
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カターニャの街は、あまりきれいな印象ではありません。
 
道路にはゴミが散らかっているし、建物のメンテナンスが行われていないので、
 
街全体が汚く見えます。エトナ火山の灰も影響しているのかもしれません。
 
 
 
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街がくすんで見える一つに、火山の溶岩を使っているのも原因だとか。
 
これまでにも、エトナ火山が何度か爆発して、そのたびにカターニャの街は破壊されたそうです。
 
新しい街を作るのに、建築資材が足りなくなり、やむなく溶岩を使ったそうです。
 
 
 
 
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あいにくの雨になりましたが、お昼休みにちょっと街を歩いてみました。
 
カターニャは、オペラ作曲家のベッリーニの出身地でもあります。
 
これは、彼の石像です。ベッリーニ劇場というのもありました。
 
街の人たちはとても気さくで、人情味あふれるのですが、同じイタリアの他の観光都市に比べると、
 
南部の街は、よく言われるように、やはり生活が貧しいのでしょうか。
今回も、庄原市での仕事に出かけました。
 
 
 
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シートベルト着用サインが消灯したら、もう横浜です。
 
インターコンチネンタルホテルが、ランドマークですね。
 
 
 
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こうやってみると、富士の裾野はひろい。
 
 
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駿河湾を望む
 
 
 
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上の方には、三浦半島、房総半島も見えます。
 
 
 
 
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大阪を過ぎると、淡路島が見えてきます。
 
大きいですね。
 
 
 
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瀬戸内海の島々と四国
 
グラデーションが素晴らしい。
 
 
 
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庄原市の仕事の後、ブログ仲間のCOMOTOさんと広島で落ち合いました。
 
愛車で、彼の自宅周辺を散策。
 
ここは、彼が気に入っているポイント。
 
 
 
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小高い山の上からの景色。海の向こうに見えるのは、宮島だそうです。
 
 
 
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夕焼けと山々の色がきれいでした。
 
 
 
 
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かねてから懸案だった、COMOTOさん行きつけの、フレンチへ。
 
本当に、隠れ家的レストラン。
 
出てくる料理は、どれも手が込んでいて、火加減もよくて美味しかった。
 
その後は、以前も連れて行ってくれた小夜曲(セレナーデ)へ。
 
COMOTOさんのクラシック仲間が集うお店。
 
驚いたのは、3年ぶり2回目だったのに、お店のママが、私の名前と職業を覚えていたこと。
 
仕事とは言え、すごい記憶力!
 

コリントス

学会の中日の午前中は、プログラムがなく、市内観光に当てられていました。
 
市内観光は、もうすでにしちゃいましたので、比較的近距離で行けそうなコリントスにいってみました。
 
 
 
 
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コリントスの街は、海に面しています。突き当たりが海で、その向こうには、対岸が見えています。
 
アテネから鉄道で西へ行ったところにあります。
 
 
 
 
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バス停がわからず、さんざん探しました。英語で書いてある部分はごくわずか。
 
とにかく英語が通じないので、田舎へ行くととても苦労します。
 
日本で、外国人が困るのがよく分かります...
 
親切なおじいさんが調べてくれて、教えてくれました。
 
おばあさんが、あたしも同じバスだから一緒に乗ればいいと行ってくれてほっとしました。
 
 
 
 
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ようやく遺跡に到着しました。
 
手前の遺跡は、王女メディアが夫に捨てられて、泣いた涙があふれて泉になったという場所。
 
ここが、王女メディアゆかりの場所なのかと思うと、
 
ギリシャ神話と現実とが結びついた感じで、不思議な感覚に襲われました。
 
 
 
 
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ドーリア式の神殿跡は、ギリシャ最古の神殿の一つといわれ、ずんぐりとした太めの柱が特徴的です。
 
 
 
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バックにそびえるのは、アクロコリントス山。
 
この山の頂上にもアクロポリスがあったとか。
 
 
 
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アゴラ(広場)の一角にあるピレーネの泉。
 
ギリシャ時代からローマ時代には、水が豊富だったことがうかがえます。
 
 
 
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ここからの出土品を展示したコリントス考古学博物館をのぞいてみました。
 
これは、巨大なモザイクです。同じパターンのものを、アテネの考古学博物館でも見ました。
 
 
 
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ギリシャのスフィンクス。アルカイック・スマイルをたたえていますね。
 
保存状態のよい、きれいなスフィンクスです。
 
 
 
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彫像の頭部。ブドウの冠をかぶっています。
 
 
コリントスは、歴史的にも重要な場所にあり、ミケーネ文明頃から栄えていたそうです。
 
ローマ時代もシーザーが街を再建したようです。
 
アテネから手軽に行ける、とてもよい場所でした。

学会

ギリシャの遺跡巡りばかりでは、まるで仕事をしていないかのようなので...
 
ちょっと学会の会場をご紹介しましょう。
 
今回の学会は、国際言語療法学会です。
 
 
 
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スペシャルオリンピックスでご一緒のNさんのポスター発表の様子です。
 
日本からもたくさんの方が参加され、日本ではなかなかお会いできない、元同僚の先生にも会えました。
 
 
 
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ポスター会場の様子です。開始2日目だったので、大盛況でした。
 
 
 
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私が口頭発表した最終日は、帰国する人、遊びに行く人などで、客足も少なくなり、
 
ちょっと寂しい会場でした。
 
 
私の発表スライドの一部をご紹介。
 
 
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スペシャルオリンピックス国内大会での聴覚障害のスクリーニングとその結果について発表しました。
 
通常の人口での難聴の発生率は、4〜5%と言われていますが、
 
世界大会での難聴発生率は平均で23%、日本の国内大会での平均は18%でした。
 
いずれにしても、知的障害者の難聴罹患率はかなり高いことを示しています。
 
これまで、知的障害のせいで理解できないと思われた部分が、
 
もしかすると、難聴のせいもあったのかもしれないのです。
 
そのためには、きちんとした聴覚検査と、補聴器の適切な使用が重要と言うことになります。
 
私の発表の座長は、ドイツでスペシャルオリンピックスのヘルシーヒアリングを担当していて、
 
数年前に共同研究したメンバーの一人、カトリン・ノイマンだったので、気分的には楽でした。

アテネの遺跡巡り

今日は、アテネの街にある遺跡を回ってみましょう。
 
 
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タベルナがたくさん集まっているカプラ地区に、ローマンアゴラという所があります。
 
ローマ時代に作られたアゴラ(市場)だそうです。
 
アゴラとは、市場とか広場という意味だそうですが、今で言えば、ダウンタウンでしょうか。
 
市場もあれば、議会もあるし、音楽堂もあったそうです。
 
 
 
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アクロポリスの丘のほど近くに、ゼウス神殿があります。
 
柱が15本しか残っていませんが、その間から、アクロポリスのパルテノン神殿が見えます。
 
 
 
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ゼウス神殿の柱頭はコリント式で、とても優美です。
 
 
 
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さて、アクロポリスの丘を登っていくと、パルテノン神殿に行き着きます。
 
パルテノン神殿は、ドーリア式だそうです。柱頭がとてもシンプルです。
 
ギリシャの遺跡は、恒常的に補修工事が行われているようです。
 
とても大きく、壮大な感じです。とても紀元前400年代に作られたとは思えません。
 
 
 
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西側の破風に残ったペディメント。 
 
パルテノン神殿は、ペルシャ戦争から始まり、1600年代のベネチア共和国との戦いなどで、
 
さんざん破壊されていったそうです。
 
 
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パルテノン神殿から下をのぞくと、ディオニソス劇場が見えます。
 
ギリシャ最古の劇場だそうですが、現存するのは、ローマ時代の大改造のものだそうです。
 
 
 
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アクロポリスの丘には、いくつかの建物があります。
 
このエレクテイオンもその一つ。 この少女の像でも有名ですね。
 
 
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エレクテイオンの柱頭を見れば、イオニア式と分かります。
 
渦巻き模様が特徴的ですね。
 
 
 
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アクロポリスの丘から、フィロパポスの丘とアテネの街並みが見えます。
 
 
 
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アクロポリスの丘の下には、古代アゴラ(ギリシャ時代)があります。
 
 
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古代アゴラは、ローマンアゴラに比べて、もっとスケールが大きく、巨大な音楽堂や神殿までありました。
 
フェファイトス神殿は、かなり小型ですが、一番保存状態がよいのだそうです。
 
 
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小型の神殿と行っても、その巨大さが伝わってくるでしょうか?
 
 
 
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アゴラの中心部にあった、一番大きな建物が音楽堂です。
 
この石像は、半身半魚のトリトンの像です。ポセイドンの子で、やはり海の神だそうです。
 
 
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これは、このトリトン像の頭部だそうです。
 
 
 
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柱廊博物館。上のトリトン像の頭部も、この柱廊に展示されていました。
 
建物の中には、古代アゴラから出土した、石像や土器などが展示されています。
 
この建物は、ギリシャで唯一、復元された建物だそうです。
 
 
 
 

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