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バスが、ターミナルに着くと、nijiさんが車で迎えに来てくれました。
ちょうどお昼時で、港付近の海鮮料理のお店に連れて行ってくれました。
私は、蟹丼を食べました。
さて、今回の旅の目的は、nijiさんと飲むこと、それから、土門拳記念館に行くこと、
おまけで、日本海を見ること。
nijiさんは、そんな私のわがままを全て聞いてくれて、連れて行ってくれました。
土門拳記念館は、かねてから行きたいと思っていたところです。
土門拳というと奈良の仏像の写真家というイメージですが、
「筑豊の子どもたち」という写真集も出しています。
筑豊の炭坑の町の子どもたちの生活を撮したものです。
私が幼少期に育った福岡の町にも炭坑があり、クラスメートの半分が炭坑関係者の子どもたち、
半分は農家の子どもたちでした。農家の子どもたちは生活が比較的よく、
炭坑の子どもたちは、とても貧しい生活をしていました。
私はそのどちらでもなく、比較的客観的に見ていました。
その時のことが、この写真集の中にダブって見えるのです。
記念館は、池があり、山があり、自然の形状をうまく生かして立てられています。
池に張り出した建物。池の水とうまく調和しています。
nijiさんは、右側の窓からの明かりがなぜ赤く見えるのか不思議がっていました。
近くに行ってみると、右側の壁がワインレッドの色でした。納得。
今回は、著名人たちの肖像を撮った「風貌」、特別展が「土門拳が好きだった仏像」でした。
奈良や京都の仏像の迫力ある写真が印象的でした。全体を写した写真等同時に、
アップで映した写真も添えてあり、独自の切り取り方に、写真の醍醐味を感じました。
nijiさんは、最近、この記念館を訪れているのですが、私におつきあいで、
同じ企画展を見に来てくれているのでした。
記念館の小さな展示室に、庭が見える場所があります。
庭に面したところは全面がガラス張りで、ちゃんと椅子も置いてあります。
実は、ここはnijiさんお気に入りの場所だそうです。
この庭は「流れ」という名前がついいます。
雪がつもって(これは庭の設計者には想定外かもしれませんが、)、おもしろい効果が出ています。
私も、とても気に入りました。
池のむこうには、鳥海山が見えます。山形には、きれいな山が多いですね。
次は、nijiさん特選の日本海を見に行きます。
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