「ブックラヴァーズ」のススメ!

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女装山脈

イメージ 1

製作ブランド:脳内彼女
あらすじ
文明の及ばぬ山間にある小さな村。
数百年前、その村では疫病で多くの若い男子が亡くなり、絶滅の危機に瀕した。
それ以来、疫神が若者の魂を持っていかないように、
男の子が女子の格好で過ごす習慣ができるようになる。
そして現代。
なおもその因習は受け継がれ、ヒロインたちは女の子として成長し、
男としての自覚を教えられず生きていた。
そんな村に迷いこんだ主人公は、ヒロイン達が初めてみる下界の男。
女の子たちも、初めて見る男に興味津々で、積極的にアピールしてきてしまう。
村の老人たちは、主人公をトンネルを通ってやってきた、
伝説の神の御使いだと信じ込んでしまい、主人公は厚遇で村に迎えられることに。
帰ろうにも、道が雨で崩れてしまい通行することが出来ない。
復旧まで一ヶ月はかかると知らされ、主人公は陸の孤島に取り残されてしまう。
村での滞在をすすめられ、ここで、女の子と結ばれて住んだらどうかと勧められる。
生来、女の子が苦手でまともに喋ることもできないシャイな主人公だが、
この村の女の子たちは不思議と自然に接することができる。
この村で嫁さんをもらって、骨を埋めるのもいいかもしれない……
しかし、それは大いなる幻想に過ぎなかったのだ。

【評価】

90点

【感想】

タイトルからシナリオには期待していなかったが、
なかなかどうして、過去から今まで村に伝わってきた女装をめぐる因習と因縁といった
神話やら民俗やらを扱った雰囲気がしっかりと描かれており、
かつヒロイン(男の娘だが)の魅力が豊かな萌えと笑いによって十分に発揮されている。
新たな試みであること、値段を考慮するならば、
ブランドの本気が表れていた秀作といって過言ではない。

贅沢を言うなら個別ルート以降、ハーレムルートにおける過程もおざなりにせず書いていてくれたら
100点を付けてもよかったくらいなのだけど、
実際、史緒・静樹・由良といい感じにテンションを上げてきたところで、
さあお楽しみのハーレムルート……と思ったらエクストラでシーン流して終わりという
このションボリ感は、値段を考慮するなら仕方がないと思っても、ちとほろ苦かった。

内容としては、この村では“男の娘でも赤ちゃんが産める”という常識がまかり通っており
ヒロインもそれを信じているからこそ、主人公に熱烈なアプローチをしてくる。
そういった因習のことを抜きにしても、この作品の“宗教的”な成分が強い。

しかしてその宗教とは――おちんちん教。(ネーミングセンスが酷い)

主人公が都会で女性から手酷い仕打ちを受け、傷心旅行の最中、村に迷い込んだこと。
村の絶滅の危機を回避するためにヒロインたちは男の娘の良さを必死にアピールしてくること。
この流れをふつうに考えれば、
主人公の思考として――女はクズだ! それに比べて……という流れになるのは必然であり、
それを画面前で分身として浴びていて、なおかつ身にひとつやふたつ覚えあるプレイヤーからすれば、
『男の娘……いいなあ』と思うのはなかなかどうして避けられない展開だったりする。

ノーマルであるはずの主人公は始めは抵抗感を見せるが、
徐々にその魅力的な肢体と与えられる快楽に翻弄され、男の娘の魅力にハマっていく。
しかもシーンにおいては積極的である男の娘も、
日常においては誰も彼もが、純粋であり天真爛漫、まさに理想的なヒロインであるから
男の娘好きを公言してはばからない自分をして、リアル世界に男の娘を求めてしまうくらい
この洗脳率の高さは凄まじいものがある。

ただ男の娘作品としては文句ないが、女装……という点ではどうなのだろう。
女装が当たり前で、男の娘として男と結ばれるべく育てられた史緒静樹に男装とのギャップを
求めるのはムチャだとしても、下界でふつうに男子として生活しているらしい由良には
このギャップを象徴とするような、口調・ビジュアルがあってもよかったのではないだろうか。

総括するなら不満点はハーレムルートのショボさ、
由良に男装バージョンそれにともなうイベントがなかったことくらいか。
それ以外の要素――シナリオ、ヒロインの魅力、
男の娘という属性を存分に発揮した卑語オンパレードのシーンのエロスっぷり、どれもこれも文句なし。
さらに個人的なポイントを挙げるなら、あまりシナリオを期待させないようなタイトルにしたのが
逆にプラスに働いている良い例の作品となっている点も述べておきたい。

属性持ちや興味がある人なら買って損はない良作だと思う。あっしとしては十分満足な一本でした。

追記:推奨攻略順序は『静樹 → 由良 → 史緒』

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