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講談社 しょたせん(1) 作者:内々けやき あらすじボーイ(ヤンキー)・ミーツ・ボーイ(ショタ)!! 今放たれる、極限のBHL(ボーイズハードラブ)コメディ 見境なく暴れまくり”狂犬”と渾名される不良少年・西尾。 荒んだ彼の心を唯一開かせた教師は……美少年(ショタ)だった!! 幅広いファン層を持つ「ショタ漫画」というジャンルに、 謎の金字塔を打ち立てるBHL(ボーイズハードラブ)コメディ!! 【感想】これは酷い。褒め言葉的な意味で(笑ショタ萌え漫画かと思いきや、ギャグ漫画だった。 しかしてその実態は西尾や汐田はいたってマジメ(なつもり)だが、 最悪な状況が周囲の強烈な誤解が生み出すBHL(ボーイズハードラブ)コメディ。 初めのうちは西尾がしょたせんこと汐田のせいで強烈な誤解を受ける被害者ともいえる感じだったが、 そのうち本人は否定していても無意識のうちに少年愛に走るガチの暴走特急へと変貌を遂げる。 というか、周囲が誤解しすぎだというのもあるんだけど、すぐに脱げるし脱がすし、 なぜかすぐに熱さとかで意識がもうろうとしたりヤバイ顔になったりするし、すぐに勃起するし。 誤解はプラスアルファで西尾の変態性はマジでヤバイレベルだと思う。 ヤンキー漫画的な要素として他校の二つ名持ちが“狂犬”西尾のもとに乗り込んでくるのだけど、 凄まじい勢いで誤解が広まっていく展開は最高の笑いポイントである。 正直「妄想たくましいな、コイツら」と思わんでもないが、 ガチで勝負を挑んでいるのに、ショタと全裸タンデムとかやらないかとか見せられた日には、 ヤンキーもただの一般人のツッコミ役に成り下がるのは仕方がないだろう。 むしろ西尾と汐田に洗脳されるヤンキーたちのほうが可愛くみえてきたのはあっしだけだろうか(笑 このままいくと別の意味で“狂犬”の名前が広まりそうなんだけど、 それこそ望むところなんだろうな、漫画的に。 なんにしてもショタというよりはウホッって感じ。 ウホッを知識として知りたいけど田亀源五郎とかディープなところまでは無理だよおおという人には これ以上に最適なテキストはないんじゃないかな。 1話が試し読みできるみたいだけど、ホント序の口なんで。 これは面白いと思ったら突貫してもいいと思う。 右肩上がりな構成できっと読後は呆然となること請け合いだ。 2度3度とイケナイと思いつつも読んで笑ってしまう。 2巻もきっとなんだかんだ言いながら手に取っちゃうんだろうな、俺(笑 |
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2011年08月01日
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小学館 脱兎リベンジ 著者:秀章 イラスト:ky あらすじ「宇宙人」と揶揄され、友達もいない内気な高校生・兎田晃吉。 軽音楽部に所属する彼の唯一の趣味はギター。 文化祭を控えるも、彼にはバンドを組む仲間もなく、 イケメン部長・志鷹の嫌がらせで練習場所もない。 そんな兎田と偶然出会い、事情と実力を知った漫研の部長・兎毛成結奈は、 彼にリベンジを遂げさせるため、なにやら妙な友達を集め始めるのだが……。 軽音部の笑われ者と、漫研の実力者、ふたりの残念な出会いが新しい才能を開花させる。 クソッタレな世界をねじ伏せろ。第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞受賞作。 【感想】タイトルにもあるような、リベンジ――“バカにしてきたヤツらを見返してやる!”という気概を前面に出した話展開の作品はあっし的には大好きで、 この作品もたぶんに漏れず大好きな作品だった。 優れた才能を持つものが必ずしも成功をつかめるわけではなく、 世界の悪意が持つものを押し潰さんと前に立ちはだかる。 人の内側は見えないから、ティーン世代は外側を主因としてスクールカーストを形成してしまう。 『本当は俺だって――』という気持ちを抱えながらも発言する勇気がなくて、 鬱々と日々を過ごしてきた人には凄く共感を得られるのではないだろうか。 こういうのは鬱積するもので、 そんな主人公が“才能はあるが、周りからは虐げられている”似たような境遇の仲間たちと出会い、 溜まったものをシャウトしていくロックな展開にはとても胸を熱くされる。 ただ、嫉妬に狂ったDQNや、尻馬に乗っかるスイーツなど質の悪い輩からの 度重なる物理的精神的妨害によって挫けそうになる主人公が、しかし最後には…… ……と読者的には期待するところなのだけど、ラスト的にはちょっとだけ足りない。 “我慢に我慢を重ねたあとのスーパーご褒美タイム”にしては、 リベンジらしく鬱積を完済してあまりあるものでなかったので、 少しカタルシス的に不完全燃焼だったのが残念だったかな。 作中にもそれらしいことが書いてあるんだけど、 リアリティを求めた結果こうなったのであれば、納得しつつも納得できないそんな複雑な気分。 勝負には負けたけど、見返すことはできたってのは確かなんですが、 主人公たちはもっと認められていいはずだからね。 とはいえ、続刊想定ありの前提ならば話は別。 伏線を匂わせるだけで回収してないものもあるし、これは是非ともシリーズとして続いて欲しい。 そして主人公や仲間たちのリベンジする姿――世界に認められた姿が見てみたい。 それに、こういう作品にとって本当に完結するとしたら、 主人公たちのことをバカにしたり見下してたヤツらも生まれ変わってくれないとね。 オススメするのは2巻を読んでからでも遅くはないでしょう。 リベンジはまだ始まったばかりなんだからねっ。たぶん。 |
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